Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
1 なんと幸いでしょう。
悪者のたくらみに耳を貸したり、
罪人といっしょになって
神のことをさげすんだりしない人は。
2 その人は、
主がお望みになることを何でも喜んで行い、
いつも、主の教えを思い巡らしては、
もっと主のみそばを歩もうと考えます。
3 その人は、川のほとりに植えられた、
季節が来ると甘い実をつける木のようです。
その葉は決して枯れず、
その人のすることは、みな栄えます。
4 しかし罪人には、逆の運命が待っています。
彼らは風に吹き飛ばされるもみがらのようで、
5 神のさばきにたえず、
神に従う人とともに立つことはできません。
6 主はご自分に従う人の行く道を、
守ってくださいますが、
神に背く者の行き着く先は滅びです。
18-19 どんなに考えてもわからないことが三つ、
いいえ四つあります。
どのようにしてわしは大空を飛び、
どのようにして蛇は岩の上をはい、
どのようにして船は海を横切る道を見つけ、
どのようにして若い二人の間に
愛情が芽生えるのでしょう。
20 わからないことがもう一つあります。
どうして悪い女は、悪いことをしながら厚かましく、
「いったい、どこがいけないの」と言えるのでしょう。
21-23 地も震えるほどいやなことが三つ、
いいえ四つあります。
奴隷が王になり、反逆者が成功し、
きらわれた女が結婚し、
女中が女主人に取って代わることです。
24-28 体は小さくても、
頭の良さでは何にも負けないものが四つあります。
力はなくても、冬の食糧を集める蟻、
弱くても、岩の間に住んで身を守る岩だぬき、
指導者がなくても、いっしょに行動するいなご、
簡単に捕まるけれど、王宮にでも住みつくやもりです。
29-31 地上に堂々としたものが三つ、いいえ四つあります。
怖いもののない百獣の王ライオン、
くじゃく、雄やぎ、軍隊を指揮する王です。
32 得意になって悪いことをするのは愚か者です。
少しは恥ずかしいと思うべきです。
33 クリームをかきまぜるとバターができ、
鼻をなぐられると血が出るように、
人を怒らせると争いが起きます。
25 愛する皆さん。この神の真理を知っていただきたいのです。そうすれば、高ぶったり、自慢したりすることもないでしょう。確かに今、ユダヤ人のある者はこの救いの真理に反対していますが、そのような状態が続くのは、あなたがた外国人のうち、救いを願う者がすべてキリストのもとに来るまでの間にすぎません。 26 その時が来れば、イスラエルはみな救われます。このことについて、預言者は何と言っているでしょう。
「一人の救い手がシオンから出て、
ユダヤ人をあらゆる不敬虔から立ち返らせる。
27 その時わたしは、
約束どおり、彼らの罪を取り除く。」(イザヤ59・20-21)
28 今のところ、ユダヤ人の多くは福音に敵対し、それを憎んでいます。しかし、そのことはかえって、あなたがたには益となりました。というのは、神がその救いの賜物をあなたがた外国人に与えてくださることになったからです。しかし彼らユダヤ人は、神がアブラハム、イサク、ヤコブにお与えになった約束のゆえに、今でも愛されているのです。 29 神の賜物と招きは決して取り消されないからです。 30 あなたがたは以前は神に逆らっていましたが、ユダヤ人が神の賜物を拒んだので、代わりに神のあわれみを受けることになりました。 31 そして今、ユダヤ人は神に逆らっていますが、いつの日か彼らもまた、あなたがたの受けている慈しみとあわれみを共に受けるようになるのです。 32 なぜなら、神はすべての人を同じようにあわれもうとして、すべての人が不従順の罪に落ちるままにされたからです。
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