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Revised Common Lectionary (Semicontinuous)

Daily Bible readings that follow the church liturgical year, with sequential stories told across multiple weeks.
Duration: 1245 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
箴言 知恵の泉 22:1-2

22 富よりも名誉を大事にしなさい。
金や銀で名声は買えません。
金持ちも貧しい人も、神の前では同じです。
すべての人を主が造ったからです。

箴言 知恵の泉 22:8-9

悪い支配者は必ず災いに会い、権力を失います。
親切な人は貧しい人に食べ物を分けて喜ばれます。

箴言 知恵の泉 22:22-23

22-23 貧しい人や病人のものを横取りしてはいけません。
神が見ています。
そんなことをする者は必ず罰せられます。

詩篇 125

125 主を信頼する人は、シオンの山のように、
どのような状況でも動じません。
エルサレムがその周囲の山々に守られているように、
主もご自分の民を取り囲んで、守ってくださいます。
神を信じて従っている人々を悪者どもが支配し、
悪事を押しつけるようなことが
あってはならないからです。
ああ主よ、心のまっすぐな
正しい人々を恵んでください。
そして、悪者どもは、処刑場へ連れ去ってください。
イスラエルに平和がありますように。

ヤコブの手紙 2:1-10

えこひいきはいけない

愛する皆さん。人をえこひいきし、相手が金持ちか貧しいかによって態度を変えていながら、どうして臆面もなく、「私は主イエス・キリストを信じています」などと言えるでしょう。 たとえば教会に、金の指輪をはめたりっぱな身なりの金持ちと、みすぼらしい身なりの貧しい人が入って来たとします。 その時、金持ちには気を遣い、「こちらの良い席へどうぞ」と言って案内し、貧しい人には、「そこで立っているか、床にでも座っていなさい」と言ったとしたら、どうでしょう。 そのような態度は、クリスチャンとしての信仰を根本から疑わせるもので、悪い考えで人を差別し、さばいている証拠です。

皆さん、よく聞いてください。神は貧しい人を選んで、豊かな信仰を持つ者としてくださいました。神の国は、そういう人のものです。神の国は、神を愛する者に約束されたものだからです。 それなのに、あなたがたは貧しい人を軽蔑したのです。あなたがたをひどい目に会わせ、裁判所に訴えるのは、裕福な人たちではありませんか。 また、あなたがたが仕えるイエス・キリストの尊い御名をあざ笑うのも、彼らではありませんか。 あなたがたがほんとうに、「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」レビ19・18という最高の律法を守っているならりっぱなことです。 しかし、もし人をえこひいきしているなら、あなたがたは罪を犯していることになります。 10 律法全体を注意深く守っていても、一点ででもつまずけば、その人はすべてを破った者となるのです。

ヤコブの手紙 2:11-13

11 なぜなら、「他人の妻と通じてはならない」出エジプト20・14と言われた神は、「殺してはならない」出エジプト20・13とも求められるのです。ですから、性的な罪を犯さなくても、だれかを殺せば律法の違反者になります。そして、罪ある者として神の前に立たせられます。

12 あなたがたは、キリストの命令を守る者にふさわしく語り、行動しなさい。 13 思いやりのない人には、思いやりのないさばきが下ります。しかし、あわれみ深い人には、神のあわれみがあるのです。

ヤコブの手紙 2:14-17

本物の信仰は行いを伴う

14 愛する皆さん。自分には信仰があると言っても、それを行動で表さなかったら、どうしてその信仰を実証できるでしょう。そのような信仰が、人を救うことができるでしょうか。 15 あなたがたの仲間に、着る物もなく、その日の食べ物にも事欠いている人がいて、 16 その人に、「それはお困りですね。でも神様が祝福してくださいますよ。暖かくして、お腹いっぱい食べてください」と言うだけで、必要なものを何もあげないなら、何の役に立つでしょう。 17 このように、信仰に行いが伴わなければ、その信仰は死んだも同然です。

マルコの福音書 7:24-37

広まるイエスのうわさ

24 イエスはガリラヤを去り、ツロとシドンの地方に行かれました。人目を避けて旅していましたが、いつものように、イエス来訪のニュースは、あっという間に広がってしまいました。

25 自分の小さな娘が悪霊につかれて困っていた母親が、うわさを聞いて駆けつけました。彼女はイエスの前にひれ伏すと、 26 娘から悪霊を追い出してくださいと懇願しました。実は、この女はスロ・フェニキヤ人で、ユダヤ人から見れば、軽蔑すべき「外国人」でした。

27 イエスは女に言われました。「わたしはまず、同胞のユダヤ人を助けなければなりません。子どもたちのパンを取り上げて、小犬に与えるのはよくないことです。」

28 「おっしゃるとおりでございます。でも先生、食卓の下の小犬だって、子どもたちのパンくずは食べるではありませんか。」

29 この答えにイエスは感心しました。「実に見上げたものです。さあ、安心して家にお帰りなさい。悪霊はもう、娘さんから出て行きました。」

30 女が家に戻ってみると、娘は静かに床に横たわっており、すでに悪霊は出たあとでした。

31 イエスはツロをあとにし、シドンからデカポリス地方を通って、ガリラヤ湖畔にお帰りになりました。 32 その時、人々が、耳も聞こえず、口もきけない男をイエスのところに連れて来て、「どうぞ、手を置いて治してやってください」と頼みました。

33 イエスはその男を群衆の中から連れ出し、自分の指を彼の両耳に差し入れ、それからつばをして、彼の舌にさわられました。 34 そして、天を見上げてふっと息をつき、「開け」とお命じになりました。 35 するとどうでしょう。男の耳は聞こえるようになり、舌のもつれもとけて、はっきり話せるようになったではありませんか。

36 イエスは群衆に、うわさを広めないようにと堅く口止めされましたが、そう言われれば言われるほど、人々はかえって言い広めました。 37 イエスのなさったことにあきれ驚いたからです。人々は、「ああ、なんてすばらしいことをなさるお方だろう。耳が聞こえず、口もきけない人さえお治しになった!」と言い合いました。

Japanese Living Bible (JLB)

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