Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
1 なんと幸いでしょう。
悪者のたくらみに耳を貸したり、
罪人といっしょになって
神のことをさげすんだりしない人は。
2 その人は、
主がお望みになることを何でも喜んで行い、
いつも、主の教えを思い巡らしては、
もっと主のみそばを歩もうと考えます。
3 その人は、川のほとりに植えられた、
季節が来ると甘い実をつける木のようです。
その葉は決して枯れず、
その人のすることは、みな栄えます。
4 しかし罪人には、逆の運命が待っています。
彼らは風に吹き飛ばされるもみがらのようで、
5 神のさばきにたえず、
神に従う人とともに立つことはできません。
6 主はご自分に従う人の行く道を、
守ってくださいますが、
神に背く者の行き着く先は滅びです。
アグルのことば
30 次に挙げるのは、マサの人(アラビヤ半島の中央部以東に住む、イシュマエルの子孫)でヤケの子アグルが、イティエルとウカルに教えたことです。
2 私は疲れ果て、今にも死にそうです。
そのうえ、人間の資格さえないような愚か者です。
3 神はもとより、
人間というものがわかりません。
それがわかるのは神だけです。
4 神のほかにだれが、
天と地の間を上り下りしたでしょう。
だれが風や海を思いのまま造り、治めているでしょう。
神のほかにだれが、世界を造ったというのでしょう。
いるとしたら、どこのだれで、
子どもは何という名前ですか。
5 神のことばはすべて真実で、
神は頼ってくる者をみな守ってくださいます。
6 だから、神の言うことに何かを付け加えて、
うそをついたと言われないようにしなさい。
7 ああ、神よ。最後の二つの願いを聞いてください。
8 私が決してうそをつきませんように。
それから、私を特に貧乏にも金持ちにもせず、
ただ生きるのにどうしても必要なものだけを
与えてください。
9 ぜいたくに慣れすぎて主を忘れたり、
貧しさのあまり盗みを働いて
神の名を汚したりしたくないのです。
10 主人にしもべの悪口を言ってはいけません。
そんなことをすれば恨まれるだけです。
単純しかもすばらしい教え
2 愛する皆さん。私が初めて皆さんのところへ行った時、神のことばを伝えるのに、難しいことば遣いをしたり、高度な理論をふりまわしたりはしませんでした。 2 イエス・キリストと、その十字架上の死以外は語るまいと決心したからです。 3 私は弱々しく、おずおずと震えおののきながら、あなたがたのところへ行きました。 4 また私の説教も、説得力ある雄弁なことばや人間的な知恵にはほど遠く、単純そのものでした。しかし、そのことばには神の力があって、聞く人々は、それが神からのことばだとわかったのです。 5 私がそうしたのは、あなたがたの信仰が、人間のすぐれた思想にではなく、神に根ざしてほしかったからです。
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