Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
掟は不自由、イエスは自由
5 キリストが私たちに自由をくれるからこそ、私たちはその自由を楽しめる。今のままで居続けなさい!再びあなた達を奴隷にしようと誰からも強いられることがないよう気を付けていなさい。
13 教会のみんな!神があなた達を自由にするために選んだのだ!だから、その自由を楽しみなさい!しかし、その自由を自己中心的な欲望を満たす言い訳にしないように。愛をもって互いに仕えるための自由なのだから! 14 なぜなら、全ての掟はこの一文に集約されているからだ。「自分を愛するように、他の人を愛しなさい」——【レビ記19:18より引用】
15 しかし、互いに愛し合わず、分裂をもたらし合っているのなら、気を付けなさい!さもないと完全な共倒れに終わるだろう。
過ちと神の性質
16 だからこそ、あなた達にこう言う。聖霊に導かれなさい!そうすれば欲にかられたり、人間の弱さに付け込まれて悪いことをしないですむからだ。 17 人間の弱さにあるこの「欲」 と、聖霊がしたいと思うこの「思い」はお互いにぶつかり合っている。そう!この2つの思いは戦い合っているのだ。ということは、あなた達は勝手に自分の思うがままに行動することは許されていないということだ。 18 しかし、あなた達が聖霊に導かれているのであれば、掟の支配下にいないということになる。
19 ところが生まれながらの自己中心的な性質、すなわち人間の弱さに従っているなら、あなた達の人生には次のような結果が生まれる。汚れた思い、性的な過ち、自分を恥じるような行為 20 偶像礼拝、占いや心霊術、憎しみ、争い、嫉妬心、怒り、自己中、派閥などの分裂、 21 ねたみ、酒に溺れる事、どんちゃん騒ぎ、そんなあらゆる種類のものだ・・・
前にも言ったが、今一度警告しよう。そんな生活を続ける者は神の王国 の一部にはなれない。 22 しかし、聖霊があなたの人生を導くなら、このような果実を得ることが出来る。それは愛、喜び、平安、忍耐、親切、善意、忠実、 23 優しさ、自制。このようなものに反対する掟はない。 24 要するに、イエス・キリストに繋がっている人々というのは、人間の弱さを十字架にかけたということだ。以前あった自己中心的な思いや、悪い行いをしたいと思う欲に別れを告げたということだ。 25 私たちは新しい人生を聖霊の導きによって得ることが出来るのだ。だから、これからもそれに従って進んで行くべきだ。
都市サマリア
51 イエスが去り天に帰る時は近づいていた・・・イエスはエルサレムに行く決断をした。 52 イエスは先に使者を送り出し、都市サマリアのある町でイエスを迎えるための準備をさせた。 53 しかし、イエスたちがエルサレムに向かっていると知っていたサマリアに住む人々は、彼らを町には歓迎しなかった。 54 兄ヤコブと弟ヨハネはこの様子を見て言った。「師匠、俺らが天から火を呼びよせて、やつらを焼き殺してやろうか!」
55 しかし、イエスは振り返って彼らを叱った。 56 そこで、イエスと弟子たちは他の町に向かった。
イエスについて行く
(マタイ8:19-22)
57 一行が神殿の都エルサレムへ向かっていた時のこと・・・ある人がイエスに言った。「私は、あなたが行くところなら、どこへだってついていきます!」
58 イエスは答えた。「キツネには住む穴があり、鳥には巣がある。だが人の子には、横になる場所もない」
59 イエスは別の男に言った。「俺についてこい!」だが、男は言った。「師匠、まず父を埋葬しに行かせてください!」
60 だが、イエスが彼に言った。「死人のことは死人に任せておけば良い。お前は外に出ていき神の王国を伝えなければならない!」
61 また、他の男が言った。「師匠、あなたについていきます!でも、まず家族にお別れを言いに行かせてください」
62 イエスが言った。「畑を耕し始めたにもかかわらず、振り返って後ろを見る者は誰であれ神の王国への準備ができていない!」
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