Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
75 神よ。心から感謝します。
このすばらしい奇跡の数々は、
私たちをお心にかけてくださっていた証拠です。
2 すると、主の御声がしました。
「そうだ、その時がくれば、悪者には罰を下そう。
3 地が揺れ動き、人々が大混乱に巻き込まれても、
地の柱は揺るがない。
それは、わたしが据えつけたものだからだ。
4 わたしは思い上がった者に、謙遜になるよう警告した。
悪者には、横柄な態度を捨て、
5 強情で高慢な生き方もやめよと言った。」
6-7 神のお力添えがあってこそ、
誉れも権力も手にすることができるのです。
神は、思いのままに人を栄えさせたり、
低くさせたりなさいます。
8 主の手には、熟成した白ぶどう酒のグラスがあり、
このさばきの杯を、悪者たちは
最後の一滴まで飲みほさなければなりません。
9 一方、私は、神を永久にほめたたえます。
10 神は、「悪者の力は打ち砕こう。
しかし、正しい者の力は増し加えよう」と言われます。
41 おまえは糸とつり針で巨獣をつり上げたり、
舌に輪縄をかけたりすることができるか。
2 鼻に綱を通して、つなぎ止めたり、
あごを大釘で刺し通したりできるか。
3 巨獣は、やめてくれと哀願したり、
おまえの機嫌をとろうとしたりするだろうか。
4 いつまでもおまえの奴隷になることを
承知するだろうか。
5 小鳥のように飼いならしたり、
幼い娘の遊び相手として与えたりできようか。
6 漁師仲間はそれを魚屋に売るだろうか。
7 その皮を投げ槍で傷つけたり、
頭にもりを打ち込んだりできようか。
8 頭に手を乗せようものなら、
そのあとに起きる恐ろしい格闘のことが
いつまでも頭にこびりつき、
もう二度と手出ししなくなる。
9 生け捕りにすることなど、もってのほかで、
考えただけでぞっとする。
10 それを怒らせるほど勇気のある者はいない。
まして、それを征服するなど大それた話だ。
誰ひとりその前に立ちはだかることができない。
だとしたら、だれがわたしの前に立てようか。
11 わたしはだれにも借りがない。
天の下にあるものはみな、わたしのものだからだ。
確かな神の約束
13 アブラハムに与えられた約束を覚えていますか。神は、自分以上にすぐれた存在はありえないので、ご自分の名を指して誓われました。 14 幾度もアブラハムを祝福し、多くの子孫を与え、偉大な国民の父とすると言われたのです。 15 そこでアブラハムは、その約束を忍耐して待ち望み、ついに約束のものを手にしました。
16 人は何かを約束する時、それを必ず実行する意志と、万一破った時にはどんな罰をも受ける覚悟を示すために、自分よりもすぐれた者の名にかけて誓います。いったん誓ってしまえば、もうだれも、何も言うことはできません。 17 そういうわけで、神からの助けを約束された人たちがその約束の絶対的な確かさを知り、神の計画が変わらないことを確信するために、神も誓いによって約束の確かさを保証されたのです。
18 神は、約束と誓いの両方を与えてくださいました。神は偽りを言われることがありません。そのため、救いを求めて神のもとに逃れて来る人たちは、確かな保証をいただいて、新たな勇気を奮い起こすことができます。そして、神の救いの約束を、少しの疑いもなく確信できるのです。 19 自分は必ず救われるという確かな望みは、私たちのたましいにとって、信頼できる不動の錨です。この望みこそ、神聖な幕の内側(天にある神の住まい)におられる神と私たちを結び合わせるものです。 20 キリストは、私たちに先立ってそこに入られました。そこで、メルキゼデクの位を持つ大祭司として、私たちのためにとりなしていてくださるのです。
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