Revised Common Lectionary (Complementary)
70 ああ神よ、お救いください。
急いで手を差し伸べてください。
2-3 私のいのちをねらう者どもが、
傷を負わせて楽しんでいるのです。
彼らが、おじ惑いますように。
恥をかかせてやってください。
私がいつまでも、
さげすまれることがないようにしてください。
4 しかし、神にお従いする者には喜びを下さい。
あなたの救いを喜ぶ者には、
「なんとすばらしい神でしょう」と叫ばせてください。
5 私は今、困り果てています。急いでください。
あなたしか助けてくださる方はいないのです。
主よ、さあ早く来てください。
イスラエルのさばきの証人
3 聞きなさい。これがあなたがたの運命です。エジプトから連れ出したイスラエルとユダの全家族に、主はこう言います。
2 「地上のすべての民の中から、あなたがただけを選んだ。
それだけに、その罪を罰しないわけにはいかない。
3 罪がわたしたちの間にあるのに、
どうして肩を並べて歩けるだろうか。
4 わたしは理由もなく、
ライオンのようにほえているのではない。
実は、あなたがたを滅ぼす準備をしている。
幼いライオンでも、うなり声を上げるのは、
えさに飛びかかる前だ。
5 罠は、踏みつけなければパチンと閉じたりしない。
あなたがたは当然の刑罰を受ける。
6 警告の角笛が鳴っている。
聞け。そして恐れよ。
主であるわたしが
あなたがたの地に災いを下そうとしているからだ。
7 わたしはいつも、
事が起こる前に預言者をとおして警告する。
今もそうしている。」
8 ライオンがうなり声を上げました。
恐れ、わななきなさい。
神である主の宣告が聞こえます。
それを宣言することをことわろうとは思いません。
9 「アシュドデとエジプトの指導者たちを
共に呼び寄せて、こう言え。
『さあ、サマリヤの山々に陣取って、
イスラエルの恥ずべき罪悪の現状を見届けよ。』
10 わたしの民は、正しいことを行うとはどういうことか
忘れてしまった」
と主は言います。
「彼らの宮殿は、
盗んだり奪い取ったりした物でいっぱいだ。
11 それゆえ、敵が来て、彼らは取り囲まれ、
とりでを破壊され、宮殿も略奪される。」
12 主は言います。
「羊飼いは羊をライオンから救い出そうとしたが、
間に合わなかった。
ライオンの口から、
二本の足と耳の一部をもぎ取っただけだった。
サマリヤのイスラエル人が
最後に助け出されるときもそうなる。
彼らに残っているのは、
壊れかかった椅子とぼろぼろの枕だけだ。」
人間を殺す四人の悪霊
13 第六の天使がラッパを吹き鳴らしました。すると、神の王座の前にある金の祭壇の四すみから、声が響いてきました。 14 その声が、第六の天使に命じました。「大ユーフラテス川のほとりにつながれている、四人の強い悪霊を解き放ちなさい。」 15 この悪霊は、定められた年、月、日、時が来るまでつながれていたのでした。そして今や、人類の三分の一を殺すために解き放たれたのです。 16 彼らは、総勢二億もの大軍団を率いていました。私はその数を聞きました。 17-18 私は幻の中で、彼らが馬に乗って出て来る有様を見ました。兵士たちの胸当ては、火のような赤色や、空色や、黄色でした。馬の頭はライオンの頭そっくりで、その口から吐き出される煙と火と燃える硫黄とで、人類の三分の一は殺されてしまいました。 19 人間を殺す武器は、その口だけでなく、尾にもありました。尾は蛇の頭に似ており、それで打たれると、人間は致命傷を負うのです。 20 これらの災害に会っても生き残った人々は、それでも神を礼拝しようとはしないで、悪霊や、金、銀、銅、石、木で造られた、見ることも、聞くことも、歩くこともできない偶像を拝み続けました。 21 また彼らは、殺人や魔術、不道徳、盗みを改めようとしませんでした。
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