Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
11 私は主に信頼しています。
なぜ、あなたたちは臆面もなく、
「身の安全のため山へ逃げろ」と言うのですか。
2 悪者どもは弓を張り、弦に矢をつがえ、
神の民を射ようと待ち伏せています。
3 「法も秩序もなくなった。
正しい者は逃げるしかない」と人々は言います。
4 しかし、主は依然として聖なる宮に住み、
天からすべてを支配しておられます。
地上での出来事をことごとく監視しておられます。
5 主は正しい者と悪者とをふるいにかけ、
暴虐を好む者を憎みます。
6 悪者の上に火と硫黄の雨を降らせ、
燃える風で彼らをあぶります。
7 主は正しく、正義を愛します。
信仰の直ぐな者は、その御顔を拝することができるでしょう。
神殿の建設
6 ソロモン王が神殿の建設にかかったのは、即位後四年目の春のことでした。イスラエルの民が奴隷となっていたエジプトを出てから四百八十年後のことです。 2 神殿は、長さ六十キュビト(二十六・四メートル)、幅二十キュビト(八・八メートル)、高さ三十キュビト(十三・二メートル)。 3 正面の玄関は、幅二十キュビト、長さ十キュビトで、 4 全体に小さな窓が取りつけてありました。 5 神殿の壁の周囲には脇屋が作られました。 6 この脇屋は三階建てで、一階の幅は五キュビト、二階は幅六キュビト、三階は幅七キュビトありました。神殿の壁の外側に段を作り、その上にはりを置いて、脇屋と神殿をつなぎました。こうして、はりを神殿の壁に差し込まないようにしたのです。
7 神殿を建てるのに使った石は、石切り場で仕上げたものばかりでした。そのため、建築現場では、工事中も槌や斧、そのほかの道具を使う音はいっさい聞こえませんでした。
8 脇屋の一階に通じる入口は、神殿の右側にありました。二階に上るらせん階段があり、さらに、二階から三階に上るようになっていました。 9 神殿の完成が近づくと、王は、はりや柱はもちろんのこと、内部を杉材で覆って仕上げました。 10 先ほど説明したように、神殿の両側に脇屋がありましたが、それは杉材で神殿の壁に固定してありました。脇屋の各階の高さは五キュビトでした。
11-12 主は建築中の神殿について、次のようにソロモンに語りました。「わたしが言うとおりにし、わたしの命令を忠実に守るなら、あなたの父ダビデに約束したことを実行しよう。 13 わたしはイスラエルの民とともに住み、決して彼らを捨てない。」
14 そしてついに、ソロモンは神殿を完成しました。
21 心から愛する信仰の友、主の仕事のための忠実な協力者テキコが、あなたがたに私の近況を残らず知らせてくれるでしょう。 22 テキコをそちらへ送るのは、私たちの様子を知ってもらい、それを励みにしてほしいからです。
23 どうか、クリスチャンの皆さんに、父なる神と主イエス・キリストからくる、信仰による平安と愛とが注がれますように。 24 どうか、神の恵みと祝福が、主イエス・キリストを心から愛する、すべての人にありますように。
パウロ
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