Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
84 天の軍勢の主よ。
あなたの神殿は、なんと美しいことでしょう。
2 この神殿の内庭に入り、
生ける神のおそば近くに出ることを、
私は夢にまで見ているのです。
3 雀やつばめでさえ、
祭壇のまわりに巣を作らせてもらい、
ひなを育てています。
天の軍勢の主、私の王、私の神よ。
4 神殿に住み、いつもあなたを賛美できる人は、
なんと幸せなことでしょう。
5 主の力を頂き、あなたに従って歩むことを
ほかの何より願う人は幸いです。
6 そのような人にとっては、
涙の谷も、祝福のわき出る泉となるでしょう。
7 彼らはいよいよ溌剌として
シオンに向かい、一人一人呼ばれて、
神にお会いすることを許されるのです。
8 ああ天の軍勢の神である主よ、
私の祈りを聞いてください。
9 私たちを守る盾であられる神よ、
あなたが油を注いでお立てになった
王をあわれんでください。
10 あなたの神殿で過ごす一日は、
ほかで過ごす千日よりもすばらしいのです。
悪の宮殿に住むよりは、
神の家の門番になりたいと思います。
11 神である主は、私たちの光であり、
守り手であるからです。
主は恵みと栄光を下さる方であり、
ご自分の道を歩む者に、
良いものを下さらないことがありません。
12 天の軍勢の神に信頼する人は幸いです。
ダリヨス王の返答
6 ダリヨス王は、文書が保管してあるバビロンのあらゆる書庫を調べさせました。 2 その結果、メディヤ州のアフメタ城内で記録が発見されました。それには、こう記されていたのです。
3 「クロス王の治世の元年に、エルサレムの神殿に関する命令が出された。かつてユダヤ人がいけにえをささげていたその神殿を再建し、基礎をしっかり築き直すようにというものである。神殿の高さは六十キュビト(二十六・四メートル)、幅も六十キュビトである。 4 土台は巨大な石の層三段、最上層は木材を用いること。経費はすべて王が負担する。 5 ネブカデネザルが持って来た金銀の祭具はエルサレムに戻し、元どおり神殿に安置すること。」
6 そこでダリヨス王は、総督タテナイ、シェタル・ボズナイはじめ、ユーフラテス川西方の高官たちに、次のような手紙を送りました。
「神殿工事を中止させてはならない。元どおりに再建させなさい。 7 ユダヤ人の総督と工事責任者たちの妨害をしてはならない。 8 むしろ、あなたがたの領地で徴収される税から、遅滞なく費用を支払うよう命じる。 9 エルサレムの祭司たちのためには、焼き尽くすいけにえに使う若い雄牛、雄羊、子羊を調達してやること。また、小麦、ぶどう酒、塩、オリーブ油も毎日怠りなく与えること。 10 そうして、彼らが天の神の喜ぶ供え物をささげられるようにして、私やわが子のために祈るようにさせよ。 11 この命令を少しでも変えようとする者があれば、その家から梁を引き抜き、その者をかける絞首台とし、その家を取りつぶす。 12 エルサレムの町をお選びになった神は、もしこの命令を破り、神殿を破壊しようとする王がいれば、その国を滅ぼさずにはおかない。私は命じる。万全の注意を払って、この命令を守るようにせよ。」
神殿の完成と過越の祭り
13 総督タテナイ、シェタル・ボズナイたちは、直ちにダリヨス王の命令に従いました。
14 ユダヤ人指導者たちは預言者ハガイやゼカリヤの語ることばに大いに励まされて工事を続けました。神の命令と、ペルシヤ王クロス、ダリヨス、アルタシャスタの布告どおり、ついに神殿が完成しました。 15 それは、ダリヨス王の第六年、第十二の月の三日でした。
16 祭司、レビ人をはじめ、すべての者が神殿の奉献を祝いました。
15 エルサレムに着くと、イエスは宮に入り、境内で商売をしていた者たちを追い出しにかかって、両替人の机や、鳩を売っていた者たちの台をひっくり返されました。 16 また、いろいろな荷物を持って境内を通り抜けることも、お許しになりませんでした。
17 そういう人たちに、イエスは、このように言われました。「聖書には、『わたしの家は、世界中の人たちの祈りの場所と呼ばれる』(イザヤ56・7)と書いてあるではありませんか。それなのに、あなたがたはここを強盗の巣にしてしまったのです。」
18 こうしたイエスの言動を耳にした祭司長やユダヤ人の指導者たちは、どうすれば首尾よくイエスを始末できるかと、相談を始めました。人々がみなイエスの教えに夢中になっていたので、へたに動いて暴動でも起きたら、それこそ一大事と考えたからです。
19 その夕方、いつものようにイエスと弟子たちはエルサレムを出ました。
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