Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
8 ああ私たちの主よ。
御名の威厳と栄光は全地に満ち、
天にみなぎっています。
2 あなたは幼子たちに、
あなたを真心からほめたたえよと教えられました。
その子どもたちの姿に、
敵が恥じ入って、口をつぐみますように。
3 夜空を仰いで、
あなたが造られた月や星を眺めると、
4 なぜ、取るに足りないちっぽけな人間を
心に留め、目をかけてくださるのか不思議です。
5 ところがあなたは、
御使いにほんの少し及ばないだけの者として
人を造り、栄光と誉れの冠を与えられました。
6 あなたは、お造りになった万物を、
人の手にゆだねられ、
いっさいのものは人の支配下にあります。
7 牛も羊も、また野獣も、
8 鳥、魚、すべての海の生物も。
9 私たちの主よ。
御名の威厳と栄光は全地に満ちています。
ミデヤンへ逃亡するモーセ
11 やがて、モーセはりっぱに成人しました。ある日、彼が同胞のヘブル人を訪ねた時、そこで目にしたのは、あまりにもひどい苦役でした。エジプト人が一人のヘブル人をなぐっているのを見て、同胞の苦しみを知ったモーセの血が騒ぎました。自分と同じヘブル人が痛めつけられているのを見過ごしにできませんでした。 12 急いであたりを見回し、だれも見ていないのを確かめると、そのエジプト人を殺して砂の中に隠しました。
13 次の日もまたヘブル人を訪ねましたが、今度はヘブル人同士がけんかをしていました。「同じヘブル人なのに仲間をなぐるとは、いったいどういうつもりだ。」モーセは悪いほうの男を責めました。
14 すると男は、「何だと? よけいなお世話だ。だいたい、そういうおまえこそ何者だ。まるで王様か裁判官みたいな口をきくじゃないか。昨日のエジプト人だけでは足りず、おれまで殺そうというのか」と言いました。あんなに用心したのに、昨日したことがばれていたのです。モーセは非常に不安になりました。 15 そして、心配したとおり、エジプト人殺害の話は王の耳にも達していたのです。王は、「直ちにモーセを捕らえ、処刑せよ」と命じました。窮地に立たされたモーセは、ミデヤン(アラビヤ半島の北西部、アカバ湾東沿岸)の地へ逃げて行きました。
モーセが井戸のかたわらに座っていると、
33 ああ、なんとすばらしい神を、私たちは信じていることでしょう。その知恵と知識と富は、なんと豊かなことでしょう。神のなされる方法を理解することなど、とうていできません。 34 いったいだれが、主のお心を知ることができますか。だれが、主のご計画の相談に加わるほどの知識を持っていますか。 35 また、いったいだれが、主から報いがいただけるほど十分に主にささげましたか。 36 というのは、すべてのものは神から出て、神に生かされ、神の栄光のために存在しているからです。どうか、この神に栄光がとこしえにありますように。
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