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Revised Common Lectionary (Semicontinuous)

Daily Bible readings that follow the church liturgical year, with sequential stories told across multiple weeks.
Duration: 1245 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 28

28 ああ主よ、どうかお助けください。
あなたは安全を守る私の岩です。
あなたに顔をそむけられたら、
いっさいをあきらめ、死ぬしかありません。
主よ。私は両手を差し伸べ、
主が助けてくださることをひたすら願っているのです。
どうか、私の叫びを聞いてください。
隣人に愛想をふりまきながら、
心の中ではひそかに相手を殺そうと企む
悪者どもといっしょに、私を罰しないでください。
彼らに見合う罰が下りますように。
その悪事の大きさにしたがって罰を重くし、
すべてのしわざに報いてください。
彼らは神のことになど無関心で、
神が何をなさろうとおかまいなしです。
ですから、古い建物のように神の手で取りこわされ、
二度と建て直されません。

訴えを取り上げてくださった主をほめたたえます。
主は私の力、あらゆる危険から身を守る盾です。
私の信頼に答えて、神は助けてくださいました。
心にわき上がる喜びは、賛美の歌となってあふれます。
神はご自分の民を守り、
油を注がれた王に勝利をもたらしてくださいます。
主よ、あなたの民を守ってください。
主に選ばれた者を守り、祝福してください。
羊飼いとなって、いつまでも彼らを
抱きかかえて運んでください。

創世記 40

夢を解き明かすヨセフ

40 1-3 その後、王宮の料理長とぶどう酒の毒味役とが、王のきげんをそこねて、監獄に入れられました。それはポティファルの邸内にある、ヨセフが入っているあの監獄です。 しばらくの間、二人はそこに閉じ込められていました。ポティファルはヨセフに、彼らの世話をするよう命じました。

ある夜、二人は夢を見ました。 翌朝ヨセフが行くと、二人とも元気がなく、うなだれています。

「どうなさったのです。何か心配事でも?」

「実はゆうべ二人とも夢を見てね、その意味がさっぱりわからないので、困っていたのだ。」

「夢を解釈するのは神様です。で、どんな夢ですか? よろしければお聞かせください。」

9-10 ぶどう酒の毒味役が、先に話し始めました。「私の夢はこうだ。目の前にぶどうの木があって、見ると枝が三本ある。それにつぼみができ、花が咲き、実がなった。 11 私は片手に王様のワイングラスを持っていたので、その中にぶどうの汁を絞り出し、王様にささげると、それを飲んでくださった、という夢だよ。」

12 「その夢の意味はこうですよ。ぶどうの三本の枝は三日間という意味です。 13 三日したら、王様はあなたを監獄から出し、前と同じ、ぶどう酒の毒味役に取り立ててくださいます。 14 その時は、私のことも思い出してください。再び王様のお気に入りになられるのですから、私の身の上をじきじきに話し、ここから出られるようお口添えください。 15 私はもともとヘブル人ですが、さらわれてここに来たのです。そして、無実の罪で投獄されてしまったのです。」

16 最初の夢の解き明かしがよかったのを見て、料理長は期待しながら自分の夢を話し始めました。「私の夢では、自分の頭にパンかごを三つ載せていた。 17 一番上のかごは、王様の召し上がるパンやケーキ類でいっぱいだった。ところが鳥が来て、片っぱしから食べてしまったのだ。」

18-19 「三つのかごは、やはり三日間のことです。ただ、あとがいけません。三日後、あなたは死刑になります。枝につるされ、あなたの肉は鳥がついばむでしょう。」

20 三日後はファラオの誕生日でした。それで、王宮の役人や使用人たちをみな招いて、宴会が開かれました。その時、王が使いをやって、ぶどう酒の毒味役と料理長を呼んだので、二人は監獄から出され、王のところへ連れて来られました。 21 王は、毒味役を前と同じ仕事に戻したのですが、 22 料理長のほうは死刑にして木につるすよう命じました。ヨセフの言ったとおりでした。 23 ところが、毒味役はあまりにうれしくて、ヨセフのことを思い出さず、王に口添えすることをすっかり忘れてしまいました。

マタイの福音書 8:23-27

23 それから、イエスと弟子たちの一行は舟に乗り込み、湖を渡り始めました。 24 すると突然、激しい嵐になりました。舟は今にも、山のような大波にのまれそうです。ところが、イエスはぐっすり眠っておられました。

25 弟子たちはあわてて、イエスを揺り起こし、「主よ。お助けください。舟が沈みそうです」と叫びました。

26 するとイエスは、「そんなにこわがるとは、それでも神を信じているのですか」と答えると、ゆっくり立ち上がり、風と波をおしかりになりました。するとどうでしょう。嵐はぴたりとやみ、大なぎになったではありませんか。 27 弟子たちは恐ろしさのあまり、その場に座り込み、「なんというお方だろう。風や湖までが従うとは」と、ささやき合いました。

Japanese Living Bible (JLB)

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