Revised Common Lectionary (Complementary)
23 主は私の羊飼いですから、
必要なものはみな与えてくださいます。
2-3 主は私を豊かな牧草地にいこわせ、
ゆるやかな流れのほとりに導いて行かれます。
主は傷ついたこの身を生き返らせ、
主の栄光を現すことができるよう、
私を助けてくださいます。
4 たとえ、死の暗い谷間を通ることがあっても、
恐れません。
主がすぐそばにいて、
私の行く道をいつもお守りくださるからです。
5 主は私の敵の前で、
私のためにすばらしい食卓を備え、
大切な客としてもてなしてくださいます。
それは、あふれるほどの祝福です。
6 生きている限り、主の恵みといつくしみが、
私を追ってきます。
やがて、私は主の家に帰り、
いつまでもあなたとともに暮らすことでしょう。
エレミヤの不満
12 神よ。これまでどんな問題にも、
あなたはいつも正義をもって答えてくださいました。
しかし今度は論じ合いたいのです。
どうして、悪人がこんなに栄えているのですか。
どうして、心の曲がった者が
こんなにも幸福なのですか。
2 神が彼らを植えると、彼らは根を張り、
その事業は発展します。
大きな利益をあげ、大金持ちになります。
彼らは、口では「神様、ありがとうございます」
と言いますが、心の中では舌を出しているのです。
3 私の心をご存じである主よ。
あなたは私がどんなにあなたを慕っているか、ご存じです。
神よ、どうか彼らを、哀れな羊のように、
ほふり場に引いて行ってください。
ああ神よ、彼らをさばいてください。
4 あなたのものであるこの地を、
いつまで彼らのなすままにされるのですか。
野の草でさえ、彼らの悪事のためにうめき、
泣いています。
野獣や鳥は姿を消し、地は荒れ果てました。
それでもなお人々は、
「神がわれわれをさばくはずがない。
われわれは全く安全だ」と言います。
5 主は私に、こう答えました。
「もしおまえが、このアナトテの住民のような、
ただの人間と競走して息を切らせるとしたら、
どうして、馬や王、その家来、悪い祭司を相手に
競争できるだろうか。
平地でつまずき、倒れるとしたら、
ヨルダンの密林ではどうなるのか。
6 兄弟や家族でさえ、おまえに背いたのだ。
彼らは暴徒を呼んで、おまえに乱暴しようとした。
だから、彼らがどんなに愛想よく話しかけてきても、
信じてはならない。」
7 主は、続けて言いました。
「わたしは、わたしの相続財産である民を見限った。
一番愛している者たちを、敵の手に渡した。
8 わたしの民は、密林のライオンのように、
わたしに向かってうなり声を上げた。
そのため、わたしは彼らを、
憎んでいる者のように扱った。
9 わたしの民は倒れた。
わたしは、はげたかと野獣の群れに、
その死体の肉を食べさせる。」
10 多くの外国の支配者が来て、私のぶどう園を荒らし、
木を踏みにじり、
美しい地所を草木の生えない荒野にしました。
11 彼らはそこを人の住まない地としました。
泣いている悲しげな声が聞こえます。
全地は荒れ果てているのに、
誰ひとり心に留めようとしません。
12 あらゆるものを破壊する軍隊が、全地を荒らします。
主の剣が国の端から端まで暴れ回るので、
だれも逃げることができません。
13 小麦をまいても、刈り取るのはいばらです。
どんなに汗水流して働いても、
何の足しにもなりません。
ただ恥を刈り取るだけです。
主の激しい怒りが注がれるからです。
35 ほどなくエリコという町に近づくと、盲人が一人、道ばたに座り込み、通りがかりの人に物ごいをしていました。 36 大ぜいの人があわただしく通り過ぎ、あたりの様子がざわついてきたので、いったいどうしたのかと思った盲人は、そばにいた人をつかまえて尋ねました。 37 すると、ナザレのイエスがお通りになると言います。 38 盲人は、この時とばかり大声で訴えました。「イエス様! ダビデ王の子よ! どうぞ、私にあわれみを!」 39 イエスの前を進んで来た人たちが黙らせようとしましたが、そうすればするほど、ますます大声で叫び立てます。「ダビデ王の子よ! あわれみを!」 40 その時、イエスは足を止め、「あの人を連れて来なさい」と言われました。 41 それから、彼にお尋ねになりました。「わたしにどうしてほしいのですか。」「主よ。見えるようになりたいのです!」 42 「さあ、見えるようになりなさい。あなたの信仰があなたを治したのです。」 43 その瞬間、彼の目は見えるようになりました。そして、心から神をほめたたえながら、イエスについて行きました。この出来事を見ていた人たちもみな、神を賛美しました。
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