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M’Cheyne Bible Reading Plan

The classic M'Cheyne plan--read the Old Testament, New Testament, and Psalms or Gospels every day.
Duration: 365 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
出エジプト記 36

36 1-2 ほかにも、才能に恵まれた技術者がたくさんいる。二人を中心にみなで力を合わせ、調度品を作り上げてほしい。」

ベツァルエルとオホリアブをはじめ、この仕事に参加したいと思った者たち全員に、モーセは仕事を始めるよう命じました。 そして、人々がささげた材料を彼らに渡しました。しかしそのあとも、新しい材料が毎朝ささげられました。 4-7 あまりに多くて、もうとても、現場ではさばききれません。彼らは仕事を中断し、モーセに実情を報告しました。「材料があまりにたくさん集まりすぎて、使いきれないくらいです。」そこでモーセは野営地中に、これ以上奉納する必要はないと伝えさせたので、ようやく人々は持って来るのをやめました。

8-9 腕のいい織物師たちが、まず上等の細い撚り糸で織った亜麻布で幕を十枚作り、青、紫、緋色の撚り糸でケルビム(天使の像)を織り出しました。幕の大きさは長さが二十八キュビト(十二メートル)、幅が四キュビトで、 10 これを五枚ずつつなぎ合わせ、長い布を二枚作りました。 11-12 次に、それぞれの端に青いひもでループを五十ずつ作り、対になるようにしました。 13 ループをつなぎ合わせる留め金を五十個作り、二枚の長い布を一枚にして、天幕ができ上がりました。

14-15 布の上には、二番目の覆いとして、やぎの毛皮で作った十一枚の幕を使いました。それぞれ長さ三十キュビト(十三メートル)、幅四キュビトのものです。 16 ベツァルエルはこの五枚をつなぎ合わせて一枚の長い幕とし、残りの六枚も別の長い幕としました。 17 次に、それぞれのへりに沿ってループを五十ずつ作り、 18 五十個の小さな青銅の留め金でつなぎ、二枚の幕をぴったりつなぎ合わせました。

19 屋根の外側にかぶせる覆いは、赤く染めた雄羊のなめし皮とじゅごん(海に住む哺乳動物)の皮で作りました。

20 天幕の側面にするために、まっすぐ立ったわく組みをアカシヤ材で作りました。 21 一枚の板は高さ十キュビト(四・四メートル)、幅一キュビト半です。 22 それぞれの板には二個のほぞをつけて、隣の板にはめ込みます。 23 南側に板が二十枚、 24 下の部分は銀の土台四十個にさし込みます。一枚の板に二個ずつの土台とほぞを使って、しっかり固定しました。 25-26 北側にも板が二十枚、それぞれに二個ずつ、全部で四十個の銀の土台を作りました。 27 西側、つまり天幕のうしろ側は板六枚と、 28 両隅に一枚ずつの板を置きました。 29 この二枚はそれぞれ下を重ね、上を環でつなぎます。 30 ですから西側には、全部で板が八枚、それぞれの下に二個ずつ、計十六個の銀の土台があることになります。

31-32 次にベツァルエルは、わく組みの板をしっかりつなぎ合わせるために、アカシヤ材で横木を作りました。天幕の三方に五本ずつの横木です。 33 五本のうち真ん中の横木は、板のほぼ中央を端から端まで通っています。 34 板と横木にはすべて金をかぶせ、木を通す環は純金で作りました。

35 天幕内を仕切る垂れ幕は、青、紫、緋色の撚り糸で亜麻布を織り、ケルビムを織り出しました。 36 幕は、アカシヤ材の四本の柱に金のかぎを四つ取りつけ、そこから垂らしました。柱には金をかぶせ、四個の銀の土台にはめ込んでありました。

37 次に幕屋の入口用の垂れ幕を作りました。目のつまった亜麻布に青、紫、緋色の刺しゅうをしたものです。 38 垂れ幕は五個のかぎで取りつけ、柱の頭部と環に金をかぶせました。土台は青銅で五個作りました。

ヨハネの福音書 15

すばらしい実を結ぶために

15 わたしはまことのぶどうの木、わたしの父はぶどう園の農夫です。 父は、実のならない枝をみな切り落とし、実のなる枝はもっとたくさんなるように、余分な枝を整理なさるのです。 父は、すでにあなたがたの枝を整理し、きれいに手入れをすまされたのです。 ですから、わたしのうちに生きるよう心がけなさい。またわたしが、あなたがたのうちに生きられるようにしなさい。枝は幹につながっていなければ、実を結べないでしょう。同じようにあなたがたも、わたしから離れたら、実を結ぶことはできません。 わたしはぶどうの木で、あなたがたはその枝です。人がわたしのうちに生き、わたしもその人のうちに生きているなら、その人は多くの実を結びます。わたしを離れては何もできません。 わたしから離れる者はだれでも、役に立たない枝のように投げ捨てられ、枯れてしまいます。最後には、ほかの枝といっしょに積み上げられ、焼かれてしまうのです。 しかし、もしわたしのうちにとどまり、わたしの命令に従うなら、何でもほしいものを求めなさい。きっとかなえられます。 わたしのほんとうの弟子となり、多くの実を結ぶことによって、父が大いにほめたたえられるのです。 父がわたしを愛してくださったように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛のうちに生きなさい。 10 わたしの戒めを守るなら、わたしの愛のうちに生き続けます。わたしが父の戒めを守り、父の愛のうちに生きているのと同じです。 11 このことを話したのは、わたしのうちにあふれる喜びを共に味わいたいからです。

12 わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。これがわたしの教えです。 13 愛は何によって測ることができるでしょう。友のためにいのちを投げ出すこと、これより大きな愛はありません。 14 わたしの命令に従う人は、わたしの友です。 15 あなたがたはもう使用人ではありません。今からは、わたしの友です。主人は使用人に秘密を打ち明けたりはしません。しかし、わたしは父から聞いたことをみな、あなたがたに話しました。 16 あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選んだのです。そして任命しました。だから、あなたがたは行って、いつまでも残るすばらしい実を結びます。また、わたしの名前によって父に求めるものは、何でもいただけるのです。 17 もう一度言います。互いに愛し合いなさい。

18 あなたがたは、世の人にひどく憎まれます。だが忘れてはいけません。あなたがたより先に、わたしが憎まれたのです。 19 あなたがたが世の人と同じであったら、世もあなたがたを愛したでしょう。だが、そうではありません。わたしがあなたがたを選び、世から連れ出したのです。だから、世はあなたがたを憎むのです。 20 『使用人は主人より偉くはない』と言ったのを覚えているでしょう。わたしを迫害した人々があなたがたを迫害しても、何の不思議があるでしょう。ごく当然のことです。わたしの言うことを聞く人なら、あなたがたの言うことも聞くはずです。 21 しかし世の人は、わたしの弟子だというだけであなたがたを迫害します。わたしをお遣わしになった神を全く知らないからです。 22 わたしが来なくて、何も話さなかったのであれば、彼らは罪を問われなかったでしょう。しかし今はもう、罪の言いわけは許されません。 23 だれでもわたしを憎む者は、わたしの父をも憎むのです。 24 わたしがあれほどのわざを行わなかったのなら、彼らは罪に定められることもなかったでしょう。けれども、わたしのわざをはっきり見たにもかかわらず、わたしとわたしの父を憎んだのです。

25 こうして、『彼らは理由もなしにわたしを憎んだ』詩篇35・1969・4というメシヤについての預言は、そのとおり実現しました。 26 わたしはあなたがたに、助け手、すなわち、すべての真理の根源である聖霊を遣わしましょう。その方は、父のもとから来て、わたしのことを語ってくださいます。 27 あなたがたもまた、わたしのことをすべての人に語らなければなりません。初めからわたしといっしょにいたからです。

箴言 知恵の泉 12

12 人の言うことを聞く気がある人は、
知識を得ることができます。
叱責に耳をふさぐ者は愚か者です。
主は正しい人を祝福し、悪人を罰します。
悪いことをして成功する者はいません。
成功するのは正しい人だけです。
良い妻は夫の誇り。
悪い妻は夫に肩身のせまい思いをさせ、
事ごとに足を引っ張ります。
正しい人の考えは正直一筋ですが、
悪人はうそと偽りでこり固まっています。
悪人は人を責め、神を恐れる人は人をかばいます。
悪人の家は必ず滅び、
正しい人の家は最後まで存続します。
見識のある人は、だれからも称賛され、
ひねくれ者はみんなに軽蔑されます。
高慢で働きもせず、食べるにも事欠くより、
目立たない仕事でもまじめに働き、
食にありつくほうがまさっています。
10 正しい人は自分の家畜にまで細かく気を配ります。
しかし神を恐れない人は、
うわべは親切そうでも思いやりがありません。
11 こつこつ働けば生活は楽になります。
怠けて遊んでいるのは愚か者だけです。
12 曲がった者は仲間の分け前まで欲しがり、
正しい人は自分の物をなげうってでも人を助けます。
13 うそをつくとあとで苦しみますが、
正直者にはそんな心配はありません。
14 ほんとうのことを言う人も、
こつこつ働く人も必ず報われます。
15 愚か者は忠告を無視し、
知恵ある人は人のことばに耳を傾けます。
16 愚か者はすぐ怒り、
知恵ある人は侮辱されても冷静です。
17 正しい人かどうかは正直さでわかり、
不誠実な人はうそと欺きでわかります。
18 批評好きは人を傷つけますが、
知恵ある人のことばは慰め、いやします。
19 真実はいつまでも変わらず、
うそで塗り固めたものはすぐにはがれ落ちます。
20 悪いことを企む者は、
人をだますことで頭がいっぱいです。
しかし、良いことをする人は、
いつも喜びに満たされています。
21 正しい人はどんな災いにも会わず、
悪者には苦しみがつきまといます。
22 主は約束を守る人を愛しますが、
約束を破る人はきらいです。
23 知恵ある人は知っていても黙っていますが、
愚か者は言いふらして、愚かさをさらけ出します。
24 勤勉な人は指導者になり、
怠け者はいつまでたっても成功しません。
25 どんなに沈んでいる人も、
励ましのひと言で心が軽くなります。
26 正しい人は友の助言を求めますが、
悪者は軽率に突き進んで失敗します。
27 無精者は、捕らえた獲物を料理するのも面倒がります。
しかし勤勉な人は、見つけた物は少しもむだにせず、
うまく利用します。
28 神を信じる人はいのちの道を歩いているので、
死を恐れることがありません。

エペソ人への手紙 5

神を喜ばせるために

子どもが、かわいがってくれる父親を見ならうように、何をするにも神を模範としなさい。 思いやりに満ちあふれた者となりなさい。キリストの愛は、あなたがたの罪を取り除くために、ご自身をいけにえとして神にささげるほど深かったのです。このキリストの愛の香ばしいかおりを、神はお喜びになったのです。

あなたがたの間に、性的な罪やふしだらな行い、貪欲があってはなりません。そんなことで、だれからも非難されないようにしなさい。 みだらな会話や下品な冗談は、あなたがたにふさわしくありません。むしろ、互いに神の恵みを心にとめて、感謝しなさい。 もうよくご存じと思いますが、キリストと神との国に、汚れた人や貪欲な人は入ることができません。貪欲な人は偶像礼拝者であって、神よりもこの世のものを愛して拝んでいるのです。

これらの罪の言いわけをする者たちに、だまされてはなりません。神の恐ろしい怒りは、こういう行いをする者に容赦なく下るのです。 ですから、彼らとのつき合いすら禁じます。 あなたがたの心は以前は暗闇におおわれていましたが、今は主にあって光にあふれています。そのことを態度で示しなさい。 内面がこの光で輝いているのですから、良いこと、正しいこと、真実なことだけを行うべきです。 10 日々、主に喜ばれることは何かを、わきまえ知りなさい。 11 邪悪で無益な快楽に身を任せてはいけません。むしろそれを非難し、明るみに出しなさい。 12 神を敬わない者たちが暗闇でふけっている快楽は、口にするのも恥ずかしいことです。 13 しかし、あなたがたがそれを明るみに出す時、光がその罪を照らし出して正体をあばきます。その醜さに気づいて、そのうちの何人かは光の子どもとなるでしょう。 14 だから、聖書にこう言われているのです。

「眠っている者よ。目を覚ませ。
死者の中から起き上がれ。
そうすれば、キリストがあなたを照らされる。」イザヤ26・19

15-16 ですから、自分の行動によくよく注意しなさい。今は困難な時代です。愚か者にならないで、賢くなりなさい。あらゆる機会を十分に生かして、正しい行いをしなさい。 17 軽率に行動せず、主が望んでおられることを実行しなさい。 18 酒を飲みすぎてはいけません。そこには多くの悪が潜んでいるからです。むしろ、御霊に満たされ、支配していただきなさい。 19 聖なる歌をうたい、心の中で主に向かって賛美しながら、互いに主について語り合いなさい。 20 いつも、あらゆることを、主イエス・キリストの名によって、父なる神に感謝しなさい。

幸福な家庭をつくるには

21 互いに従順になって、キリストをたたえなさい。

22 妻は、主に従うように夫に従いなさい。 23 なぜなら、キリストの体である教会がキリストにゆだねられているように、妻は夫にゆだねられているからです。 24 そういうわけですから、妻は、教会がキリストに従うように、どんなことでも喜んで夫に従わなければなりません。 25 また夫は、教会のためにいのちを捨てるほどの愛を示されたキリストにならって、妻を愛しなさい。 26 キリストがそうなさったのは、バプテスマ(洗礼)と神のことばで教会を洗いきよめ、きよく、汚れのないものとするためでした。 27 こうして、一点のしみも、しわも、何の傷もない、きよく完全な栄光の教会として迎え入れようとされたのです。 28 これこそ、夫が妻に対してとるべき態度です。つまり、夫は妻を、自分の体の一部のように愛さなければなりません。二人は一体なのですから、夫が妻を愛する時、自分自身を愛しているのです。 29-30 自分の体を憎む者はいません。愛し、いたわります。それは、キリストが自分の体である教会をそうされたのと同じです。私たちは、その体の各部分なのです。 31 夫と妻が一体であることは、聖書もはっきり証言しています。「人は結婚する時、父母のもとを離れなければならない。それは、完全に結びついて、二人が一心同体となるためである。」創世2・24 32 これには深い理解が必要ですが、私たちがキリストの体の各部分であることを説明するには適切な例です。

33 そこで、もう一度言います。夫は妻を、自分の体の一部のように愛しなさい。そして妻は、夫を心から尊敬し、従いなさい。

Japanese Living Bible (JLB)

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