Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
138 主よ。
私は心の底から感謝し、
御使いたちの前でほめたたえます。
2 礼拝するたびにあなたの宮に向かい、
そのすべての恵みと真実を思い起こして
感謝をささげます。
あなたは、ご自身の名にかけて、
約束を守るお方ですから。
3 あなたは必ず私の祈りに答えて、力を与え、
励ましてくださいます。
4 主よ。
この世の王はみな御声を聞き、感謝をささげます。
5 彼らは、栄光に輝く主の道をたたえて歌います。
ご栄光の偉大さに圧倒されるからです。
6 この上なく偉大な主は、
謙遜な人を重んじ、高慢な人を寄せつけません。
7 たとえ、四方八方を苦しみに取り巻かれても、
私は無事に救い出していただけます。
怒り狂った敵には、
あなたのこぶしが振り下ろされるのです。
8 私のためのご計画は、次々に実現していきます。
主の恵みは絶えることがないからです。
どうか、私を置き去りにしないでください。
私はあなたの手で造られた者ですから。
モーセの後継者ヨシュア
12 またある日、主はモーセに言いました。「アバリム山に登り、川向こうの、わたしが与えると約束した土地を見渡しなさい。 13 そのあと、あなたは兄のアロンと同じように天に移される。 14 ツィンの荒野で、わたしの命令に従わなかったからだ。人々が水が欲しいと騒いだ時、わたしは岩に命じて水を出すよう言ったのに、そのとおりにしなかった。そうして、彼らの前で、わたしが聖なる者であることを示さなかった。」それは、ツィンの荒野にあるカデシュでのメリバの水の事件のことでした。
15 モーセは主に言いました。 16 「すべての人間の心を支配なさる神、主よ。死ぬ前にお願いがあります。私が死んだら、だれが民を指導するのでしょう。 17 戦いを指揮し、民を守る指導者を選んでください。どうか、主が特別に目をかけてくださるこの民を、飼い主のない羊のようにしないでください。」
18 「では、ヌンの子ヨシュアを呼びに行きなさい。ヨシュアは神の知恵と力を持っている。 19 彼を祭司エルアザルのところへ連れて行き、全国民の前で指導者に任命しなさい。 20 あなたの権威を正式に譲り渡し、すべての民が彼に従うようにするのだ。 21 わたしの指示が必要になったら、彼は祭司エルアザルに相談する。エルアザルがウリム(神意を伺う一種のくじ)を使って聞けば、わたしは答えよう。それを、エルアザルはヨシュアと民に知らせる。このようにして、わたしはこれからもイスラエルを導こう。」
22 モーセは言われたとおり、ヨシュアを祭司エルアザルのもとに連れて行きました。そして人々の前で、 23 ヨシュアの頭に手を置き、新しい指導者に任命しました。
26 エルサレムに着いたパウロは、弟子たちの仲間に加わろうとしましたが、だれもパウロを仲間だとは信じられず、恐れるばかりでした。 27 しかし、バルナバは違いました。パウロを使徒たちのところへ連れて行き、一部始終を彼らに説明しました。パウロがダマスコに向かう途中で主にお会いしたこと、また、主がパウロに語られたことばや、ダマスコでパウロが、イエスの名によって力強い説教をしたことなどを。
28 それで使徒たちも、ようやくパウロを受け入れました。それからは、パウロはいつもクリスチャンと行動を共にし、主の名によって大胆に語りました。 29 また、ギリシヤ語を話すユダヤ人と意見を戦わせることもありました。ところが、彼らの中には、パウロのいのちをねらう者たちがいました。 30 それと知った信者たちは、パウロを故郷のタルソへ帰そうということになり、カイザリヤまで同行して見送りました。
31 こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤのすべてで守られ、どんどん増え広がっていきました。そして、心から主を恐れつつ、聖霊に励まされて前進し続けました。
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