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Revised Common Lectionary (Semicontinuous)

Daily Bible readings that follow the church liturgical year, with sequential stories told across multiple weeks.
Duration: 1245 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 53

53 「神などいない」と言うのは愚か者です。
心がひねくれていて、
うしろ暗い生活を送っている証拠です。
その人のいのちは罪にむしばまれています。
神は天から全人類を見下ろして、
だれか一人でも、正しいことを行い、
心から神を求める者がいないかと、
探しておられます。

しかし、神に背いていない人間などいません。
人々は罪にまみれ、芯まで腐りきっています。
正しい者は一人もいません。
どうしてこんなことになったのでしょう。
彼らはわからないのでしょうか。
彼らはパンのように、わたしの民を食いちぎり、
神に立ち返ろうとしないからです。
しかし、そのうち、
かつてないほどの恐怖に取りつかれます。
神は、このような敵どもを見捨て、
その骨をばらまかれます。

ああ、今、神がシオンからおいでになって、
イスラエルを救ってくださいますように。
主ご自身が人々を元どおりにされるとき、
人々は再び幸せになれるのです。

サムエル記Ⅰ 15:10-23

10 その時、主はサムエルに語りかけました。 11 「わたしはサウルを王に立てたことを悔いる。二度までもわたしに逆らった。」サムエルはそのことばに激しく動揺し、夜通し主に叫び続けました。

12 翌朝早く、彼がサウルに会いに出かけようとした時、「サウル王はカルメル山へ行って自分のために記念碑を建て、それからギルガルへ引き返した」と告げる者がありました。 13 ようやくサムエルが捜し当てると、サウルは上機嫌であいさつしてきました。「これは、ようこそ。ご安心ください。主のご命令をすべて守りました。」

14 「なに? では、この聞こえてくる、メエメエ、モウモウという鳴き声はいったい何だ。」

15 「特上の羊や牛を殺してしまうのはもったいないと考え、あなたの神、主にささげるために連れて来たのです。ほかのものはいっさい殺しました。」

16 「黙りなさい! 昨夜、主が何とおっしゃったか教えよう。」

「何とおっしゃったのですか?」

17 「サウル。自分では取るに足りない者でいるつもりかもしれないが、いやしくもあなたは、イスラエルの王に任命された者ではないか。 18 主に何と命じられたか、忘れてはいないだろう。『罪人アマレクのすべてを滅ぼし尽くせ』と言われたのではなかったか。 19 それなのに、どうして従わなかったのだ。なぜ戦利品に飛びついて、主の命令に背いたのだ。」

20 「私としては、お従いしたつもりです。命令どおりにいたしました。アガグ王は連れて来ましたが、ほかのアマレク人は全員殺しました。 21 たまたまいた羊や牛や戦利品の最上のものを取り分け、主にいけにえとしてささげようとしたのは、民が言いだしたことです。」

22 サムエルは言いました。「主は、いくら焼き尽くすいけにえやその他のいけにえをささげたとしても、あなたが従順でなければ、少しもお喜びにはならない。従順は、いけにえよりはるかに尊いのだ。主は、あなたが雄羊の脂肪をささげるよりも、主の御声に耳を傾けるほうをお喜びになる。 23 反逆は占いの罪に等しく、不従順は偶像礼拝に等しい罪なのだ。もはや主のおことばを無視したからには、主もあなたを王位から退けることだろう。」

ヨハネの黙示録 21:22-22:5

22 それにしても、都には、どこにも神殿が見あたらないのです。というのも、全能の神である主と小羊とを、都のどこででも、自由に礼拝できるからです。 23 都には、太陽も月もいりません。神と小羊との栄光が、明るく照らしているからです。 24 その光は全世界に及ぶのです。世界中の支配者たちが、それぞれの栄光を携えてやって来ます。

25 都の門は決して閉じられず、一日中、開かれたままです。ここには夜がないからです。 26 あらゆる国の栄光と誉れが、都に運ばれて来ます。 27 汚れた者は入ることができません。偶像礼拝をする者、偽りを言う者は、一人たりとも入ることができません。小羊のいのちの書に名前が記されている人々だけが、ここに入ることができるのです。

いのちの水の川

22 それから天使は、いのちの水の川を見せてくれました。それは水晶のように透き通り、神と小羊との王座から流れ出て、 都の大通りの中央を貫いていました。川の両岸には、十二種の実をつける、いのちの木が生えていました。その木には、それぞれひと月ごとに実がなりました。その葉は、世界中の病気に効く薬草として使われました。

都の中に、のろわれたものは何一つありません。神と小羊との王座があって、神に仕える者たちが礼拝しています。 彼らは、神と顔を合わせることができます。またその額には、神の名が書き込まれています。

都には夜がありません。ですから、明かりも太陽もいりません。神である主が、光そのものだからです。人々は永遠に支配し続けるのです。

Japanese Living Bible (JLB)

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