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M’Cheyne Bible Reading Plan

The classic M'Cheyne plan--read the Old Testament, New Testament, and Psalms or Gospels every day.
Duration: 365 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
レビ記 25

安息の年とヨベルの年

25 1-2 モーセがまだシナイ山にいる間に、主は次のような人々への指示を彼に与えました。「わたしが与えようとしている国に着いたら、七年に一度は土地を休ませなさい。 六年間は畑に種をまき、ぶどう園の手入れをして収穫を上げるがいい。 だが七年目は休耕して、主の前に土地を休ませなさい。種をまいたり、ぶどう園の手入れをしたりしてはならない。 手入れもしないのに自然に生えた実やぶどうを収穫するのも許されない。土地を休ませる年だからだ。 6-7 その年に育った実は収穫はできないが、必要な分だけなら、だれが取ってもかまわない。あなたがたはもちろん、使用人、奴隷、あなたのもとにいる外国人も含まれる。家畜や野生動物にも自由に食べさせなさい。

さらに五十年目を特別な年、ヨベルの年とする。 その年の全国民の罪を償う日に、ラッパを国中に高く鳴り響かせなさい。 10 五十年目は聖なる負債免除の年である。負債のある者は、公私の別なく負債はすべて帳消しにされる。また、人手に渡った財産も戻ってくる。

11 種まきも、刈り入れもしてはならない。なんと恵まれた年だろう。 12 聖なる五十年祭だ。その年は、野に自然に育ったものを食べなさい。

13 ヨベルの年には、だれもが元の財産を取り戻す。売ったものでも再び自分のものとなる。 14-16 だから、それまでの四十九年間に土地を売買する場合は、ヨベルの年までの年数によって公正な値段をつけなさい。残りの年数が長ければ値段は高くなり、短ければ安くなる。つまり、土地を返すまで何回収穫できるかによって値段を決めるのだ。

17-18 神を恐れなさい。不当に高い値段をつけてはならない。わたしは主である。約束の国で安全に暮らしたければ、わたしのおきてに従いなさい。 19 そうすれば豊作に恵まれ、不自由なく安全に暮らせる。 20 『七年目は作物を作れないのなら、いったい何を食べたらいいのか』と言うのか。 21-22 心配はいらない。六年目を豊作にし、たっぷり三年分の収穫を上げさせよう。

23 土地はわたしのものだから、それを永久に売り渡してはならない。あなたがたは任されている者にすぎないのだから。 24 土地を売るときは、いつでも買い戻せることを条件にしなければならない。 25 生活に困り、土地を手放さなければならなくなったときは、近親者が買い戻してかまわない。 26-27 そのとき買い戻す者がいなくても、金ができしだい、売った本人が、ヨベルの年までの収穫の回数に見合う値段でいつでも買い戻せる。買い主は代金を受け取り、土地を返さなければならない。 28 元の持ち主が買い戻せないときは、ヨベルの年まで買い主のものとなる。ヨベルの年になったら当然返さなければならない。

29 もし、城壁で囲まれた町の中にある家を売る場合は、一年間は買い戻す権利がある。 30 一年以内に買い戻せないときは、永久に新しい所有者のものとなる。ヨベルの年にも返す必要はない。 31 城壁で囲まれていない村にある家は、畑地と同じようにいつでも買い戻すことができ、ヨベルの年には元の持ち主に返される。

32 ただし、レビ人の町の家の場合は、城壁に囲まれた町であっても、レビ人はいつでも買い戻せるし、 33 ヨベルの年には彼らに返さなければならない。レビ人はほかの部族のように農地はもらえず、それぞれの町にある家と、その回りの畑しか持っていないからだ。 34 レビ人は、町の周囲の公用地を売ってはならない。そこは彼らの永久の所有地だからである。

35 同胞のイスラエル人が生活に困ったら、助ける責任がある。客として家に招き、 36 いっしょに住まわせなさい。神を恐れなさい。金を貸すなら無利子で貸しなさい。 37 決して利息を取ってはならない。必要なものは買い与えなさい。困っている人を利用して、もうけようとしてはならない。 38 わたしは、あなたがたをエジプトから救い出してカナンの地を与える、あなたがたの神、主である。

39 同胞のイスラエル人が生活に困って身売りしても、奴隷のように扱ってはならない。 40 使用人か客のように扱いなさい。その者が仕えるのはヨベルの年までだ。 41 その時が来れば、子どもたちといっしょに家族のところへ戻り、財産も取り戻せる。 42 わたしは、あなたがたをエジプトから救い出した神であり、あなたがたはみな、わたしのしもべである。奴隷のように売られることも、 43 手荒く扱われることもあってはならない。神を恐れなさい。

44 周辺の国の外国人なら、奴隷として買ってもかまわない。 45 また、イスラエル生まれの外国人の子どもも、奴隷として買うことができる。 46 生涯奴隷として使い、子孫に譲り渡してもよい。ただし、同胞のイスラエル人を、そのように扱ってはならない。

47 生活に困ったイスラエル人が、富裕な在留外国人やその家族に身売りした場合は、 48-49 兄弟か、おじか、いとこ、あるいは親せきの者ならだれにでも買い戻してもらえる。金ができれば、自分で自分を買い戻すこともできる。 50 自由の身となる代価は、ヨベルの年までの残りの年数によって決める。 51 まだかなり間があるときは、身売りした時に受け取った額を払いなさい。 52 何年もたってヨベルの年まで残り少なくなっている場合は、それに見合うだけ払えばよい。 53 イスラエル人が外国人に身売りした場合、買った外国人は、奴隷だからといって酷使してはならない。年ごとに雇われる使用人並みに扱いなさい。 54 たとえ買い戻せない場合でも、ヨベルの年がくれば子どもたちといっしょに自由の身となる。 55 イスラエル人は、わたしがこの手でエジプトから救い出した、わたしのしもべだからだ。

詩篇 32

32 1-2 罪を赦された人は、どれほど幸せなことでしょう。
罪がすっかり消された喜びは、
どれほど大きいことでしょう。
罪を告白し、その記録を消し去ってもらった人は、
どれほど解放感を味わうことでしょう。

私には、罪を認めたくない時がありました。
しかし、私はかえってみじめになり、
くる日もくる日も挫折感にとらわれて過ごしました。
神の御手が、いつも重くのしかかっていました。
私の力は、強烈な日ざしの照りつける
水たまりのように干上がりました。
とうとう私は、自分の罪を
神の前にさらけ出さざるをえませんでした。
「何もかも主にお話ししよう」と決心したのです。
すると、あなたは赦してくださいました。
私の罪は跡形もなく消えたのです。
私は神を信じる人々に、
自分の罪に気づいたら、まだ赦される間に
神に告白しなさいと、大声で忠告します。
そうすれば、その人はさばきを免れるのです。

この人生に、どんな嵐が吹き寄せようと、
私は神のもとに避難します。
そこでは勝利の歌が響き、
苦しみに巻き込まれることがないからです。
主はこう言われます。
わたしはあなたを教え、最善の人生へと導こう。
助言を与えて、一歩一歩を見守ろう。
くつわをはめなければ言うことを聞かない、
馬やらばのようになってはいけない。
10 悪者どもは次々と悲しみに見舞われますが、
主に信頼する人は無限の愛に包まれます。
11 ですから、神のものとなっている人々は喜びなさい。
神に従おうとする人々は、
喜びの声を上げなさい。

伝道者の書 8

知恵を身につけて、物事を正しく判断し、
さらに分析し説明できる能力があったなら、
どんなにすばらしいことか。
知恵は人の顔を輝かし、その顔を和らげる。

王に従いなさい

2-3 誓ったとおりに王に従いなさい。どんないやなことであっても、誓いを果たすことから逃げようとしてはなりません。王は不従順な者に罰を加えるからです。 王のことばには権威があるので、それに逆らったり疑問を差しはさんだりできる者はいません。

従順な者は罰せられることがない。
知恵ある者は、
自分のことばを実行する時と方法とを知っている。

6-7 そうです。困難が重くのしかかっていても、すべてのことに時と方法があります。人は予期できないことが身に降りかかるのを、避けることはできません。

だれも、たましいが体から離れるのをとどめることはできません。自分の死ぬ日をかってに決めることもできません。この暗黒の戦いを免れることは絶対にできないのです。その場に臨んだら、どんなにじたばたしても始まりません。

9-10 私は、人々が支配したりされたりして互いに傷つけ合っていることを考えてみました。悪者でも葬式をすませ、墓地から帰って来るときには、友人たちは故人のした悪事をすっかり忘れています。それどころか、その男は生前に多くの犯罪を重ねた当の町で、ほめそやされるのです。なんとおかしな話でしょう。 11 神はすぐに罪人を罰しないので、人々は悪いことをしても別に怖くないと思っているのです。 12 百度も罪を犯して、なお生き長らえている人があるとしても、神を敬っている人のほうが幸せです。 13 悪者どもは幸福な長い人生を送ることもできません。彼らは神を敬わないので、その一生は影のように早く過ぎ去ります。

14 この地上では、奇妙なことが起こっています。正しい人が悪人のような待遇を受け、逆に、悪人が正しい人のような待遇を受けているのです。これもまた、割り切れない思いにさせられます。 15 そこで私は、おもしろおかしく一生を送ろうと決心しました。この世では、食べて、飲んで、愉快にやること以外に良いことはないと考えたのです。この幸福は、神が世界中の人に与えているつらい仕事に添えられてくるものです。

16-17 私は知恵を尋ね求めている間に、地上での、休むことのない人の活動を観察してみましたが、すべてのことを見抜くのは神だけでした。自分は何でも知っているとうそぶく、知恵のかたまりのような人でも、実はわずかのことさえ知らないのです。

テモテへの手紙Ⅱ 4

どんな時にも聖書を教える

それで私は、神とキリスト・イエスとの御前で、厳粛な思いで忠告します。〔キリストは、いつの日か神の国を完成させるために現れて、生きている者と死んだ者とをさばかれるお方です。〕 どんな時にも、神のことばを熱心に伝えなさい。機会があろうとなかろうと、つごうが良かろうと悪かろうと、しっかりやりなさい。過ちを犯している人には忠告して、正しい道に引き戻しなさい。そして善を行うよう励まし、神のことばを教え続けなさい。 なぜなら、人々が真理のことばを耳ざわりだと敬遠し、自分につごうの良い話をする教師を求めて歩き回る時代が来るからです。 彼らは聖書の教えに耳を傾けようとせず、まちがった教えにしっぽを振ってついて行くのです。 ですから、危機感をもって目を覚まし、警戒していなさい。主のために受ける苦しみを、恐れてはいけません。なすべきことを十分になして、他の人たちをキリストへ導きなさい。

こう言うのも、私の最期が迫っているからです。いつまでもあなたを助け続けるわけにはいきません。もうすぐ天国へ旅立ちます。 主のために、長いあいだ困難な戦いを続けてきた私は、主への真実を守り通しました。しかし今、ついに、休む時が来たのです。 天では栄冠が待っています。正しい裁判官である主が再び来られる日にいただく冠です。もちろん私だけにではなく、主を熱心に待ち望む人々全員に授けられるのです。

最後の指示

テモテよ。できるだけ早く、こちらへ来てください。 10-11 デマスはこの世の楽しみに心を奪われ、私を捨て、テサロニケに行ってしまいました。クレスケンスはガラテヤへ、テトスはダルマテヤへ出かけ、私のもとに残ったのはルカだけです。こちらへは、マルコも連れて来てください。彼に頼みたいことがあるのです。 12 〔テキコも、今はここにいません。エペソへ使いにやりました。〕 13 ついでに、私がトロアスのカルポの家に置いてきた上着を持って来てください。それから羊皮紙の書物も、お願いします。 14 銅細工人アレキサンデルが、私にひどい仕打ちをしました。主が罰してくださるでしょうが、 15 彼には気をつけなさい。私たちのことばに、ことごとく逆らったからです。

16 私が初めて、裁判官の前に連れ出された時、弁護してくれる人は一人もいませんでした。だれもが見捨てて、逃げてしまったのです。どうかそのことで、彼らが神から責められませんように。 17 しかし主は共にいて、私を助けてくださいました。神のことばがあらゆる国の人に伝えられるため、大胆に福音を語る機会を与えてくださいました。また、あわやライオンのえじきとなるところを、助け出してくださいました。 18 主は、いつもあらゆる悪から救い出し、ついには、天国に導き入れてくださるのです。神に、栄光がいつまでも限りなくありますように。アーメン。

19 プリスカとアクラに、またオネシポロの家族に、よろしく伝えてください。 20 エラストはコリントにとどまり、トロピモは病気のため、ミレトに残して来ました。 21 冬になる前に、何とかこちらへ来てください。ユブロがよろしくとのことです。プデス、リノス、クラウデヤ、そのほかのクリスチャンもみんな、よろしくと言っています。

22 主イエス・キリストがあなたがたと共におられますように。

パウロ

Japanese Living Bible (JLB)

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