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Chronological

Read the Bible in the chronological order in which its stories and events occurred.
Duration: 365 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 56

56 1-2 神よ、私をあわれんでください。
敵の軍勢が、夜も昼も押し寄せて来ます。
尊大にも私に襲いかかって、
私を制圧しようとしています。
3-4 恐れるとき、私はあなたに信頼します。
あなたの約束だけが頼りなのです。
神に信頼している私に、
ただの人間が手出しなどできるわけがありません。

彼らはいつでも私のことばをねじ曲げ、
どうしたら私を傷つけることができるかと
考えているのです。
彼らは計画を練り上げるために集まり、
道ばたに潜んでは、私をねらって待ち伏せています。
彼らは思いどおりに事を運ぶつもりでいるでしょう。
主よ。彼らの思いのままにはさせないでください。
どうか、怒りを燃やし、
彼らを地面に打ちつけてください。

あなたは、私が夜通し
寝返りを打っているのをご存じです。
あなたは、私の涙を一滴残さず、
びんにすくい集めてくださいました。
その一滴一滴は、余すところなく、
あなたの文書に記録されています。
私が助けを呼び求めると、
その日のうちに戦況は変わり、敵は逃げ惑います。
私にわかっているのは、ただこの一事、
神が味方だということだけです。
10-11 私は神への信頼を失いません。
ああ、神のすばらしいお約束!
人間ごときが何をしかけてこようと、私は恐れません。
そうです、神は約束を守ってくださるのです。
12 神よ。あなたへの約束は、きっと果たします。
助けていただいたことを心から感謝しています。
13 なぜなら、あなたは、
私が地上で御前を歩めるように、死から救い出し、
転ばないように支えてくださったからです。

詩篇 120

120 苦しみの底から助けを呼び求めると、
主は救いの手を差し伸べてくださいました。
ああ主よ、偽りでこり固まった者どもから
救い出してください。
平気でうそをつく者には、
どれほど恐ろしい運命が待っていることでしょう。
彼らは鋭い矢で射抜かれ、
真っ赤な炭火で焼かれるのです。

5-6 私は、神を憎むメシェクとケダルの住人の間に
住んでいるようなもので、
気苦労がますます重なります。
平和をきらうこの者どもと暮らすのには疲れました。
私は平和を愛しますが、彼らは戦いを好みます。
彼らのどなり声に、私の声もかき消されてしまいます。

詩篇 140-142

140 ああ主よ、私を悪者から救い出し、
乱暴者から守ってください。
彼らは一日中、悪事を企み、
騒ぎを引き起こしています。
彼らのことばは、毒蛇の牙のように人を刺すのです。
彼らの手の届かない所に私を置き、
その暴力から守ってください。
彼らは危害を加えようと策略を練っています。
彼らは傲慢で、
私を生け捕りにしようと罠をしかけました。
足をすくい、宙吊りにする輪なわを仕掛けます。
身動きがとれないように網をかけようと
待ち伏せています。

6-8 ああ、私の救い主であり盾であられる主よ、
この祈りに耳を傾けてください。
悪者どもの思いどおりにはさせないでください。
彼らのすることがうまくいき、
彼らが傲慢になることがありませんように。
その企みが、そのまま彼らの頭上に返りますように。
彼らが自分たちのしかけた罠で、
身を滅ぼしますように。
10 赤々と燃える炭火を、その上に降らせてください。
また、火の中に、二度と上って来ることのできない
深い穴に、彼らを投げ込んでください。
11 うそつきどもが、
この国で繁栄することがありませんように。
彼らをすみやかに罰してください。
12 しかし主は、踏みにじられている人々を助け、
貧しい者の権利を守ってくださいます。
13 神を信じて従う人は、
きっと感謝の声を上げるようになるでしょう。
神のおそばで暮らせる時が、必ずくるからです。

141 主よ、どうか早く、私の祈りに答えてください。
助けを呼び求める声を聞いてください。
私の祈りが、夕方の供え物となり、
あなたの前に立ち上る香となりますように。

主よ、どうか、この口を堅く閉じ、
くちびるに封をさせてください。
悪に走る汚れた心を取り除いてください。
罪人の仲間入りをして、
彼らのごちそうにありつこうなどと
思うことのないようにしてください。
神を敬う人からのきびしい忠告は、
私を思う心から出たものです。
非難されたように感じても、
私にとって薬となるのです。
私が彼らの非難を拒絶することがありませんように。
私は、悪者どもには警戒を怠らず、
彼らの悪行に対抗して絶えず祈ります。
6-7 悪者どもの指導者たちが罰を受け、
その骨が地にばらまかれるなら、
彼らは初めて私のことばに注意をはらい、
今まで、私が彼らを助けようとしていたことに
気づくでしょう。

私の主よ。私はあなたを見つめ、
いつ助けてくださるかと待っています。
あなたは私の隠れ家ですから、
彼らに手出しをさせないでください。
彼らの罠に近づけないでください。
10 その罠には彼ら自身がかかり、
私は難を免れることができますように。

142 1-2 私は主の前に悩み事をさらけ出して、
あわれんでくださいと祈ります。
私は打ちひしがれ、絶望しています。
どの道を進めば敵のしかけた罠にかからずにすむのか、
あなただけがご存じです。
右側の少し先に、罠が一つあります。
誰ひとり、声をかけて助けてくれる人はいないのです。
私がどうなろうと、だれも気にも留めないのです。
そこで、私は主に祈りました。
「主よ。あなたは唯一の隠れ家です。
あなただけが、無事に守ってくださるお方なのです。

私の叫びを聞いてください。
迫害する者どもの手から救い出してください。
相手は強すぎて、とても手に負えません。
どうか、私を牢獄から連れ出し、
あなたへの感謝にあふれさせてください。
私が助けられたことを知れば、
神を敬う人々は、あなたの力を喜ぶでしょう。」

Japanese Living Bible (JLB)

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