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Read the Bible from start to finish, from Genesis to Revelation.
Duration: 365 days
Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)
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へブル 11-13

神の忠実さにある私たちの信仰

11 「信仰」(神とイエスの「忠実さ」によって生まれた関係と神の約束に対しての私たちの信頼)とは、私たち人間が望んでいることを現実にするものであり、神が約束している未だ目にしていないもの全てを保証するものである。 神はこの様な信仰を持って生き抜いた先人たちのことをとても嬉しく思っている。

信仰は私たちに、神の命令1つでこの世を造り上げたという知識を与えてくれる。要するに、私たちが今見ているものは見えないものによって造られたということだ。

「アベルの信仰」

兄弟であるカインとアベルは、各自別々の捧げものを神の前に持って来た。しかし、アベルはより優れた捧げものを神に持って来たのだ。なぜなら、アベルは神に信仰を置いていたからだ。こうして神はアベルの信仰を見てアベルを良い男だと言った。後にアベルは殺されるが、死んだ後も彼の信仰ゆえに彼のことは今でも語り続けられている。——【創世記4:1-8より引用】

「エノクの信仰」

エノクは死を迎えることなく突然この世から引き抜かれた。彼がこの世からいなくなる前に聖書ではこの様に言われている。「エノクは神に喜ばれている男だった」と・・・その後、彼がどこに行ったのか知る者はいない。なぜなら神がエノクを引き上げ、エノクは神のそばにいるからである。なぜこんなことが彼の身に起きたのかといえば、それは全て、彼が自分の信仰を神に置いたからだ。——【創世記5:21-24より引用】

信仰がなければどんな人であろうとも神を喜ばすことは出来ない。誰でも神の元に来る者は、私たちが話しているこの神が真実で、生きている神であると信じている必要がある。 そして、その様な人、すなわち神の導きを求め、神への祈りを決して止めない人々に神は報酬を与えるのだ。

「ノアの信仰」

ノアは、まだ見たことのないこれから来る出来事を神から告げられ、警告を受けた。しかし、ノアには信仰があり神を尊敬していたので、動じることなく自分の家族を救うために巨大な舟を造り上げた。信仰によってノアはこの世が間違っていることを示し、信仰によって神に正しいと認められた者たちの仲間入りとなったのだ。——【創世記9:8-17より引用】

「アブラハムの信仰」

アブラハムはどうだろう?神はアブラハムに約束を与え、今住んでいる場所を離れて別の土地に向かえと言った。アブラハムはその土地がどこにあるのかも知らなかったが、神のことばに従い出発した。なぜならアブラハムには信仰があったからだ。 彼は神が約束し、与えてくれたその国に外国人として住み始めた。これが出来たのもアブラハムには信仰があったからだ。こうして同じ約束を受け継いだイサクやヤコブと一緒にテントを張って暮らしたのだ。 10 アブラハムは堅い基礎のあるみやこを待ち望んだ。神によって計画されて建てられるみやこを待ち続けたのだ。——【都とは、神の国民が集まる街のこと】

11 アブラハムと彼の妻サラは年をとり、サラは子供を産むことが出来ない体になっていた。それでもアブラハムは神に信仰を置き、神の約束が果たされることを信じたのだ。すると神は2人を子供が出来る体にしてくれた。 12 アブラハムは高齢で、もうそろそろ死を迎えてもおかしくない頃だった。それにもかかわらずこの1人の男、アブラハムから空に輝く星の数ほどの子孫を作り出すだけのキッカケを神が与えてくれたのだ。多くの人々がアブラハムから枝分かれして誕生し、それはまるで海岸の砂粒のような光景だ。

13 彼ら全員は死ぬまで忠実であり、生き抜いた。しかし彼らは、神が約束したものを得られなかった。それでもその約束を見ることができて、将来それが果たされることを知って喜んだのだ。彼らは自分たちがこの世ではただの外国人であり、よそ者であることをきちんと受け入れていたのだ。 14 この様なことを受け入れることが出来る人々というのは、いずれ彼らの国が訪れることを切に待つのだ。 15 もし以前住んでいた故郷のことばかりを考えていたら、彼らはすぐにでも故郷に帰ることが出来たはずだ。 16 しかし彼らはもっと良い天の国が訪れるということを待ち望んでいたのだ。神は彼らのことを誇りに思っていた。そして、彼らが「この方こそ自分たちの神である」と神を呼んでいたことに対しても、神は何の恥も持たなかった。そして、神は彼らのためにそのみやこを与える準備をしていったのだ。

17-18 神はアブラハムの信仰を試したこともあった。アブラハムの息子であるイサクを生贄いけにえとして神に捧げろと言ったのだ。信仰ゆえにアブラハムは神のことばに従った。その時、既に神はアブラハムに約束を与え、イサクからアブラハムの子孫が広がり、繁栄することになると告げていたのだ。しかしそれにも関わらず、アブラハムはたった一人の自分の息子を神に捧げようと準備に取り掛かった。アブラハムがこの様な行動がとれたのも信仰を持っていたからである。——【創世記21:12より引用】

19 アブラハムは信じていたのだ。神が死者たちを再びよみがえらせることを。事実、神はアブラハムが息子イサクを殺そうとしていることをやめさせると、それがあたかも死からよみがえった様になったのだ。——【創世記22:1-19より引用】

「イサク、ヤコブの信仰」

20 その後イサクは自分の息子たちヤコブとエサウを祝福した。イサクの信仰によって祝福したのだ。 21 ヤコブもまた信仰を持ち、手を置いてヨセフの息子たちを祝福した。この時、彼はもうじき死を迎える時で、杖に寄りかかりながら神を賛美して祝福したのだ。——【創世記48:1-22より引用】

「ヨセフの信仰」

22 ヨセフもまた死ぬ直前、これからイスラエル人たちがエジプトから出て行くことについて話した。彼が死んだ後、その遺体をどのように扱うかということも伝えた。これは全て信仰によって話されたのだ。——【創世記50:24-25より引用】

「モーセの信仰」

23 モーセの父と母は、ユダヤ人の全ての赤ん坊を殺すというエジプト王の命令を恐れることなく拒んだ。彼らは神への信仰の上、3か月の間、可愛い小さな赤ん坊を隠し通したのだ。

24-25 モーセは成長し、男の子から男性になると、ファラオ王の娘の子と呼ばれるのを断り、目先の快楽や誘惑に飛びつかず、神の人々と一緒に苦しむことを選んだのだ。この決断ができたのもモーセに信仰があったからである。 26 モーセはエジプトの財宝を全て自分のものにすることよりも、救い主メシアのために試練を受けることのほうがより良いことだと考えたのだ。

27 そして、モーセは信仰を持ってエジプトを後にした。未だかつて誰も神の姿を見たことがなかったが、まるで見たことがあるかのように堂々とファラオ王の怒りに動じることなく行動した。 28 信仰によって、モーセは過越祭すぎこしさいを計画すると、神への信仰によって破壊する者デストロイヤーが人々の長男に手をかけ殺さないようにと子羊の血を住民の玄関の出入り口に吹きかけたのだ。——【破壊する者とは、エジプトに罰を与えるために神によってつかわされた天使のこと】

29 また、神の人々は紅海をあたかもそこが陸地であるかのように、水を割ってその中を歩いたのだ。彼らにこれが出来たのも、彼らが神に信仰を持っていたからである。しかし、追いかけてきたエジプト人たちが渡ろうとすると、一気に水の壁は崩れ、彼らは水に流されておぼれてしまった。——【出エジプト記14:21より引用】

「ヨシュアと人々の信仰」

30 エリコの城壁が崩れ落ちたのも、神の人々が持っていた信仰があったからこそだ。彼らは7日間にわたって城壁の周りをぐるぐると周り、その後一気に城壁が崩れ落ちた。——【ヨシュア記6:20より引用】

「ラハブの信仰」

31 風俗業に関わっていたラハブもまた、イスラエル人のスパイたちを友人の様に受け入れて家に招き入れた。彼女は神を信頼していたことで、神を拒む者たちと一緒に殺されずに済んだのだ。——【ヨシュア記2:9-13より引用】

「その他、多くの人々の信仰」

32 これ以外にも信仰についての例えがもっと必要かい?ギデオン、バラク、サムソン、エフタ、そしてダビデ、サムエル、その他の預言者たちについても話せるが今は時間がない!

ギデオン——【ギデオン—士師記6–8章】

バラク——【バラク—士師記4章】

サムソン——【サムソン—士師記13–16章】

エフタ——【エフタ—士師記10–12章】

ダビデ——【ダビデ—1サムエル記16–1列王記2章】

サムエル——【サムエル—1サムエル記1–28を参照】

33 彼らみな神に信仰を置いている人々だ。信仰によって彼らは国々を征服し、正しいことをし続けた。神は約束通り彼らを助け、信仰によってライオンの口をふさぎ、 34 炎の勢いを止め、鋭いつるぎをよけ、危機から脱出し、信仰によって弱さを持っていた者たちが強さを持つことが出来たのだ。彼らはそれぞれの戦場で力強く、敵の軍をこてんぱんにやっつけた。 35 ある女性たちは、夫に先立たれたが死からよみがえり再び夫を取り戻し、ある者たちは、釈放され、自由になることを断り、拷問ごうもんを受ける者たちもいた。死者のよみがえりを信じてより良い人生のために彼らはその残酷ざんこくな道を選んだ。 36 またある者たちは、笑われ、殴られ、縛られ、牢屋に入れられた者もいた。 37 彼らは石打の刑で殺され、体をかたなで刻まれ死んでいった。何人かの人だけが羊やヤギの皮でつくった服を着ていていたが、彼らはお金がなく、不当な扱いをされ、そして人々に羽谷はがい絞めにされたのだ。 38 この世界は、そのような素晴らしい生き方をした人々に対して良い扱われどころか冷たいのだ。彼らは砂漠や山々、そして洞窟や地下の隠れ家を点々としてさまよい歩く。

39 神は彼らの信仰を見て大いに喜ぶのだ。しかし、彼らはみな神の全ての約束を得ることが出来なかった。 40 しかし今、神は私たちにもっと良いプランを用意していたのだ。神は私たちを完全に完璧にしたいと思っているということだ。もちろん今までの彼らの様な人たちをも完璧にしたいとも思っている。しかし、まずは私たち全員が一緒に祝福を楽しむことが大切だと神は考えている。

イエスの模範を示してこう!

12 私たちは今、模範とすべき素晴らしい人々が周りにいる環境にある。彼らの生き様を見ていると、信仰とはどういうことなのかを教えてもらえる。そう!だから私たちも彼らと同じように、信仰のレースを走ろうじゃないか!私たちの目の前にあるそのレースを諦めずに走り続けるのだ!行く手を阻むものは振り払い、私たちにつまずきを与えるその過ちを振るい落そうではないか! 足を止めることはせず、ひたすらイエスを見るのだ!イエスこそ私たちのリーダー、信仰のリーダーだ!イエスによって私たちの信仰が完全なものとされる!イエスは十字架で苦しみ抜いたが、まるでそれを感じさせないようにその恥を受け止めた。それは十字架上でこれから来る素晴らしい光景を感じ取っていたからこそ、彼は喜んでいたのだ。そして今、イエスは神の右の王座に座っている。 イエスのことを考えろ!彼は忍耐強く耐え抜き、過ちをおかしている人々からのバッシング、怒り、侮辱ぶじょくを真正面から受け止めた!イエスのことを考えろ!そうすれば、自分が今やっていることに対しても諦めず、踏ん張り、自信をなくさずにいられるはずだ!

父親の思い

あなた達は罪、過ちに対して葛藤している。だからといって今まで、あなた達は自分の人生を犠牲にする必要はなかった!(イエス・キリストが十字架にかかったからだ) あなた達は神の子供たちだ!神はあなた達に既に励ましのことばを送っている。このことばを忘れたのか?

「わたしの子供よ!父である神がお前たちに指導を与えるなら、
よく聞きなさい!諦めないで!
父である神は、自分が愛している全ての人を正す!
神は自分の子供として迎え入れた者全員に罰を与える!」——【箴言3:11-12より引用】

だから、父親がおくったしつけだと思って苦しみを受け取りなさい!神がなぜそうするか分かるだろう!?父親が子供をしつけすることと同じことだ!分かるだろう!子供だったら父親に必ず間違いを正される! そう!だから・・・誰もが受ける子供としてのしつけを、もし今まで一度も受けていないのであれば、あなたは真の子どもではないということだ!本当の意味で神にちゃんと繋がっていないということ! この地上ではどんな人であれ必ず正してくれる父親がいる。私たちはその言葉をありがたく受け取る必要がある。だからそれができるなら、霊の父からくる指導をもっと重要に扱うべきだ!そうすれば私たちにいのちが訪れる! 10 この地上にいる私たちの父親だって短い間だけではあっても、彼らのベストだと思ったものを教えて正してくれる。しかし、神からの指導は神のような聖なる者になることを助けてくれる最も優れたものである。 11 叱る側のことだって考えてくれ!私たちだって楽しくて叱っている訳ではない!心苦しいんだ!でも、その後に来るあの喜びのために・・・私たちの言葉をレッスンとして受け止め、正しいことをする。そして、そこからくるあの平安・・・あぁ~それはまさに最高だ!

神経をとがらせて神に従う

12 弱さを感じた時、再び自分自身を強く奮い立たせなさい! 13 正しく生きるんだ!そうすれば救われる。そうすれば、あなた達の弱さが原因で、神を見失うことはないはずだ。

14 あなた達の人生の目標は、他の人と平和に暮らすこと。 しかし、何よりもあなた達は聖なる生活を送るべきだ。 誰でも人生が聖くなければ、王である神を見ることはできない。 15 誰一人として神の恵みからこぼれ落ちないように、気を付けなさい!誰一人として自分の信仰を捨て、苦い麦のようにならないように気を付けなさい!そのような人はグループ全体を腐らせてしまうから。 16 目を光らせなさい!性的な過ちにふける人、またエサウの様に神を敬わない人が出てこないよう、気を付けなさい!長男であったエサウは、一食分の食事のために相続財産すべてを売り、祝福を手放してしまった。 17 覚えてるか?その後のエサウを・・・彼は父親の元に行って父の祝福をもらおうと泣きついた。しかし、父はエサウへの祝福を拒んだのだ。なぜなら、エサウがしたその行為を取り戻すことが出来なかったからだ。

18 あなた達はイスラエルの人々の様な神の人々だ!あのシナイ山に行ったイスラエルの人々の様だ。しかし、あなた達が来たのは、触れることのできる物理的な山ではない。それは、彼らが見た、火で燃え、闇と暗黒と嵐に覆われた山とは違うのだ。 19 トランペットの音はなく、彼らが聞いたその様な声もない。彼らがその声を聞いた時、彼らはもうこれ以上言わないでくれ!と思うほど震え上がり、恐怖を抱いた。 20 彼らはこんな命令を聞きたくなかったのだ。「もし誰でも、たとえ動物でも、もしこの山に触れるなら、石打の刑で殺されなければならない」——【出エジプト記19:12-13より引用】 21 彼らが見たその場の光景は、とても恐ろしいものだった。モーセはこう言っている。「お・お・恐ろしさで・・・あ・あ・足が、足が動かない!!」——【申命記9:19より引用】

22 しかし!!あなた達が来たその山はシオンの山だ!神が住んでいるその町にあるあの天のエルサレムにある山だ。あなた達はそこに来て、何千もの天使と一緒に神を讃え、歌うのだ。 23 その場所は神の子供たち、最初に産まれた長男たちが集まる場所である。彼らの名前は天に刻まれており、あなた達は人類を裁く神の前に来るのだ。こうして神によって完全にされた良い人々の霊のもとに加わる。——【ユダヤ人の中では、長男が家族の中で一番大切にされていた】

24 あなた達はイエスのところに来るのだ。神と人々の間に交わされた新しい契約を運んできたイエスの元にだ。あなた達はそこに来ると、アベルの流した血よりも優れたことを語っているイエスの血を吹き付けられるのだ。——【アベル:この世界に生まれた2番目の子供であり、神に従った最初の子供。神を信じて喜ばれる捧げものをしたが、嫉妬しっとした兄のカインによって殺されてしまう】

25 神が口を開いた時は、よく聞いてくれ!拒まずに、その声を聞きなさい!イエスがこの地上にいた時、彼は人々に警告をし、注意をしたが、それを聞こうとしなかった者たちの最後は刑罰だった。それを逃れることが出来なかったのだ。そして今、神は地上ではなく天から語っている。だからこそ、その声を聞かない者にはもっと最悪なことが起こるのは言うまでもないだろう! 26 神が以前話した時、その声で全地が揺れ動いた。しかし今、神はこう宣言する。「もう一度再び、わたしは地上を揺れ動かす。そして天もまた揺れ動かす!」 27 この言葉の「もう一度」とは、明確に私たちにその意味を示してる。それは神によって造られたもの全てが壊されるということだ。これが揺れ動かすということだ。そして揺れ動かされないものだけが残り続けるのだ!

28 だからこそ、私たちは感謝をするべきなんだ!なぜなら、私たちの王国キングダムは決して揺れ動かないからだ!そう!神に感謝して神に賛美ワーシップして神を喜ぶのだ。私たちは神に対しての敬意と神の凄さに圧倒されながら賛美をするのだ。 29 なぜなら私たちの「神は、火の炎のようで私たちを破壊するほどの力があるからだ!」——【申命記4:24より引用】

賛美の捧げ物

13 血の繋がった兄弟、姉妹たちのようにお互いを愛し続けよう! 自分たちの家に招き、いつだって人々を迎え入れて助けてあげることを忘れずに!ある人はまた、迎え入れた人が天使だと気付かずにもてなしていることもある。 牢屋で生活している人々のことも忘れずに。自分が牢屋にいる気持ちで、彼らのことを思い浮かべなさい。苦しみを受けている人たちのことも同時に考えてあげなさい。彼らの苦しみを感じながら彼らを覚えなさい!

結婚はすべての人によって尊重されるべきものだ!そして、全ての結婚では夫と妻との間で汚れのない純粋さを保つ必要がある。神は性的な過ち、また不倫や不道徳に生きる者たちを有罪とする。 お金を愛するという思いから自由を得なさい!今あるもので満足して生きるのだ!神はこう言う。「わたしはあなたから決して離れない!決してだ!」——【申命記31:6より引用】 それを聞き、私たちはこう思った。

「王である神は私の助け主だ!
私は何も恐れず、
誰も私に手をかける者はいないのだ!」——【詩篇118:6より引用】

あなたのリーダー達に敬意を示しなさい!彼らはあなた達に神のメッセージを伝えてくれた。彼らがどのように生き、どのように死んでいったのか、覚えているか?彼らの信仰をそのまま受け継ごうじゃないか!

イエス・キリストは昨日も今日も、そして永遠に変わらない!同じなんだ! 全ての教えを受け入れて、変な教えで悪い方向に導かれないように注意しなさい!頼るのは神の恵みのみ!それだけだ!神の恵みは霊的に力を与える。どんなものを食べるかといったルールから力をもらわなくても良いのだ!そんなルールに従ったところで、誰一人助けられない!

10 私たちには祭壇アルターがある。——【祭壇とはイエス・キリストのこと】

聖なる幕屋テントの内側で奉仕する祭司プリーストたちは、私たちが持っている生贄いけにえを共有し合うことが出来ない。 11 大祭司ハイプリーストは動物の血を持って最もホーリーなる場所に入り、人間の過ちのためにその血を神に捧げる。しかし、その動物の肉はそのテントを張ったキャンプ地の外で完全に焼かれるのだ。 12 だからこそ、イエスもまた街の外で苦しみを受け、死に、その血によって彼の国民を聖くした。 13 そう!こうして私たちはキャンプ地の外にいるイエスの元に行き、イエスが受けたその恥じらいを同じように受け取る必要がある。 14 私たちはこの地上に永遠のみやこを持っているのではない。むしろこれから来る将来のみやこを待ち望んでいるのだ。 15 イエスを通して神への生贄いけにえを捧げ続けるべきだ。そして、その生贄いけにえとは神の名を讃え、神への感謝を捧げること。 16 正しいことをし続けなさい!持っているものを他の人と分かち合いなさい。このような犠牲は神を本当に喜ばすからだ。 17 あなたのリーダー達の指示に従いなさい!喜んで彼らが言ったことをするのだ。彼らリーダー達は、神への責任がある。その責任とは、あなた達の霊的な健康面についてだ。だからこそ、リーダー達はあなた達を守ろうと、目を光らせているのだ。彼らリーダー達に従いなさい!そうすれば彼らの仕事に悲しみを生むのではなく、喜びを生むことが出来る。彼らリーダー達に問題ばかり持って行ったところで、あなた達の助けにはならないはずだ!

18 私たちのために祈り続けなさい!私たちはいつだってベストを尽くすことに幸せを感じている。なぜなら、正しいことをしたいと思っているからだ。 19 だから、あなた達に強くお願いをする。祈ってくれ!神が私を出来るだけ早くその場所に送り返してくれるようにと、祈ってほしいのだ。私はどんなことよりもそうしたいと願っている。

20-21 私はあなた達が必要としている全ての良いことが、神の平安によって与えられるようにと祈っている。そうすることで、あなた達は神の望んでいる通りのことが出来るようになる。神こそ死からよみがえった私たちの王であるイエスだ。そして素晴らしい羊飼いでもある。イエスが流した血によって、神はイエスをよみがえらせた。決して終わりのない新しい契約を運んで来てくれたということだ。私は、神がイエス・キリストを通して働き、あなた達がイエス・キリストを喜ばせることができるようにと祈っている。キリストの栄光が永遠にあるように。アーメン!

22 私の兄弟、姉妹よ!あなた達がこのメッセージを励ましとして受け取り、忍耐力を失わないようにと願っている。私は出来るだけ簡潔に話したつもりだ。

23 私の兄弟であるテモテが現在、牢屋から解放されたということを知っておいてほしい。もし近々、私の元に彼が来るというのなら、あなた達のところにも彼を連れて行き、もう一度みんなで集まりたいと思っている。

24 ぜひ、あなたのリーダー達と神の人々によろしくと伝えてくれ。イタリアから来た人々もあなた達によろしくと挨拶をしている。

25 あぁ、神の恵みがあなた達すべての人々の上にあるようにと私は祈っている。

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