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Book of Common Prayer

Daily Old and New Testament readings based on the Book of Common Prayer.
Duration: 861 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 34

34 何が起ころうと、私は主をほめたたえます。
どんなときにも、主の栄光と恵みを人々に伝えます。
主の温かいご配慮のすべてを誇ります。
失意の中にある人々は気を取り直しなさい。
さあ、共に主をほめたたえ、
その御名をとどろかせましょう。
声の限りに私が呼び求めた時、
主はそれに答えて、
いっさいの恐怖を取り払ってくださいました。
主のなさることを見て、
私以外の人も顔を輝かせました。
もう、その表情は沈んでいません。
大声で叫び求める哀れな者を、
主は苦しみから助け出してくださいました。
主の使いは敬虔な人を守り、
救い出してくれるのです。

さあ、主に信頼しましょう。
そうすれば、どんなに神が恵み深いお方か
知ることができます。
神に信頼する人には恵みが雨のように
降り注ぐことを、
自分で確かめてごらんなさい。
あなたが主のものとなっているのなら、
恐れ敬いなさい。
恐れ敬う者には、必要なものがいっさい与えられます。
10 若く雄々しいライオンも、
時にはひもじさに襲われます。
しかし、主を敬う私たちに、
祝福が足りなくなることなどありません。

11 息子よ、娘よ、私のことばを聞きなさい。
主だけに頼り、
信じて従うことの大切さを教えよう。
12 あなたたちは、
幸せな長い人生を送りたいと願っているのか。
13 それなら、自分のことばに注意をはらいなさい。
どんなことがあっても、うそをつかないことです。
14 罪だと思うものからは、いっさい手を引き、
善を行うことに身を入れなさい。
だれとでも仲良く暮らし、
そのために全力を尽くしなさい。

15 主は正しい生活を送る者をじっと見守り、
その人の願うことを聞き届けてくださいます。
16 しかし主は、悪者どもを地上から抹殺し、
彼らがいたという記憶さえぬぐい去られます。
17 主は正しい人の叫びを聞き、
すべての苦しみから救い出してくださいます。
18 主は心の砕かれた人のそばにおられ、
謙虚に罪を悔いる人を助け出されます。
19 正しいからといって、
すべての苦難を免れるわけではありません。
しかし、主は正しい人をあらゆる苦しみから救い出し、
20 正しい人の骨は一本も折られることがありません。
21 悪者には、災難が降りかかり、
善人を憎む者には、重い刑罰が待っています。
22 しかし、主はご自分のしもべを救い出されるのです。
主のもとに逃げ込む人は、無条件で赦されます。

イザヤ書 49:1-6

主のしもべ

49 遠い国々よ、私の言うことを聞きなさい。
主は生まれる前から私を心に留め、
母の胎内にいた時から私の名を呼びました。
主は私のさばきのことばを、
剣のように鋭くし、
私を御手の中に隠しました。
私は神の矢筒の中にある、
研ぎすました矢のようです。
主は私に告げました。
「あなたはわたしのしもべ、
神の力を授かった王子として、
わたしの栄光を現す。」
私は答えました。
「しかし、私のこれまでの仕事はみな
失敗に終わりました。
力を使い果たしましたが、
何の手ごたえもありません。
どうぞ、お心のままに報いてください。」
ところが、神の民イスラエルを回復させる
使者として、私を母の胎内で形づくり、
この仕事を成し遂げる力を与えた主は、
なお語ります。
「あなたはイスラエルをわたしに立ち返らせる
にとどまらず、国々の光となって、
諸国にまでわたしの救いをもたらす。」

コリント人への手紙Ⅰ 4:1-16

こういうわけでアポロや私を、神の深い御心を説明し、その祝福を配って回る、キリストの福音を預かる管理者と考えてください。 家臣にとって一番大切なのは、主人の命令に従うことです。 では私の場合はどうでしょう。良い管理者だったでしょうか。この点に関してあなたがたがどう考えようと、また、ほかの人がどう思おうと、私は少しも気にしません。この件については、私は自分の判断さえ信用していないのです。 良心にやましいところはさらさらありませんが、だからといって、安心しきっているわけでもありません。調べた上で判定をお下しになるのは、主ご自身だからです。 ですから、主がまだここにお帰りにならないうちから、何についても性急に結論を下すことがないように注意しなさい。主が来られる時、すべては明るみに出されます。一人一人の心の奥底までが見通され、ありのままの姿がはっきり見えるようになります。その時、一人一人が、ふさわしい賞賛を神から受けるのです。

特別扱いはやめなさい

これまで私は、アポロと自分を例にあげて説明してきました。ある人だけを特別扱いしてはならないことを教えたかったのです。神様がお立てになった教師の一人を、他の教師以上に誇ってはなりません。 いったい何について、そんなに得意になるのですか。あなたの持ちもので、神からいただかなかったものがありますか。その全部が神からいただいたものなら、どうして、さも偉そうにふるまうのですか。また、どうして自力で何かを成し遂げたような態度をとるのですか。 あなたがたは、自分に必要な霊の食べ物はみな、すでに手にしたと思っているようです。十分に満ち足り、霊的に満足しています。私たちを差し置いて、裕福な王様のようになり、王座にふんぞり返っています。ああ、あなたがたはほんとうに王様になっていたらよかったのです。そうすれば、いつか私たちも、あなたがたと共に君臨できたでしょうに。

こんなイメージが浮かびます。神様は私たち使徒を、死罪の判決が下された捕虜のように凱旋行列の最後に引き出し、人々や天使の前で見せ物にされたのだ、と。 10 信仰のために私たちが愚か者になったと、あなたがたは言います。そういうあなたがたは、もちろん、たいそう賢いクリスチャンなのでしょう。私たちは弱くて、あなたがたは強いのです。人受けのよいあなたがたと違って、私たちは笑いものにされています。 11 今の今まで、私たちは飢えと渇きに悩まされ、寒さをしのぐ着物さえありませんでした。自分の家もなく、どこへ行っても冷たくあしらわれるばかりでした。 12 また、生活のために、自ら汗水流して働きました。私たちをのろう人たちを、かえって祝福し、危害を加えられても耐え忍び、 13 ののしられても、おだやかに答えるのが常でした。それなのに、今でも私たちは、足もとのちりやごみのように扱われています。

14 このように書いたのは、あなたがたに恥をかかせるためではありません。愛する子どもとして戒め、さとすためです。 15 たとえ、キリストについて教えてくれる人が一万人いたとしても、あなたがたの父はこの私だけであることを忘れないでください。福音を伝えてキリストの救いに導いたのは、この私一人なのですから。 16 ですから、お願いがあります。どうか私の模範にならい、同じ行いをしてください。

詩篇 96

96 世界中どこででも、
主に新しい歌をささげましょう。
賛美の声を上げましょう。
日ごと、だれかに、神の救いを人々に知らせましょう。
栄光に輝く主を世界中に伝え、
神のお働きを話して聞かせましょう。
主は、ことばで言い表せないほど偉大で、
大いにほめたたえられるべきお方です。
他の神々には目もくれず、
このお方だけを礼拝しなさい。
他国の神々は、人が作った偶像にすぎません。
しかし私たちの主は、天を造られたお方です。
栄誉と威光が神を包み、
力と美が宮に立ちこめています。

世界の国々よ、
主だけに栄光と力があることを認めなさい。
主にふさわしい栄誉をささげ、
供え物を携えて来て礼拝しなさい。
きよい生活を守ることによって主を礼拝しなさい。
全地は神の前で震えおののきなさい。
10 諸国民に、主の支配が行き渡ると告げなさい。
神の権威はいつまでも落ちることなく、
主はすべての国を公平にさばかれるのです。

11 天は喜び、地は小躍りしなさい。
見渡す限りの海は、
鳴りとどろいて神の栄光を伝えなさい。
12 青々とした野原を見て、ほめたたえなさい。
草の一本一本が、主の偉大さを物語っているのです。
森の木々も、こずえを鳴らして賛美しなさい。
13 主は世界をさばくために来てくださり、
公平で真実なさばきを下されます。

詩篇 100

100 大地よ。主に向かって喜びの声を上げなさい。
喜びをもって主に仕え、
喜びの歌を歌いつつ、神の御前に進み出なさい。
主が神であるとはどんなことか、
悟ることができるように努めなさい。
主は私たちをお造りになりました。
私たちは神の民、その牧場の羊です。
感謝の思いも新たに神殿の門をくぐり、
賛美の歌声とともに宮の内庭に入りなさい。
さあ、感謝してほめたたえなさい。
主はいつも正しく、愛と思いやりに満ち、
いつまでも変わることのない真実を示されるからです。

ヨハネの福音書 1:35-42

イエス、弟子を集める

35 その翌日、ヨハネは二人の弟子といっしょに立っていました。 36 目を上げると、イエスが歩いておられるではありませんか。その姿をじっと見つめながら、ヨハネは、「ごらんなさい。神の小羊です」と言いました。 37 これを聞いた弟子は二人とも、急いでイエスのあとを追いかけました。 38 その足音にイエスはふり向き、二人を見てお尋ねになりました。「何かご用ですか。」「先生。今、どちらにお泊まりですか。」 39 「いっしょに来なさい。すぐにわかります。」こう言われて二人は、イエスの泊まっておられる所までついて行きました。午後四時ごろのことでした。その日二人は、それからずっとイエスといっしょにいました。 40 二人のうち一人は、シモン・ペテロの兄弟アンデレでした。 41 それからアンデレはシモンを捜し出し、「とうとうメシヤ(ヘブル語で、救い主)にお会いしたよ」と言いました。 42 そして、彼をイエスのところへ連れて行きました。イエスはシモンをじっと見つめ、「あなたはヨハネの子シモンですね。これからは、ペテロ(岩)と呼びましょう」と言われました。

Japanese Living Bible (JLB)

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