Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
98 主のめざましい働きをたたえる、
新しい歌をささげましょう。
その御力ときよさが、
すばらしい勝利を主にもたらしたからです。
2-3 神はこの勝利を全世界に知らしめました。
イスラエルを恵むという約束の実現によって。
全世界は、神がご自分の民を救われる様子を
目の当たりにしました。
4 だからこそ、大地は大声を上げてほめたたえ、
感きわまって歌うのです。
5 竪琴の音色に合わせて、賛美の歌を歌いましょう。
6 角笛とラッパの音を高らかに響かせなさい。
主である王の前で、
喜びに満ちたシンフォニーをかなでなさい。
7 広大な海と、その中のすべてのものは、
鳴りとどろいて賛美しなさい。
地と、そこに住むものはみな、
「神様に栄光があるように」と叫びなさい。
8-9 海の波は楽しげに手を打ち鳴らし、
山々は、喜びの歌を合唱しなさい。
正義を貫いて世界をさばくために、
主はおいでになるのです。
汚れた人への祝福
10 ダリヨス王の治世第二年の第九の月の二十四日に、次のようなことばが、主から預言者ハガイを通して示されました。「 11 祭司たちに、律法について次のように尋ねよ。 12 『あなたたちのうちだれかが、聖なるいけにえを衣のすそに入れて運んでいて、そのすそがパンかぶどう酒か肉に触れたなら、触れたものも聖なるものとなるか。』」祭司は答えました。「いや、そんなことできよさは他のものに移らない。」
13 ハガイは続けて尋ねました。「しかし、だれかが死人に触れるなら汚れる。では、その人が何かに触れると、それも汚れるか。」「そのとおり」と祭司たちは答えました。
14 ハガイは質問の真意をはっきりさせて、こう言いました。「あなたがた民は、身勝手な態度と良くない思いをもって過ごすことで、自分がささげるいけにえを汚していた。いけにえだけではなく、わたしに対する奉仕として行うことも汚していた。 15 それで、なすことすべてうまくいかなかったのだ。だが、今からは違う。神殿を建て始めたからだ。 16-17 前には二十束の収穫を期待しても、十束しかなかった。五十桶分のオリーブ油を絞ろうとしても、二十桶分しか絞れなかった。立ち枯れ病と黒穂病と雹で、あなたがたの労働に報いたからだ。それでもあなたがたは、わたしのもとに帰ろうとしなかった、と主は言われる。
18-19 さあ今、このことを心に留めよ。この月の二十四日、すなわち、主の神殿の土台が据えられたこの日から、そしてこの日から先、わたしはあなたがたを祝福しよう。心に留めよ。あなたがたが神殿の再建を始める前、穀物を刈り入れる前に、ぶどう、いちじく、ざくろ、オリーブが実を結ぶ前に約束しておこう。今日からのち、わたしはあなたがたを祝福する。」
16 主イエス・キリストの力と再臨(キリストが再び地上に来られること)について話してきましたが、それは、私たちがうまく考え出した作り話ではありません。私はこの目で、キリストの輝きと栄光をはっきり見たのです。 17-18 キリストが聖なる山の上で、父なる神から誉れと栄光とを受けて輝かれた時、私はその場に居合わせました。その時、「これこそわたしの愛する子、わたしの大いなる喜び」と、栄光にあふれる厳かな声が天から響くのを、私ははっきり聞いたのです。
19 こうして私は、預言のことばが現実となるのを目のあたりにしました。そのことばは、暗い部屋をすみずみまで照らし出す明かりのようで、難解なまま、暗闇の中に置かれている多くのことがらに光をあて、理解させてくれるものです。そして、あなたがたのたましいに夜明けの光が差し込み、明けの明星であるキリストが心を照らしてくださるのです。 20-21 なぜなら、聖書にある預言のことばは、預言者がかってに考え出したものではないからです。それは、これら神を敬う人の心に住まれる聖霊がお授けになった、混じりけのない神からのことばなのです。
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