Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
主の祝福の年
61 神である主の霊が私の上にあります。
苦しんでいる人や悩んでいる人にすばらしい知らせを
伝えるために、主は私に油を注ぎました。
心の傷ついた人を慰め、捕虜になった人に自由を、
捕らわれていた人に釈放を告げるために、
神は私を送りました。
2 嘆き悲しんでいる人に、
神の恵みの時と敵が滅びる日のきたことを
知らせるために、神は私を送りました。
3 嘆き悲しむすべてのイスラエル人に、
神は与えます。
灰の代わりに美しさを。悲しみの代わりに喜びを。
重い心の代わりに賛美を。
神はご自分の栄光のために、
優雅で強い樫の木のように彼らを植えたのです。
4 彼らは廃墟を建て直し、
はるか昔に壊された町々に手を加え、
長い間荒れはてていた所を、
にぎやかな町に戻します。
8 「主であるわたしは、正義を愛し、不正と盗みを憎む。
わたしは、苦しんだわたしの民に報い、
彼らと永遠の契約を結ぶ。
9 彼らの子孫は国々の間に知れ渡り、尊敬される。
すべての者が、彼らは神に祝福された民だと認める。」
10 神が私をどんなに幸福にしてくださったか、
お話ししましょう。
神は私に救いの衣を着せ、
正義の外套をかけてくださいました。
私はまるで、婚礼の服をまとった花婿、
宝石で身を飾った花嫁のようです。
11 主は諸国に、
ご自分の正義を示します。
こうして、すべての人が神をたたえるのです。
神の正義は芽を吹いた木々、
ここかしこに青い芽が出た
早春の庭園のようです。
126 主が、捕虜となっていた人々を
エルサレムへ連れ戻された時、
私たちは、まるで夢でも見ているようでした。
2 笑いが込み上げ、ひとりでに歌ったものです。
他国の人々も言いました。
「主は彼らのために、驚くべきことをなさった。」
3 確かにすばらしいことでした。
信じられないことでした。
どれほどうれしかったことか。
4 旅人が砂漠でオアシスを見つけたときのように、
私たちが元気を取り戻すことができますように。
5 涙を蒔く人は、やがて喜びを刈り取ります。
6 種を手にし、泣きながら出て行った人々が、
やがて収穫の束をかかえ、
歌いながら帰って来るのです。
46 マリヤは言いました。
「ああ、心から主を賛美します。
47 救い主である神様を心から喜びます。
48 神様は取るに足りない私のような者さえ、
お心にとめてくださいました。
これから永遠に、どの時代の人々も、
私を神に祝福された者と呼ぶでしょう。
49 力ある聖なる方が、
私に大きなことをしてくださったからです。
50 そのあわれみは、いつまでも、
神を恐れ敬う者の上にとどまります。
51 その御手はどんなに力強いことでしょう。
主は心の高ぶった者を追い散らし、
52 権力をふるう者を王座から引きずり降ろし、
身分の低い者を高く引き上げ、
53 飢え渇いた者を満ち足らせ、
金持ちを何も持たせずに追い返されました。
54 主は約束を忘れず、
しもべイスラエルをお助けになりました。
55 先祖アブラハムとその子孫を、
永遠にあわれむと約束してくださったとおりに。」
16 いつも喜びにあふれていなさい。
17 いつも祈りに励みなさい。
18 どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに望んでおられることです。
19 聖霊の恵みを無にしてはいけません。 20 預言する者を軽蔑してはいけません。 21 すべてのことをよく調べ、それがほんとうに良いものであれば、受け入れなさい。 22 あらゆる種類の悪から遠ざかりなさい。
23 どうか、平和の神が、あなたがたを完全にきよめてくださいますように。あなたがたの霊とたましいと体とが、いつも健全で、主イエス・キリストが再び来られる時、少しも非難されない者としてくださいますように。 24 あなたがたを招いてご自分の子どもとしてくださった神は、約束どおり、それらのことをなしてくださいます。
6-7 イエス・キリストこそほんとうの光です。このことを証言させるために、神はバプテスマのヨハネをお遣わしになりました。 8 ヨハネ自身は光ではなく、ただその光を指し示す証人にすぎません。
バプテスマのヨハネの証言
19 ユダヤ人の指導者たちは、エルサレムから、祭司とその助手たちとをバプテスマのヨハネのもとへ派遣し、「あなたはキリスト(ギリシャ語で、救い主)なのか」と問いたださせました。 20 ヨハネは、「私はキリストではない」と、きっぱり否定しました。 21 「では、いったいだれか。エリヤか。」「いや、違う。」「すると、あの預言者か。」「いや。」 22 「では、いったい何者か。はっきりしてくれ。私たちは帰って報告しなければならないのだ。あなたはだれなのか。」 23 「私は、イザヤが預言した、あの荒野から聞こえる叫び声です。『主を迎える準備をせよ』(イザヤ40・3)と叫ぶ声、それが私です。」 24-25 パリサイ人(特に律法を守ることに熱心なユダヤ教の一派)から派遣された人たちは、なおもヨハネに問いました。「キリストでも、エリヤでも、あの預言者でもないのなら、いったいどんな資格でバプテスマ(洗礼)を授けているのか。」 26 ヨハネは答えました。「私はただ、水でバプテスマを授けているだけです。しかし、ここにいる人々の中には、あなたがたのまだ知らない方がおられます。 27 まもなく、あなたがたの間で働きを始められるでしょう。私にはその方のしもべとなる資格もないのです。」 28 このことがあったのは、ヨハネがバプテスマを授けていたヨルダン川の東岸にある、ベタニヤ村でのことです。
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