Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
イエスの命令は助け合い
6 教会のみんな!
あなた達の誰か1人が過ちを犯した場合には、聖霊に従うあなた達がその人の元に行き、正しい場所へ戻るように助けてあげなさい。細心の注意をして、慎重に手を差し伸べるのだ。そして自分自身も彼らに引きずり込まれることなく、誘惑へと足を踏み外さないように気を引き締めていなさい。 2 互いの苦難をともに背負うのだ!こうすることで、これぞ救い主の命令に従っている、ということになるのだ。 3 しかし、こうしたことをしたからといって、自分はなんて重要人物なんだろうと思ったらそれは大きな間違いだ。自分をただ騙しているに他ならない。 4 自分のした事だけを見てそれが誇れることなのかどうかを判別しなさい。他の人が犯した失敗と自分の行動を比べてはいけない。 5 自分の行動のみを自分の責任として負うべきなのだ。
蒔いた種は必ず刈り取る
6 誰でも神のことばを教わる者は、神のことばを教える者と共に良いものを共有するべきなのだ。
7 もし神をバカにできるなら、それはあなた自身をバカにしていることになる。人は蒔いた種をそのまま刈り取るからだ。 8 人間の野望で満たされた人生を歩みたいと願うなら、そこから得られる収穫は完全な破壊である。しかし、聖霊に喜ばれるような生き方を選ぶなら、あなた達が得られる収穫は永遠のいのちだ。 9 だから、正しい行いに疲れ果ててはならない!あきらめずに歩み続けるなら、やがて正しい時に永遠のいのちの収穫を刈り取る日が来るからだ! 10 誰かのために良いことをする機会があるのなら、その時にするべきだ。しかし、その上でまずは神を信じている神の家族たちに特別な優しさを示してあげなさい。
手紙の終わりに
11 これを見るんだ!こんなに大きな文字で私自らが書いている。 12 例の教師たちが何のためにあなた達に割礼をするように押しつけているのか分かるか?理由はただ1つ。すなわち、もっと彼らの人気が上がり、同時に迫害する者たちに叩かれたくないという思いからだ。つまり彼らはあなたのためではなく自分自身のために行っているのだ。救い主の十字架が唯一の救いの道であることを認めることで、他の人に叩かれるのが怖いのだ。 13 そうした割礼を主張する教師は、自分自身も割礼を受けている。しかし、それ以外の掟は守っていないのだ。彼らがあなた達に割礼を強要するのは、彼らがあなた達にしてあげたことをただ自慢したいだけなのだ。
14 そんなことを私は死んでも自慢したくない。私に自慢できるものは、王であるイエス・キリストの十字架のみだ。この十字架のおかげで世は私の前で死に、私は世の前で死んでいる。 15 誰が割礼を受けていて、誰が受けていないのかなど、どうでもいい。大切なのは神がイエスの中につくったこの新しい世界のことだ。 16 この新しい道を歩む人すべてに平安があるように。そして、神の国民に神の情けがあるように。
72人の弟子を送り出すイエス
10 その後、イエスはさらに72人の弟子を選んだ。そして、イエスは彼らを2人1組にして送り出したのだ。イエスは自分が行くことを計画していた全ての町と場所に、彼らを先に送り出した。 2 イエスは彼らに言った。「こんなにも大きな収穫がある。人を迎え入れる大きな収穫が。しかし、彼らを連れて来る肝心な働き手がほんのわずかしかいない。収穫は神のもの。だから、神の収獲を助ける働き手をもっと送ってくれるように神に頼むんだ!」
3 「よ~し!もう行ってよい!だが、聞いてくれ!俺がお前たちを送るのは、羊を狼の群れに放つようなものだ。 4 お金やかばん、予備の靴は持って行くんじゃない。とにかく目的地に向かい、途中で誰かに話しかけられても足を止めず歩き続けるんだ! 5 家に入る前には『この家に祝福があるように』と祈るんだ。 6 そこに住む人たちが友好的であれば、お前の平和の祝福はその一家に留まる。しかし、もしそうでなければ、お前の平和の祝福はお前に返ってくる。 7 その家に泊まり、そこの家が出してくれる飲み物や食べ物をいただくんだ。働く者は自分の報酬をもらうべきだ。他の家から誘いがあっても、泊めてもらっている家を出るんじゃない。
8 お前たちが入ったその町の人が歓迎してくれるなら、出されたご飯をありがたく頂きなさい。 9 そして、町の病人を治し、『神の王国があなた方の近くにある!』と伝えろ!
10 だが、入った町の人が歓迎してくれないのなら、町の通りに出て、こう言うんだ。 11 『あなた方の町で付いた足のホコリでさえも、警告を込めて振り払おう。あなた方がしたことが過っているという警告だ。だが忘れるな!神の王国はあなた方のすぐ近くにある!』と・・・
16 誰でも俺の弟子から話を聞いている人は、俺から話を聞いていることとなる。しかし、お前たちを歓迎しない人がいれば、それはつまり俺の歓迎を拒んでいるということだ。誰かが俺の歓迎を拒むなら、俺を送ってくれた方をも歓迎していないということだ!」
悪魔が落ちる
17 72人の弟子たちが彼らの旅から戻って来ると、彼らはとても喜んでいた。そして彼らは言った。「師匠、俺たちがあなたの名前を使った時、悪霊でさえ俺らに従ったんだ!」
18 イエスは彼らに言った。「俺も悪魔が空からカミナリのように落ちていくのを見た! 19 ヤツは敵だが、ヤツが持つ以上の力をお前たちに与えたのは俺であることを忘れるな!俺はお前たちに、ヤツのヘビやサソリを足で踏み潰す力を与えた。お前たちを傷つけるものはない。 20 そうだ!霊でさえお前たちに従う。お前たちは大いに喜べ。しかし、その力を持っていることに喜ぶのではない。お前たちの名が天に書かれていることに喜ぶのだ!」
Copyright © 2023 by Bible League International