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Revised Common Lectionary (Semicontinuous)

Daily Bible readings that follow the church liturgical year, with sequential stories told across multiple weeks.
Duration: 1245 days
Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)
Version
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へブル 9:1-12

古い契約プロミスのもとでの礼拝

最初に交わした契約には神からのルールが存在し、地上ではどの様に、どんな場所で礼拝をすべきなのかが示されていた。

その場所とは幕屋テントの中であり、人々はそこを聖なる幕屋テントと呼んでいた。幕屋テント内部にはランプ、テーブル、そして神に捧げるための聖なるパンが置かれていた。 また、幕屋テントの中にはカーテンで仕切られている場所もあり、その場所を最もホーリーなる部屋と呼んでいた。 お香を焚くためにあるゴールド製の祭壇アルターがそこには置いてあった。それ以外にもゴールドで装飾された契約の箱が置いてあり、その箱の中にはマナを入れるゴールドのツボ、アロンが使っていた葉が伸びている杖、そして古い契約、十のおきてが刻まれた平らな石板が入っていた。 契約の箱の上部には神の神聖さを表す羽を持った動物が2体設置されており、その羽を持った動物は慈愛じあいの心でその箱のフタを包み込んでいる様にデザインされていた。しかし、ここでは詳細の全てを説明しきれないのでこの辺で止めておこう ——【一年に一度大祭司ハイプリーストが動物の血をたらし、人々の過ちを自由にする儀式が行われていた。そのためこの箱のフタには慈愛じあいの意味が込められていた】

幕屋テントの中にある全ての物は、この様に精工せいこうに造られて設置されていた。祭司プリーストは毎日その幕屋テントの中に入り、一番手前の部屋で礼拝の儀式をして彼らの務めを果たしていたのだ。 そして、選ばれし大祭司ハイプリーストのみが一年に一度、幕屋テントの一番奥にある部屋へと動物の血を持って入ることが許されていた。大祭司ハイプリーストはその血を持って自分自身のため、また無知のまま犯してしまった人間の数々の過ちのために血を神に捧げていた。

すなわち、この2つの部屋を通して聖霊ホーリースピリットは以下のことを私たちに教えてくれているのだ。この様に奥まったところに位置する最もホーリーなる部屋は、手前の部屋がある限り開かれることはない。 このことは今日の私たちにも説明できる。要するに、祭司プリーストたちが供え物や生贄いけにえを神に捧げたからといって、礼拝をする者たちの良心を完全に正しくするものではないということだ。 10 供え物や生贄いけにえは食べ物や飲み物であり、特別な清めに使うものでしかなかった。それらは全て体に影響を与えるだけであり、永遠のものに影響を与えるわけではないということだ。要するに、神は全てが新しくなるまで、この様な方法で従う人々にそれら全てを与えていたのだ。

新たな契約のもとでの礼拝

11 しかし今では、キリストが大祭司プリーストとして来てくれた。現在、イエスは私たちの周りにある良いとされるもの全ての大祭司ハイプリーストなのだ。しかし、キリストは今までの祭司プリーストがしていたように幕屋テントの中で仕えることはしなかった。もっと優れた別の場所で仕えるのだ。そこは今までの古い幕屋テントとは異なり完璧な場所だ。人の手でつくられたのではなく、この地上に属している場所でもない。 12 キリストはかつて一度、その最もホーリーなる場所に入ったことがある。一度だけ!いや一度で十分だったのだ。彼はヤギや若い牛といった動物の血を使うことなく、自らの血をもってその最もホーリーなる場所に入って行った。こうして、イエスのこの行動により、私たち人間は過ちから永遠に自由とされたのだ。

Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)

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