Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
15 主よ。聖なる山にある主の天幕に行き、
自分の避け所を見いだす人はだれでしょう。
2 それは、責められるところのない生活を送る、
誠実そのものの人です。
3 人を中傷せず、うわさ話に耳を貸さず、
隣人を傷つけたりしない人です。
4 罪に対してはっきりと声を上げ、
罪を犯した者にはそれを指摘し、
主に忠実に従う者を尊ぶ人です。
自分に害が及ぼうとも、約束を破らない人です。
5 高い利息で負債者を窮地に追い込むことも、
わいろを受け取って、
無実の人に
不利な証言をすることもない人です。
このような人は、いつまでも
しっかりと立ち続けることができます。
17 外国からの移住者や身寄りのない子を正当に扱いなさい。借金のかたに未亡人の外套を取ってはいけません。 18 あなたも、エジプトでは奴隷だったではありませんか。主が助けてくださったから、今はこうしていられるのです。そのことを忘れないためにも、気の毒な人には親切にしなさい。
19 刈り入れをし、畑に一束置き忘れて来たら、わざわざ取りに戻らず、移住者や身寄りのない子、未亡人のために残しておきなさい。そうすれば、あなたの神、主があなたによくしてくださいます。 20 オリーブの実を打ち落とすときも同じです。あとでもう一度、残りを打ち落としに行ってはいけません。移住者や身寄りのない子、未亡人のために残しておきなさい。 21 ぶどう園のぶどうもそうです。落ちた実を拾い集めたりせず、貧しい人のために残しておきなさい。 22 エジプトで奴隷だったことを思い起こしなさい。以上のことを命じるのもそのためです。
むち打ちの刑について
25 1-3 人々の中に争いがあり、どちらかが裁判でむち打ちの刑と決まったら、裁判官は自分の前に罪人を伏させ、罪の程度に応じて、適当な回数だけ打ちなさい。ただし最高は四十回で、それ以上は絶対に打ってはいけません。あまりにきびしい刑を科して、同胞が不当に扱われないためです。
脱穀する牛への配慮
4 脱穀をしている牛に口かせをはめてはいけません。
牧師を正しく取り扱う
17 与えられた仕事を忠実に果たしている牧師〔または長老〕は、それに見合う十分な報酬を受け、尊敬されるべきです。説教と教育の両方にあたっている場合は、特にそうでなければなりません。 18 なぜなら聖書に、「穀物を踏んで脱穀している牛に口輪をかけ、その穀物を食べるのを禁じてはいけない」、また、「働く者が報酬を受けるのは当然である」と書いてあるからです。 19 牧師に対する訴えは、二人か三人の証人がいなければ、取り上げてはいけません。 20 牧師が罪を犯しているなら、教会員全員の前で責めなさい。その悪い例にならう人を出さないためです。 21 私は、神と主イエス・キリストと選ばれた天使たちの前で、厳粛な思いで命じます。あなたがその人と親しい間柄であろうとなかろうと、公平に対処しなければなりません。 22 牧師を選ぶ時は慎重にしなさい。そうでないと、その人の罪を見のがす結果になり、あなたもその罪を黙認したことになるからです。あなたも、いっさいの罪から離れ、きよい生活をしなさい。 23 だからといって、ぶどう酒を全く断つ必要はありません。病気がちの人には、むしろ胃の薬として、時々は少量を飲むように勧めます。
24 ある人たちの罪は明白ですぐにもさばかれますが、中にはあとになって、その罪があばかれる場合もあります。
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