Revised Common Lectionary (Complementary)
さばきと契約の更新
4 全能の主はこう宣言します。
「さあ、見よ。
審判の日がくる。かまどのように燃えながら。
高ぶる者、悪を行う者は、わらのように燃えつき、
木のように根も枝もすべて焼き払われる。
2 だが、わたしの名を恐れるあなたがたには、
正義の太陽が昇る。その翼によって癒やされる。
あなたがたは自由にされ、
牧場に放された子牛のように喜んで跳びはねる。
98 主のめざましい働きをたたえる、
新しい歌をささげましょう。
その御力ときよさが、
すばらしい勝利を主にもたらしたからです。
2-3 神はこの勝利を全世界に知らしめました。
イスラエルを恵むという約束の実現によって。
全世界は、神がご自分の民を救われる様子を
目の当たりにしました。
4 だからこそ、大地は大声を上げてほめたたえ、
感きわまって歌うのです。
5 竪琴の音色に合わせて、賛美の歌を歌いましょう。
6 角笛とラッパの音を高らかに響かせなさい。
主である王の前で、
喜びに満ちたシンフォニーをかなでなさい。
7 広大な海と、その中のすべてのものは、
鳴りとどろいて賛美しなさい。
地と、そこに住むものはみな、
「神様に栄光があるように」と叫びなさい。
8-9 海の波は楽しげに手を打ち鳴らし、
山々は、喜びの歌を合唱しなさい。
正義を貫いて世界をさばくために、
主はおいでになるのです。
まじめに働き生活しなさい
6 最後に、皆さん。ここで私たちは、主イエス・キリストの名により、その権威を受けて命じます。私たちが身をもって示した教えに従わず、何もせずにだらだらと日を過ごしている人たちとは絶交しなさい。 7 どういう生活をすればよいかは、もうよくわかっているはずです。私たちは、そちらで、だらしのない生活をしたことはありません。それを手本にしてください。 8 私たちは、だれからも、ただでパンをもらいませんでした。だれにも負担をかけたくなかったので、必要な物は、昼夜働いて得た収入で手に入れました。 9 私たちにそれを要求する権利がなかったからではなく、自分の生活は自分で支えるという模範を、身をもって示したかったのです。 10 そちらにいた時にも、「働かない者は食べる資格がない」と教えたはずです。
11 ところが聞くところによると、あなたがたの中には働くのをいやがり、一日中ぶらぶらして、うわさ話ばかりしている人がいるということです。 12 そういう人たちに、主イエス・キリストの名によって忠告し、また命じます。腰を落ち着けて、まじめに仕事に精を出し、自活できるようになりなさい。 13 それから、あなたがたには、いつでも正しい行いをしてほしいものです。
世の終わり
5 弟子たちの何人かが、宮のすばらしい石細工や壁の装飾に目を奪われ、感心していました。 6 するとイエスは、彼らに言われました。「今は賞賛の的になっているこれらのものが、一つも崩れずにほかの石の上に残らないほど完全に破壊され、瓦礫の山となる日がもうすぐ来ます。」 7 驚いた弟子たちが質問しました。「いつのことですか! その前に、何か前兆があるのでしょうか。」 8 イエスはお答えになりました。「だれにもだまされないようにしなさい。『私がキリストだ。今こそ時が来た』と言う者が大ぜい現れるからです。そういう人々を信じてはいけません。 9 また、戦争や暴動が始まったということを聞いても、あわてふためかないようにしなさい。戦争は必ず起こりますが、すぐに終わりが来るわけではありません。
10 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、 11 すさまじい地震が起こり、多くの国がききんに見舞われ、伝染病が流行し、恐ろしい異変が天に現れます。 12 しかし、これらのことが起こる前に、まず大きな迫害の時代が来ます。あなたがたは、わたしを信じているばかりに、会堂や牢獄、王や総督の前に引き立てて行かれます。 13 その結果、かえってメシヤ(救い主)のことが広く知られ、あがめられるようになるのです。 14 だから、人々の訴えにどう釈明しようかと心配してはいけません。 15 答えることは、わたしが教えてあげます。どんな反対者も反論できないことばと知恵です。 16 最も身近な両親、兄弟、親類、友人までもがあなたがたを裏切るようになるでしょう。中には殺される者もあります。 17 わたしの弟子だというので、みながあなたがたを憎むようになるでしょう。 18 しかし、あなたがたの髪の毛一本さえ失われることはありません。 19 忍耐して忍び通せば、いのちを得るのです。
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