Revised Common Lectionary (Complementary)
62 私は黙って、神からの救いを待ちます。
救うことができるのは神だけですから。
2 神こそ私の岩、私を救うお方、
そして私のとりでです。
ですから私は、困難にぶつかるときでも、
おじけづくことはありません。
3-4 ところが、いったいどうしたことでしょう。
私の王座が揺らぐと、
人々はいっせいに非難をあびせかけてくるのです。
王位から追い落とそうと、策略を練り、
必死になって根も葉もないうわさを流します。
面と向かっては、いかにもにこやかにふるまうのに、
心の中ではのろっているのです。
5 しかし、私はじっと黙って、神の救いを待ちます。
救うことができるのは神だけだからです。
6 確かに、神だけが私の岩、私を救うお方、
そして私のとりでなのです。
ですから、困難に出会っても、
顔をこわばらせなくてよいのです。
7 私が守られるのも、名声を獲得するのも、
神のお心ひとつです。
神は私の隠れ家、敵の手の届かない岩です。
8 同胞よ。いつでも神への信頼を失わず、
心にある願いを洗いざらい申し上げなさい。
神はきっと助けてくださいます。
9 身分の高い者も低い者も、
神の目から見ればみな無に等しく、
天秤で計れば、空気より軽いことがわかります。
10-11 搾取と強奪によって財産を増やしてはいけません。
金持ちだからといって、尊大になってはいけません。
12 愛と恵みに満ちた主は、
一人一人のしわざに報われるのです。
9 「ああ、イスラエルよ。
ギブアでのあの恐怖の夜以来、
ただ罪、罪、罪の連続だ。
あなたたちには全く進歩が見られない。
ギブアの者たちに戦いが襲いかかったのは当然のことだと思わないのか。
10 わたしはあなたたちの不従順に立ち向かう。
山のように積み上げられた罪を罰するために、
諸国の軍隊を集めてあなたたちを攻めさせる。
11 エフライムは麦打ち場で麦を踏むことに親しみ、
その楽な仕事を好む。
わたしはこれまで、
エフライムに重いくびきをかけたことはなかった。
そのか弱い首をいたわったのだ。
だが今、くびきをかけて馬鍬を引かせ、畑を耕させる。
気楽に過ごす時代は終わった。
12 正義という種をまけ。
そうすれば、わたしの愛という実を刈り取る。
堅くなった心を耕せ。
今は主を求める時だ。
主は来て、救いを雨のように注いでくださる。
13 ところが、あなたたちは悪を耕し、
はびこる罪という実を育ててきた。
巨大な軍事力があれば国は安全だと信じたので、
そのような偽りに信頼した報いを、十分に受けたのだ。
14 それで、戦争の恐怖が民の中に起こり、
シャレマンがベテ・アレベルを破壊したように、
あなたたちの要塞はみなくずされる。
母親も子どもも、その場で一気に殺される。
15 イスラエルの民よ。
それもみな、
あなたたちの罪悪があまりにもひどいからだ。
ある朝、イスラエルの王は滅ぼされる。
忍耐して神のさばきを待つ
5 よく聞きなさい、金持ちたち。迫り来る恐ろしい災いのために、声をあげて泣きなさい。 2 あなたがたの富は腐り、美しい着物は虫に食われ、 3 金銀は価値を失います。しかも、そのことがあなたがたに不利な証拠となり、まるで火のように全身を焼き尽くすでしょう。やがて来る審判の日には、命より大事にしてきたものがすべて、このような運命をたどるのです。 4 聞きなさい、あなたがたの農場で働いた労働者の叫び声を。あなたがたは彼らの賃金を搾取したではありませんか。彼らの叫びは、万軍の主の耳に達しているのです。 5 この地上でぜいたく三昧に暮らし、ありとあらゆる快楽にふけったあなたがた。まるで、屠殺場送りになるために、心を肥え太らせてきたようなものです。 6 あなたがたは、自分を守るすべを持たない善良な市民に罪をかぶせて殺してきたのです。
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