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The Daily Audio Bible

This reading plan is provided by Brian Hardin from Daily Audio Bible.
Duration: 731 days

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Japanese Living Bible (JLB)
Version
歴代誌Ⅱ 6:12-8:10

ソロモンの祈り

12-13 王は祭壇の前の、外庭の中央にすえられた五キュビト(二・二メートル)四方、高さ三キュビト(約一・三メートル)の青銅製の台の上に立っていました。王は語り終えると、人々が見守る中でひざまずき、両手を天に差し伸べ、こう祈りました。 14 「ああ、イスラエルの神、主。天と地のどこにも、あなたのような神はおられません。あなたは、あなたに従い、みこころを行おうとするすべての者に約束を守り通してくださいます。 15 今日、はっきりわかりました。父ダビデへの約束を実現してくださったことが。 16 ああ、イスラエルの神、主よ。あなたは私の父に、『あなたがわたしの道に歩んだように、あなたの子孫がわたしのおきてを守るなら、代々絶えることなくイスラエルの王としよう』とも約束なさいましたが、どうか、そのとおりにしてください。 17 どうか、この約束を完全に果たしてください。

18 それにしても、あなたはこの地上で、ほんとうに人間とともに住まわれるのでしょうか。天も、天の天も、あなたをお入れすることができないのでしたら、まして、私が建てたこの神殿などはなおさらのことです。 19 神様、どうか、私の祈りに心を留め、これからささげる祈りに耳を傾けてください。 20-21 あなたが御名を置くと言われたこの神殿に、昼も夜も愛のまなざしを注いでください。私がこの場所に向かってささげる祈りをいつも聞き届けてください。私とあなたの民イスラエルが、この神殿に向かってささげる祈りに耳を傾けてください。どうか、天から私たちの祈りを聞いて、私たちの罪をお赦しください。

22 ある人が罪を犯し、この祭壇の前で無罪を訴えるとき、 23 あなたが天から聞かれ、もし彼がうそをついているなら罰してください。そうでなければ、無罪をはっきり認めてやってください。

24 あなたに罪を犯したため、イスラエルが敵に負けるようなとき、あなたのもとに立ち返り、この神殿で祈るなら、 25 天からその祈りを聞き、あなたの民の罪を赦し、先祖にお与えになったこの地に彼らを連れ戻してください。

26 私たちの罪のために天が閉ざされ、雨が降らないとき、私たちがこの神殿に向かって祈り、あなたを呼び求め、懲らしめにこりて罪から立ち返るなら、 27 天からその祈りを聞いてあなたの民の罪を赦し、正しい道を教えてください。そして、相続地としてお与えになったこの地に雨を降らせてください。

28 この地にききん、災害、立ち枯れ、いなごや油虫の害が発生したり、敵が攻め込んで来て町々を包囲したりしたとき、たとえそれがどんな災難であっても、 29 共同でささげる祈りだけでなく、個人の祈りにも耳を傾けてください。 30 お住まいの天からその祈りを聞き、赦しを与え、一人一人にふさわしく報いてください。あなたは、すべての人の心を知り尽くしておられるからです。 31 そうすれば、民はいつまでもあなたを恐れかしこみ、神様が行けと言われる道を歩み続けることでしょう。

32 また、外国人があなたの偉大な力を耳にし、あなたをあがめるために、はるばる遠方から出かけて来て、この神殿に向かって祈るときにも、 33 お住まいの天からその祈りを聞き、願いをかなえてやってください。そうすれば、地上のすべての民はあなたの名声を耳にし、イスラエルの民と同じように、あなたを恐れかしこむようになるでしょう。また、私が建てたこの神殿が、ほんとうに神様の住まわれる所であると知るようになるでしょう。

34 イスラエルの民があなたのご命令で出陣するとき、あなたがお選びになったこのエルサレムの町、私があなたの御名のために建てたこの神殿に向かって祈るなら、 35 天から彼らの祈りを聞き、勝利を与えてください。

36 罪を一度も犯さないような人間はいませんから、彼らがあなたに罪を犯してお怒りを買い、敵に敗れて異国の地に捕虜として引いて行かれることになっても、 37-38 もし、彼らが行った地であなたに立ち返り、先祖にお与えになったこの地、この町、私が建てたこの神殿に向かって罪の赦しを心から祈り求めるなら、 39 お住まいの天からその祈りを聞き、彼らを助け、罪を犯したあなたの民を赦してやってください。

40 どうか神様、この所でささげられるすべての祈りに目を留め、耳を傾けてください。 41 神、主よ。どうか今、立ち上がって、休み場にお入りください。この休み場には、あなたの御力を象徴する契約の箱も置かれています。神様、祭司たちに救いの衣をまとわせ、聖徒たちにあなたの恵みをほめたたえさせてください。 42 神様、私をお忘れにならないでください。あなたが油を注がれた者から、御顔をそむけないでください。どうか、父ダビデへの愛といつくしみを忘れないでください。」

神殿の奉献

1-2 ソロモン王が祈り終えると、天から火が下って、いけにえを焼き尽くしました。主の栄光が神殿に満ちあふれたので、祭司たちは中に入れません。 民はみな、このすばらしい光景を見て、顔を地面にすりつけるようにして主を拝み、感謝をささげました。人々は、「主はなんとすばらしい方!いつも愛と恵みにあふれておられる」と大声で賛美しました。

4-5 それから、王と民はみな、牛二万二千頭、羊十二万頭のいけにえをささげて、神殿を主に奉献しました。 祭司たちはそれぞれの部署につき、レビ人は、ダビデ王の手作りの楽器を手にして、「主のいつくしみはとこしえまで」と賛美しました。祭司たちがラッパを吹いた時、民はみな起立していました。

青銅の祭壇ではささげきれないほど、たくさんのいけにえがあったので、王はその日のいけにえをささげる場所として、神殿の内庭をきよめました。

続く七日間、イスラエル全土から集まった大群衆とともに仮庵の祭りが祝われました。中には、はるばる北はレボ・ハマテ、南はエジプト川地域の遠方から来た人々もいました。 最後の礼典が八日目にあったのち、 10 第七の月の二十三日に、王は民を家に帰しました。彼らは、主がダビデとソロモン、イスラエルの民に下さった恵みを思い、喜びと感謝にあふれて家路につきました。

11 こうしてソロモンは、神殿と王宮とを建て終わりました。すべてが計画どおり実現したのです。

ソロモンに現れた主

12 ある夜、主は夢でソロモンに現れ、語りました。「わたしはあなたの祈りを聞いた。また、あなたがたがいけにえをささげる場所として、わたしはこの神殿を選んだ。 13 わたしが天を閉ざしたため雨が降らなくなったり、いなごの大群が穀物を食い尽くしたり、伝染病が大流行したりした場合、 14 もし、わたしの民がへりくだって祈り、悪い道から離れてわたしに立ち返るなら、天からその祈りを聞き、彼らの罪を赦し、この地を元どおりにしよう。 15 この場所でのすべての祈りに耳を傾け、目を留めよう。 16 わたしが、この神殿を永遠のわたしの家として選んで聖別したのだから、わたしの心はいつもここにある。

17 あなたが、父ダビデのようにわたしに従うなら、 18 約束どおり、あなたとあなたの子孫を代々イスラエルの王としよう。 19 しかし、もしわたしに従わず、わたしの教えに背いて偶像を拝むなら、 20 この地からわたしの民を滅ぼしてしまおう。わたしのために確保しておいたこの神殿も滅んで、多くの人の恐れとなり、物笑いの種となるだろう。 21 神殿が有名だっただけに、そのそばを通る者はみな、驚きのあまりつぶやくだろう。『どういうわけで、主はこの地とこの神殿とに、こんなむごいことをなさったのか』と。 22 すると、こうした答えが返ってくるだろう。『この地の民は、先祖をエジプトから導き出してくださった神を捨てて、ほかの神々を拝んだので、このようなことになったのだ』と。」

その他のソロモンの事業

ソロモンが王となってから二十年かかって、神殿と王宮が完成しました。 そこでソロモンは、ツロの王フラムから譲り受けた町々の再建に力を入れ、イスラエル人の一部をそこに住まわせました。

そのころ、ソロモンはハマテ・ツォバの町を攻めて占領し、 荒野にタデモルの町を建て、物資の補給所としてハマテに幾つかの町を建てました。 また、上ベテ・ホロンと下ベテ・ホロンの町を要塞化しました。この二つの町は共に物資の補給所で、城壁で囲まれ、門にはかんぬきがかけてありました。 同じころ、バアラテその他の、物資の補給所となる町々や、戦車や馬を置く町々を建設しました。こうして王は、エルサレムとレバノンはじめ、すべての領地に建てたいと思っていたものをみな建設したのです。

7-8 ソロモンは、イスラエル人が国内に残しておいた外国人の子孫であるヘテ人、エモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人を強制労働者として徴用しました。今日でもそうです。 しかし、イスラエル人は奴隷としてではなく、兵士、将校、戦車隊員、騎兵隊員として用いました。 10 また、イスラエル人のうち二百五十人を、行政全般を担当する役人に取り立てました。

ローマ人への手紙 7:14-8:8

14 本来、律法は霊的なものであり、問題はむしろ罪ある私にあります。私は、罪という主人に、奴隷として売り渡されているのです。

まだ心の中にある罪との戦い

15 私は自分のしていることがわかりません。ほんとうは正しいことをしたいのに、できないのです。反対に、したくないこと、憎んでいることをしてしまいます。 16 自分の行いが誤っていること、律法は良いものであることが、私にはわかっています。 17 ですから、したくないことをしているのは、もはや私ではなく、私のうちに巣くっている罪なのです。

18 古い罪の性質のために、私は自分が腐敗しきっているのを知っています。正しいことを行いたいのに、どんなにもがいても、できないのです。 19 良いことをしたいと思ってもできず、悪いことをしないように努めても、どうしてもやめられません。 20 自分ではしたくないことをしているとすれば、問題点は明らかです。すなわち、罪がなおも私をしっかり捕らえているのです。 21 正しいことをしたいと思っているのに、どうしても悪いことをしてしまう、そういう法則があるように思います。 22 新しい性質をいただいた私としては、神のご意思どおり行いたいのですが、 23-25 心の中に潜む悪い性質には別の力があって、それが私の心に戦いをいどみます。そして、ついに私を打ち負かし、いまだに私のうちにある罪の奴隷にしてしまうのです。私は、心では喜んで神に従いたいと願いながら、実際には、相変わらず罪の奴隷となっています。

これが私の実情なのです。ああ、私はなんとみじめで哀れな人間でしょう。いったいだれが、この悪い性質の奴隷状態から解放してくれるのでしょうか。しかし、主イエス・キリストのゆえに、ただ神に感謝します。キリストによって、私は解放されました。この方が自由の身にしてくださったのです。

こういうわけで、今は、キリスト・イエスに属する人が罪の宣告を受けることはありません。 なぜなら、いのちを与える御霊の力が、罪と死の悪循環から解放してくれたからです。 律法を知っているだけでは、罪の支配からは救い出されません。私たちはそれを守ることもできないし、実際守ってもいないからです。ところが、神は私たちを救うために、別の計画を実行に移されました。すなわち、神のひとり子を、私たちと同じ体を持つ者として〔ただ、私たちのような罪の性質を持たない点では異なりますが〕世にお遣わしになったのです。そして彼を、私たちの罪のためのいけにえとして、私たちをがんじがらめにする罪の支配を打ち破られたのです。 ですから今、私たちは聖霊に従って歩むなら、律法に従うことができるのです。そしてもはや、古い罪の性質の言いなりになることはありません。 罪の性質に従っている人は自分を喜ばせようとしますが、聖霊に従って歩む人は、神に喜んでいただこうとします。 聖霊に従って歩むならいのちと平安があり、古い罪の性質に従って歩むなら死が待っています。 古い性質は神に敵対するからです。古い性質が律法に従ったことは一度もなかったし、これからも決してありません。 ですから、なおも古い自我に支配されて欲望に従い続ける者は、決して神をお喜ばせすることができないのです。

詩篇 18:1-15

ダビデは、主がサウルをはじめ多くの敵から彼を救い出した時、この歌を歌いました。

18 主よ。私はどれほど主をお慕いしていることでしょう。
こんなにもすばらしいことをしてくださった主を。
主は、安心して身を寄せることのできるとりでです。
誰ひとり、このとりでに入って来て、
私を殺すことはできません。
主は、身を隠すことができる険しい山であり、
私の救い主です。
だれも近づくことのできない岩、安全を守る塔、
また私の盾です。
私はただ、主に叫び求めさえすればよいのです。
そうすれば主は、あらゆる敵から助けてくださいます。
ああ、主をほめたたえます。

死の鎖が私に巻きつき、
洪水のように滅びが押し寄せてきました。
私は罠に落ち、助けてくれる人もなく、
死へと引きずり込む綱の力に抵抗してもがきました。
苦しみの中で、私は主の助けを叫び求めました。
その声を、主は天から聞いてくださいました。
叫びは届いたのです。
その時、大地は揺れ動き、
山々は震えわななきました。
主の御怒りのためです。
主の御口からすさまじい炎が吹き出して
地を焼き尽くし、鼻からは煙が立ち上りました。
主は天を切り裂いて降りて来て、
私を救ってくださいました。
御足の下には暗闇がありました。
10 主は力ある天使にまたがり、風を翼とし、
矢のように速く、助けに来てくださいました。
11 暗闇を身にまとい、
一寸先もわからない濃い黒雲に覆われて、
近づいてくださいました。
12 突然、いなずまと雹の嵐を伴った御姿が、
雲間から輝きました。
13 雷のような声が天空にとどろき、
神々の上に君臨する神がお語りになったのです。
なんという雹、なんという火でしょう。
14 主はいなずまを恐怖の矢として放ち、
私の敵をかき乱しました。
あの逃げ惑うさまを見てください。
15 主よ、ご命令のままに海の水は引き、
あなたのすさまじい鼻息で、
海の底はむき出しになりました。

箴言 知恵の泉 19:24-25

24 目の前に食べ物があるのに、
口に入れようともしない怠け者がいます。
25 人をさげすむ者を罰すれば見せしめになり、
知恵のある人をしかると、ますます賢くなります。

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