Book of Common Prayer
12 あなた達は真理を強く握りしめているのでこれらのことはすでに知っているだろうが、あなた達の耳にタコができるまで言わせてもらおう。 13 私がこの地上に生きている間は、私の権利としてあなた達にこのことを何度も思い出させるだろう。私の命が尽きるまで何度もだ。 14 私の体はもう長くないことぐらい知っている。私たちの王であるイエス・キリストからの啓示があったからだ。 15 だからこそ私はベストを尽くしてあなた達にこのことを思い起こさせるのだ。私がこの世を去ってもだ・・・
救い主の栄光を見た
16 私たちは既にあなた達に伝えたはずだ!いつの日か、私たちの王であるイエス・キリストが力と共に戻ってくることを。このことはただの物語ではない!賢い誰かが作り上げた物語でもないのだ!なぜなら、私たちはこの目で実際にイエスの偉大さを目の当たりにしたからだ。 17 「これこそ、わたしの息子だ、わたしはこの息子を愛している。わたしの誇りだ!」この偉大な神の声を天から聞いた時、イエスは父親である神から栄光に輝く花を持たされた。 18 私たちもイエスと共に聖なる山にいる時、天から響き渡ったこの声を聞いた。 19 これこそ預言者のことばを確かなものとする。預言者のことばにもっと関心を寄せるといい。その預言とは、暗闇で輝く光・・・あなたはその光を持っている・・・最後の星が昇り、朝が次の光をあなたの心に運んでくるまで・・・
20 ここで最も重要なもので、あなた達に分かってもらいたいものがある。聖書に出てくる預言はその預言者自身の思いや願いから来たものではないということだ。 21 預言者の思いつきではなく、聖霊 が彼らの心で働き、神からのメッセージとして発しているのだ。
イエスを知らないと言うペテロ
(マタイ26:57-58, 69-75; マルコ14:53-54, 66-72; ヨハネ18:12-18, 25-27)
54 武装集団はイエスを捕まえ、そのまま大祭司の屋敷へとイエスを連行した。ペテロは距離を保ちながらイエスの後をつけていた。 55 大祭司の中庭の真ん中では人々が焚き火を始め、ペテロもそこに紛れて一緒に座った。 56 すると、召使いの少女はそこに座っているペテロの姿を見た。炎の明かりで照らされたことで、少女はペテロの顔を見ることができたのだ。彼女はペテロの顔をより近くで確かめると「この人!あの男と一緒にいましたよ」と言った。
57 しかし、ペテロは「何を言っているんだ。俺はあいつのことなんか知らん!知らない!」と否定した。 58 少し経つと、また別の者がペテロを見てこう言った。「お前もあのグループの1人だろ?」
だが、ペテロは言った。「いやいや違うって!俺は関係ない!」
59 それから約1時間後・・・別の男が言った。「いや、そうだろ!こいつは確かにあいつと一緒にいたよ!ガリラヤ出身のヤツだ」
60 だがペテロは言った。「おい、お前たちはいったい何を言ってるんだ!俺には知らん!」
するとその時・・・コケコッコ~~~~!雄鶏が鳴いた。 61 そして王であるイエスは振り返り、ペテロの目をじっと見た。そこでペテロはイエスが言ったことを思い出した・・・「朝、雄鶏が鳴くまでにお前は俺のことを知らないと3度言う」 62 それからペテロは外に出て号泣した。
イエスを虐待する見張り番
(マタイ26:67-68; マルコ14:65)
63 イエスの見張り番たちは、イエスをからかって痛めつけた。 64 彼らはイエスに目隠しをして見えなくすると、ビシッ!ボコッ!ゴキッ!イエスを殴りつけ、こう言った。「預言者だろ~?誰が殴ったか当ててみろよ!」 65 彼らは色んな侮辱の言葉をイエスに浴びせた。
宗教指導者たちの前にいるイエス
(マタイ26:59-66; マルコ14:55-64; ヨハネ18:19-24)
66 夜明けに、長老、祭司長、掟の学者たちが集まった。彼らはイエスを最高審議会へと連れて行った。 67 彼らは言った。「あなたが救い主であるなら、答えなさい!」
イエスが彼らに言った。「わたしが誰であるかを答えたとしても、あなた方はわたしを信じない。 68 そして、わたしがあなたに質問をしてもあなたは答えない。 69 しかし、今から人の子は全能の神の右側に座るのだ!」
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