Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
75 神よ。心から感謝します。
このすばらしい奇跡の数々は、
私たちをお心にかけてくださっていた証拠です。
2 すると、主の御声がしました。
「そうだ、その時がくれば、悪者には罰を下そう。
3 地が揺れ動き、人々が大混乱に巻き込まれても、
地の柱は揺るがない。
それは、わたしが据えつけたものだからだ。
4 わたしは思い上がった者に、謙遜になるよう警告した。
悪者には、横柄な態度を捨て、
5 強情で高慢な生き方もやめよと言った。」
6-7 神のお力添えがあってこそ、
誉れも権力も手にすることができるのです。
神は、思いのままに人を栄えさせたり、
低くさせたりなさいます。
8 主の手には、熟成した白ぶどう酒のグラスがあり、
このさばきの杯を、悪者たちは
最後の一滴まで飲みほさなければなりません。
9 一方、私は、神を永久にほめたたえます。
10 神は、「悪者の力は打ち砕こう。
しかし、正しい者の力は増し加えよう」と言われます。
4 モアブの王メシャは羊を飼っており、毎年イスラエルに子羊十万頭と雄羊十万頭分の羊毛とを貢ぎ物として納めていました。 5 ところがアハブ王が死ぬと、モアブの王はイスラエルに背きました。 6-8 そこで、ヨラム王はイスラエル軍を召集する一方、ユダのヨシャパテ王に使いを送って言いました。「モアブの王が反旗を翻したので、戦いにお力添え願えないか。」
「喜んで力になろう。私の民も馬も、あなたの言うとおりにさせる。作戦計画を教えてほしい。」
「エドムの荒野の道から攻めることにしている。」
9 こうして、エドムからの援軍も加わった、イスラエルとユダの連合軍は、荒野の道を七日間回り道したため、兵士や彼らの荷を運ぶ家畜の飲み水が底をついてしまいました。 10 イスラエルの王は悲鳴を上げました。「ああ、どうしよう。主はわれわれを、モアブの王の餌食にしようと、ここに連れ出されたのだ。」
11 「預言者はいないのですか。もしいたら、どうすればいいかわかるのに。」
ユダの王ヨシャパテのことばに、イスラエルの王の家臣が答えました。「エリヤの助手をしていたエリシャがいます。」
12 ヨシャパテは、「それはいい。その者に聞いてみよう」と言いました。そこで、イスラエルとユダとエドムの王は、そろってエリシャを訪ねました。
13 エリシャはイスラエルの王ヨラムに言いました。「あなたとはかかわりになりたくありません。ご両親がひいきにしていた偽預言者のもとに行ったらいいでしょう。」
すると、ヨラム王は言いました。「いや、われわれをここに呼び出し、モアブの王の餌食になるように仕向けたのは主なのだ。」
14 エリシャは言いました。「主にかけて言っておきます。ユダのヨシャパテ王がいなかったら、こんなことに首をつっ込む気はさらさらなかったのですが、 15 しかたがない。竪琴を弾く者を連れて来てください。」竪琴が奏でられると、エリシャに主のことばが下りました。 16 「この乾いた谷に溝を掘りなさい。わたしがそこに水を満たす。 17 風も吹かず雨も降らないのに、谷は水であふれ、あなたがたも家畜も十分に飲むことができる。 18 しかし、これはまだ手始めにすぎず、わたしはモアブ軍を破り、あなたがたに勝利を与える。 19 あなたがたは城壁に囲まれた最上の町々を占領し、すべての肥沃な耕地を石で荒地にする。」
20 翌日、朝のいけにえがささげられるころ、水がエドムの方から流れて来て、あたり一面を満たしました。
6 これらの罪の言いわけをする者たちに、だまされてはなりません。神の恐ろしい怒りは、こういう行いをする者に容赦なく下るのです。 7 ですから、彼らとのつき合いすら禁じます。 8 あなたがたの心は以前は暗闇におおわれていましたが、今は主にあって光にあふれています。そのことを態度で示しなさい。 9 内面がこの光で輝いているのですから、良いこと、正しいこと、真実なことだけを行うべきです。 10 日々、主に喜ばれることは何かを、わきまえ知りなさい。 11 邪悪で無益な快楽に身を任せてはいけません。むしろそれを非難し、明るみに出しなさい。 12 神を敬わない者たちが暗闇でふけっている快楽は、口にするのも恥ずかしいことです。 13 しかし、あなたがたがそれを明るみに出す時、光がその罪を照らし出して正体をあばきます。その醜さに気づいて、そのうちの何人かは光の子どもとなるでしょう。 14 だから、聖書にこう言われているのです。
「眠っている者よ。目を覚ませ。
死者の中から起き上がれ。
そうすれば、キリストがあなたを照らされる。」(イザヤ26・19)
15-16 ですから、自分の行動によくよく注意しなさい。今は困難な時代です。愚か者にならないで、賢くなりなさい。あらゆる機会を十分に生かして、正しい行いをしなさい。 17 軽率に行動せず、主が望んでおられることを実行しなさい。 18 酒を飲みすぎてはいけません。そこには多くの悪が潜んでいるからです。むしろ、御霊に満たされ、支配していただきなさい。 19 聖なる歌をうたい、心の中で主に向かって賛美しながら、互いに主について語り合いなさい。 20 いつも、あらゆることを、主イエス・キリストの名によって、父なる神に感謝しなさい。
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