Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
8 ああ私たちの主よ。
御名の威厳と栄光は全地に満ち、
天にみなぎっています。
2 あなたは幼子たちに、
あなたを真心からほめたたえよと教えられました。
その子どもたちの姿に、
敵が恥じ入って、口をつぐみますように。
3 夜空を仰いで、
あなたが造られた月や星を眺めると、
4 なぜ、取るに足りないちっぽけな人間を
心に留め、目をかけてくださるのか不思議です。
5 ところがあなたは、
御使いにほんの少し及ばないだけの者として
人を造り、栄光と誉れの冠を与えられました。
6 あなたは、お造りになった万物を、
人の手にゆだねられ、
いっさいのものは人の支配下にあります。
7 牛も羊も、また野獣も、
8 鳥、魚、すべての海の生物も。
9 私たちの主よ。
御名の威厳と栄光は全地に満ちています。
犠牲を払ってでも知恵を得なさい
4 1-2 さあ、父親の話を聞くように、
私の言うことを聞きなさい。
知恵のある人になるために、
私が教える真理を勉強しなさい。
顔をそむけてはいけません。
3 私も若いころは、
母にはひとり息子としてかわいがられ、
父とはよく、いろいろなことを話し合ったものです。
4 そんな時、父は口ぐせのように、
こう言い聞かせてくれました。
「よく聞きなさい。
私のことばと教えを大切にすれば、
一生幸せに暮らせる。
5 何よりも、知恵と悟りのある人間になりなさい。
このことを決して忘れてはならない。」
6 知恵があなたを守ってくれます。
しっかり心に留め、大切にしなさい。
7 知恵のある人になるには、
まず賢くなろうと決心することです。
それが、物事を正しく判断する力と
知恵を養うのです。
8-9 知恵を高めれば、
あなたも高められます。
知恵を抱きしめると、
それはあなたに大きな誉れを与えます。
41 さて、両親は過越の祭り(パン種を入れないパンを食べる、年に一度のユダヤ人の祭り)には、毎年かかさずエルサレムに行きました。 42 十二歳の時、イエスは祭りの慣習に従って、両親についてエルサレムに行きました。 43 祭りが終わると、両親は帰途につきましたが、イエスはそのままエルサレムに残っていました。そうとは知らない両親は、 44 てっきりほかの人たちといっしょに帰っているものと考え、気にもとめず、その日一日、旅を続けました。ところが、夕方になってもイエスの姿が見あたりません。あわてて、親族や友人たちの間を捜し始めました。 45 それでも見つからず、とうとう、捜しながらエルサレムまで引き返しました。
46 三日後、ようやくイエスの居場所がわかりました。なんと、神殿で律法の教師たちを相手にむずかしい議論をしていたのです。 47 取り巻く見物人はみな、イエスの知恵と答えに舌を巻いていました。 48 両親は、わが子が落ち着きはらって座っているのを見て、驚きました。「どうしてこんなことをしたのです。お父さんもお母さんも、どんなに心配して捜し回ったか知れないんですよ」とマリヤが言いました。 49 ところがイエスは、「なぜ捜したのですか。ぼくが父の家(神殿)にいるとわからなかったのですか」と答えました。 50 こう言われても、どういうことか、両親にはさっぱりわかりませんでした。
51 それからイエスは、両親といっしょにナザレに帰り、彼らによく仕えました。マリヤは、このことをみな心にとめておきました。
52 イエスは身長も伸び、ますます知恵も加わって、神にも人にも愛されました。
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