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Revised Common Lectionary (Semicontinuous)

Daily Bible readings that follow the church liturgical year, with sequential stories told across multiple weeks.
Duration: 1245 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 38

38 ああ主よ、お怒りのままに私を罰しないでください。
あなたの矢は深く突き刺さり、
私は容赦なく打たれて、圧倒されました。
3-4 御怒りにふれて病気となり、
罪のために健康を害したのです。
罪は洪水のように頭上を越えました。
もう、自分では負いきれない重荷です。
5-6 傷口はただれ、うみがあふれています。
罪の重さに、身をかがめて苦しみもだえています。
昼も夜も苦痛に満ち、
腰は焼けつくように痛く、
全身が病み疲れているのです。
私は精根尽き果て、絶望してうめくのみです。
主よ。
私がどれほど健康な体に戻りたいと思っているか、
あなたはご存じです。
私のため息は一つ残らずお耳に達したはずです。
10 動悸は激しく、体力は消耗し、
目も見えなくなりつつあります。
11 愛する者や友人たちは、
私の病気を怖がって近寄ってくれず、
家族の者さえ遠巻きにしています。
12 敵は、このいのちをつけねらい、
目覚めている間中、策略を練っているのです。
13-14 しかし私は、
彼らが脅す声を聞かないようにしています。
口がきけない人のように、黙りこんでいます。
15 主に望みを託しているからです。
ああ主よ、早く来て、私を守ってください。
16 それ見ろと言わんばかりに、失意の私を眺める
あの高慢な者どもにとどめを刺してください。
17 いつまで私は危険な崖っぷちに
立っていなければならないのでしょう。
悲しみの原因である罪が、
四六時中、私を見すえています。
18 私は罪を告白します。
どうか、今までの行いを赦してください。
19 しかし、敵は私を憎み、激しく苦しめます。
私には少しも身に覚えがありませんのに。
20 あの者どもは悪をもって善に報い、
正義を掲げる私を憎むのです。
21 ああ主よ、私を置き去りにしないでください。
22 私を救ってくださる主よ、
急いで来てお助けください。

創世記 33:1-17

エサウとの再会

33 1-2 やがて、向こうから、エサウが四百人の供を引き連れて来るのが見えました。ヤコブは、今度は家族を幾つかのグループに分けました。二人のそばめとその子どもたちを先頭に、レアとその子どもたちを次に、そしてラケルとヨセフを最後に置きました。 そして自分は、一番先頭に立ちました。エサウとの距離はどんどん縮まります。ヤコブは、立ち止まっては深々と頭を下げ、また少し行ってはおじぎをするというぐあいに、七度もくり返しました。 それを見たエサウは走り寄って出迎え、弟をきつく抱きしめると、愛情を込めて口づけをしました。感激のあまり、二人は涙にくれるばかりです。 エサウは女と子どもたちを見て尋ねました。「あの連れの者たちは?」

「私の子どもです。」

まず二人のそばめが子どもたちといっしょに進み出て、ていねいにおじぎをしました。 次にレアと子どもたち、最後にラケルとヨセフがあいさつしました。

「ここに来る途中、たくさんの家畜の群れを見たが、あれは何かな。」

「私から、ご主人である兄さんへの贈り物です。ほんの心ばかりのものですが、ごあいさつ代わりに。」

「ヤコブ、私は家畜なら十分持っているよ。わざわざ贈り物をくれなくていい。自分で持っておきなさい。」

10 「そんなことを言わず、受け取ってください。兄さんのにこやかな笑顔を見て安心しました。兄さんに会うのが怖かったのです。神様の前に出る時のように。 11 遠慮しないで、気持ちよく納めてください。神様のおかげで、私も多少は財産を持てる身になったのですから。」ヤコブがしきりに言うので、とうとうエサウは贈り物を受け取りました。

12 「さあ、そろそろ出かけよう。道案内はわれわれが引き受けるよ。」

13 「ありがとう、兄さん。でもせっかくですが、ごらんのとおり、小さな子どもや生まれたばかりの家畜もいるものですから。あまり急がせたら、群れは死んでしまうでしょう。 14 ですから、兄さんは先に行ってください。私たちはあとからゆっくり行きます。兄さんのいるセイルでまたお目にかかりましょう。」

15 「わかった、それでは手伝いに何人か残していくから、道案内にでも使ってくれ。」

「それには及びません。ご厚意は十分に受けましたし、私たちだけでも何とかなりますから。」

16 エサウはその日、セイルに向けて出発しました。 17 ヤコブ一家はスコテまで行くとテントを張り、家畜の群れには囲いを作りました。そこがスコテ〔「小屋」の意〕と呼ばれるのはそのためです。

コリント人への手紙Ⅰ 11:2-16

愛する皆さん。あなたがたが私の教えを忘れず、すべてそのとおり実行していることを、とてもうれしく思います。 しかし、知っておいてほしいことが一つあります。それは、妻は夫に責任があり、夫はキリストに責任があり、キリストは神に責任がある、ということです。 ですから、男が祈ったり説教をしたりする時、帽子を取らないなら、キリストを侮辱することになります。 また、女が頭にベールを着けずに、人前で祈ったり預言したりすれば、夫を侮辱することになります。ベールは、夫に対する服従のしるしだからです。 何も着けたくないなら、いっそ髪もそってしまいなさい。もし頭をそるのが女として恥ずかしいことなら、ベールを着けなさい。 しかし、男は何もかぶるべきではありません。男は神に似せて造られたのであり、神の栄光の現れです。女は男の栄光の現れです。 最初の男は女から造られたのではなく、最初の女が男から造られたのです。 最初の男アダムは、エバのために造られたのではなく、エバがアダムのために造られたのです。 10 そういうわけで女は、男の権威の下にあるしるしとして、頭にベールを着けなければなりません。すべての天使たちがそれを認めて、喜ぶためです。 11 しかし、神の計画では、男と女は、お互いを必要とし合う存在であることを忘れてはなりません。 12 なぜなら、最初の女は男から造られたとは言っても、それ以後、男はすべて女から生まれたからです。そして、男も女も神から出ているのです。 13 あなたがたは、この問題についてどう考えますか。女がベールも着けずに人前で祈ることは正しいでしょうか。 14-15 女が頭をおおうことは、きわめて自然ではありませんか。長い髪は女の誇りだからです。しかし、男の長い髪は恥なのです。 16 たとえ、この点について別の意見の人がいても、私はこのようにしか教えません。すなわち、女が教会で公に預言したり祈ったりする時は、必ずベールを着けなさい。このことは、どこの教会でも同じように考えています。

Japanese Living Bible (JLB)

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