Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
1 なんと幸いでしょう。
悪者のたくらみに耳を貸したり、
罪人といっしょになって
神のことをさげすんだりしない人は。
2 その人は、
主がお望みになることを何でも喜んで行い、
いつも、主の教えを思い巡らしては、
もっと主のみそばを歩もうと考えます。
3 その人は、川のほとりに植えられた、
季節が来ると甘い実をつける木のようです。
その葉は決して枯れず、
その人のすることは、みな栄えます。
4 しかし罪人には、逆の運命が待っています。
彼らは風に吹き飛ばされるもみがらのようで、
5 神のさばきにたえず、
神に従う人とともに立つことはできません。
6 主はご自分に従う人の行く道を、
守ってくださいますが、
神に背く者の行き着く先は滅びです。
ぶどう酒のつぼ
12 彼らに告げなさい。おまえたちのつぼには、ぶどう酒が満ちている。彼らはこう答えるだろう。『そんなことぐらい、わかっている。われわれがどんなに富んでいるかを、教えてもらう必要はない。』 13 そこで、こう言いなさい。おまえたちの性根は腐っている。わたしは、ダビデの王座につく王、祭司、預言者、それにすべての民が途方にくれるようにする。 14 父と息子をいがみ合わせる。少しもあわれむことなく、徹底的に滅ぼす。」
捕虜になるとの警告
15 主が語ったのだから、素直に聞きなさい。
そのように思い上がり、強情を張ってはいけません。
16 何も見えない暗闇を送り込まれる前に、
手遅れにならないうちに、神に栄光をお返ししなさい。
闇が覆えば、あなたがたは山につまずき、
倒れます。
その時に、光を探し求めても、
身の毛もよだつ暗闇があるだけです。
17 それでもなお、耳をふさぐのですか。
もしそうなら、私は心を痛め、
思い上がったあなたがたのために、
一人で嘆き悲しみましょう。
主の民が奴隷になって連れ去られるのです。
とても泣かずにはいられません。
18 「王と王母に、王座から降りて、
ちりの中に座れと告げなさい。
頭上に輝く冠は奪い取られ、
ほかの人に与えられるからだ。
19 エルサレムの南にあるネゲブの町々は、
敵の来襲に備えて門を閉めた。
エルサレムは助けにならないので、
自分で自分を守らなければならない。
それに、ユダのすべての民は、奴隷として連れ去られる。
26 アブラハムの子孫の方々、ならびに、神を敬う外国人の皆さん。この救いは、私たちみんなのものです。 27 エルサレムにいるユダヤ人とその指導者たちは、イエスを処刑することで、皮肉にも、預言を実現させたのです。彼らは安息日ごとに預言者のことばが読まれるのを聞きながら、イエスこそ、その預言されたお方であることを認めようとしませんでした。 28 そして、罰せられる正当な理由は何一つなかったのに、どうしても死刑にするようピラトに要求したのです。 29 こうして、預言どおりにイエスは死なれたのです。そのあと、イエスの遺体は十字架から降ろされ、墓に葬られました。
30 しかし神様は、このイエスを復活させてくださったのです。 31 イエスは幾日もの間、ガリラヤからエルサレムまでずっと行動を共にした人たちに、たびたび姿を現されました。復活のイエスにお会いした人たちは、人々にこのことを証言し続けてきたのです。
32-33 バルナバと私もまた、この喜びの知らせを伝えようと、こうしてやって来ました。その知らせとは、神様がイエスを復活させたことによって、私たちの先祖への約束が今の時代に実現したということです。聖書の詩篇に、『今日、わたしはあなたに、子としての名誉を与えた』とあるとおりです。
34 神様はイエスを復活させ、二度と死なない方となさいました。聖書に、『わたしはダビデに約束したすばらしい祝福を、あなたがたに与える』とあるとおりです。
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