Print Page Options
Previous Prev Day Next DayNext

Revised Common Lectionary (Semicontinuous)

Daily Bible readings that follow the church liturgical year, with sequential stories told across multiple weeks.
Duration: 1245 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
イザヤ書 62:1-5

エルサレムの新しい名

62 私はシオンを愛し、エルサレムを心から慕っています。
だからこそ、エルサレムが正義をまとって
まぶしく輝き、救いによって栄光を放つまでは、
この都のために祈るのをやめたり、
神に叫ぶのをやめたりしません。
やがて国々はあなたの正義に気がつき、
王たちはあなたの栄光に目がくらむようになります。
あなたは神から、新しい名を頂きます。
神はあなたを御手の中に抱きしめ、
すべての者に見えるように高く上げます。
あなたは、王の王である方の、
光り輝く冠となるのです。
もう二度と、「神に見捨てられた地」とか
「神が忘れてしまった地」とか呼ばれません。
新しい名は「神が喜ぶ地」また「花嫁」です。
主があなたを喜び、ご自分のものにするからです。
エルサレムよ、あなたの子らは、
おとめをめとる若者のような喜びをもって、
あなたを世話します。
神は、花婿が花嫁を喜ぶように、
あなたを喜びます。

詩篇 36:5-10

ああ主よ。あなたの揺るがぬ愛は天のように高く、
あなたの真実は雲にまで達します。
あなたの正義は神の山のように不動で、その判断は、
満ち潮の海のように知恵であふれています。
神は人にも獣にも心をお配りになります。
ああ神よ。
尽きることのない愛を、心から感謝します。
あらゆる人が御翼の陰に身を隠します。
その人々はあなたの祝福を豊かに受けて養われ、
喜びの川の水を心ゆくまで飲ませていただけるのです。
あなたはいのちの泉です。
私たちはあなたの光を反映しているにすぎません。
10 あなたを信じる人々に、
変わらない愛を注いでください。
どうか、お心にかなった生き方をしようとする人々を
お救いください。

コリント人への手紙Ⅰ 12:1-11

聖霊が下さる特別の賜物

12 さて、皆さん。聖霊があなたがたに授けてくださった特別な賜物(贈り物)について書きたいと思います。この点で、少しの誤解もないようにと願うからです。 覚えがあると思いますが、あなたがたは異教徒であった時、ひとことも口がきけない偶像のもとへあちこち出かけたものでした。 ところが、いま接している人たちは、自分は神の御霊から託されたことばを語っている、と主張する人たちです。その人たちがほんとうに神に導かれているのか、それとも、ただそんなふりをしているだけか、どのようにして見分ければよいでしょう。それは、神の御霊の力を受けている者はだれも、イエスをのろうことはできないし、また、聖霊の助けがなければ、だれも、「イエスは主です」と告白できないということです。

ところで、神様は私たちに、いろいろな種類の賜物を与えてくださっていますが、みな聖霊から出たものです。 神への奉仕はいろいろですが、私たちは同一の主に仕えているのです。 神様は私たちの生活の中で、いろいろな方法で働きかけてくださいます。しかし、神のものとされた私たちの中で、また私たちを通してお働きになるのは、ただひとりの神です。 聖霊は、教会全体の利益のために、私たちを通して神の力を現してくださるのです。 聖霊はある人に、賢明な助言者としての賜物を与えておられます。またある人には、研究し、人に教える点ですぐれた賜物を与えておられます。 また、ある人には特別な信仰を与え、ある人には病気をいやす力を与えておられます。 10 そのほか、奇跡を行う力が与えられている人もあれば、預言や説教をする力をいただいている人もいます。また聖霊は、ある人には、「自分は神のことばを与えられている」と主張する人がほんとうに神の霊によって語っているかどうか、見分ける力を与えておられます。さらに、ある人には異言(今まで知らなかった特別なことば)で語る能力を与え、別の人にその異言を解き明かす能力を授けておられるのです。 11 こうしたすべての賜物と力は、同一の聖霊が思いのままに、私たちにも与えてくださるものです。

ヨハネの福音書 2:1-11

水をぶどう酒に変える

それから三日目に、ガリラヤのカナという村で結婚式があり、イエスの母マリヤが客として出席していました。 イエスと弟子たちも招待されていました。 ところが、祝宴の最中だというのに、ぶどう酒が切れてしまったのです。マリヤは、そのことをイエスに知らせました。 イエスは、「今はかかわりがないことです、お母さん。まだ、その時ではありません」と、お答えになりました。 マリヤは手伝いの者たちに、「この人の言うとおりにしてください」と言いました。 さて、そこには石の水がめが六つありました。ユダヤ教の儀式に使う水がめで、それぞれ八十リットルから百二十リットルぐらい入るものです。 イエスは手伝いの者たちに、「さあ、縁までいっぱい水を入れなさい」と指示なさいました。彼らがそのとおりにすると、 「では、それを汲んで、婚宴の世話役のところへ持って行きなさい」と言われます。彼らは言われるままに持って行きました。 宴会の世話役が試しに一口味わってみると、おいしいぶどう酒です。「こんな上等の酒を、いったいどこから出してきたんだろう」と首をかしげました。もちろん手伝いの者たちは何もかも知っていました。そこで、世話役は花婿を呼び出して、 10 言いました。「これは極上のぶどう酒じゃないですか。あなたはすばらしい方だ。たいていどこの家でも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわって味がわからなくなると、安物でごまかすものです。ところがあなたは、一番上等なものを、最後まで取っておかれたのですから。」 11 このガリラヤのカナでの奇跡は、イエスが神の力を公に示された最初のものでした。これを見て弟子たちは、イエスを正真正銘のメシヤと信じたのです。

Japanese Living Bible (JLB)

Copyright© 1978, 2011, 2016 by Biblica, Inc.® Used by permission. All rights reserved worldwide.