Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
掟の下の人生
14 私たちは掟が霊的であることを知っている。だが、私は霊的に弱い。過ちは私が奴隷であるかのように私を支配している。 15 なぜ、どうして、私がこんなことをしてしまうのか私にも分からない・・・本当にしたいと思っている良いことをしないで、逆にしてはいけないこと、憎んでいる悪を行ってしまう自分がいるのだ。 16 私がしてしまうことを本当はやりたくないものだと思うのであれば、それは掟が良いものであると同意していることになる。 17 しかし、悪いことを行っているのは、本当のところ私ではないのだ。私の内に住んでいる私ではない過ちが行なわせるのだ。 18 そう。私自身の中に良いものはない。それが私の人間的な弱さだ!正しいことをしたいのに、私はそれをしない。 19 良いことをしたい!と思っても、それをしないでしたくない悪いことをしてしまう。 20 だから、もし私が自分のしたくないことをしているのであれば、それをしているのは私ではないと言える!つまり私に住みついている過ちの力がそうさせるということだ。 21 そう!私が掟について学んだことはこうだ!掟が命じて良いことをしたいと思う時、悪もそこに潜んでいるということだ。 22 私の心の中では神の掟に従うことに喜びを持っている。 23 ところが、心の奥深くに別の掟が存在し、それが私の受け入れている良い掟に戦いをいどむのだ。その別の掟が過ちを支配し、コントロールをすることで、私を打ち負かし、私をがんじがらめにするということだ。 24 私はなんて惨めな人なのだろう。誰が私を死に至らしめるこの体から救ってくれるのだろうか? 25 私たちの王であるイエス・キリストによって救ってくれる神に感謝する。だから、私の心の中で私は、神の掟の奴隷となっているが、人間の弱さの中では過ちの奴隷となっているのだ!
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