Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
神の本当の姿
13 私が知られていない言葉を話せて、天使の言葉さえ語れたとしても、愛がなかったら私が発するものはだたの耳ざわりな鈴の音か、響き渡るシンバルのような騒音でしかない。 2 私が神からのメッセージを運ぶ力を持ち、あらゆる神秘を理解していて、全てを使いこなす知識を持ち合わせ、山を動かすのに必要なだけの信じる心を持っていても、愛がなかったら私は偉くも何ともない。 3 私が財産全てを投げ与え、自分を犠牲にして働いてそれを誇りに思っていたとしても ——【いくつかのギリシャ語訳では、「焼かれるために自分の身を捧げたとしても」とある】愛がなかったら得るものは何もない。
4 愛は忍耐であり、親切なものだ。愛には嫉妬がなく、自分を自慢して自分を誇るものではない。 5 愛には礼儀があり、自己中心的ではなく、また簡単にはイライラしない。愛は過去に失敗した行いをいちいち覚えてはいない。 6 愛はルール違反にはときめかず、嘘のないものを喜ぶ。 7 愛は人を見捨てることがなく、その人を信じきり、希望を握りしめて踏ん張り抜く。
8 愛は決して絶えることがない!だが、ギフトはいずれ尽きる。たとえ預言であってもいずれは尽き、知られていない言葉を話すギフトもいずれ無くなり、神からの知識を得るギフトも消え去っていく。 9 この知識も預言もまだ本来の姿ではなく、 10 その本来の姿が訪れる時には消えていくものだから。
11 子供の頃は子供っぽく話し、子供っぽく考えて、子供っぽく計画を立てていても、大人になったら子供っぽいことをやめるのと同じだ。 12 私たちが今見ている神の姿は、磨かれた金属に反射されたぼやけた姿でしかない。しかし、この目で直に神を見る時が来る。今は完全に理解していなくとも、その時には完全に、神が私を完璧に知っているように、私も神のことを完璧に知る時が来る。 13 その上で、永遠に残るものは3つ。信仰、希望、そして愛。その中でも他の全てに勝るもの、それが愛だ!
21 イエスは彼らに話し始めた。「今、わたしが読んだこの箇所は、あなた方が聞いている間に実現された!」
22 そこにいる誰もが、イエスの言ったことを称賛し、イエスの語った素晴らしいことばに驚いた。彼らは言った。「でも彼って、あのヨセフの息子じゃなかったか?」
23 イエスは彼らに言った。「あなた方が古いことわざを使って、『お医者さんは、自分自身を治す』と言い、『私たちは、あなたがカペナウムでした噂を聞いたけど、この場所でも、自分たちの故郷でも、同じこと行ってくれ!』と言いたくなるのも分かる!」 24 続けてイエスはこう言った。「実際のところ、預言者は自分の故郷では受け入れてもらえない」
25-26 「エリヤの時代、イスラエルでは3年半も雨が降らなかった。国中のどこへ行っても食料が底をついていた。その頃、イスラエルには多くの未亡人、すなわち夫に先立たれた妻たちがいた。しかし、実際エリヤはそのイスラエルの未亡人へ遣わされたのではなく、シドン付近にある町サレプタの未亡人にのみ遣わされたのだ」
27 「そして、預言者エリシャの時代、イスラエルには重い皮膚病を持つ人が多く住んでいた。しかし、イスラエルの人は誰もその病から癒されなかった。唯一、ナアマンだけが癒された。しかも彼はシリア出身で、イスラエルの出身ではなかった!」
28 ユダヤ集会所の人々がこれを聞いた時、彼らは非常に腹を立てた。 29 彼らは起き上がり、イエスを無理やりナザレ村から追い出そうとしたのだ。ナザレ村は丘の上に建てられていたため、彼らはイエスを崖から落っことそうと追い詰めた。 30 しかし、イエスは群衆の間をすり抜けて、その場から立ち去った。
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