Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
23 また、彼ら祭司たちには死という終わりが必ずあり、それと共に祭司の仕事も終わりを迎える。だからこそ多くの祭司が選ばれたのだ。 24 しかし、イエスの場合には終わりがなく、永遠に生き続ける。そして、彼は祭司として永遠に仕えることが出来るのだ。 25 だからこそ、イエスは自分を通して神のところに来る人々を救うことが出来るのだ。イエスはいつでも生きていて、神の元に来る者を助けることが出来るのだ。
26 イエスこそ私たちが求めていた大祭司なのだ。彼は聖なるものであり、罪を持たない。純粋そのものであり、間違いを犯す者から影響を受けることもない。イエスは天よりも高く上げられる存在だ。 27 彼は他の祭司とは比べものにならない程で、他の祭司たちは毎日欠かさず神に生贄を捧げなければならなかった。彼らはまず自身たちがおかした間違いに対して生贄を捧げ、次に一般の過ちをおかした人々のために生贄を捧げたのだ。しかし、イエスはそんなことをする必要がないのだ。彼は既に彼自身を捧げていたからだ。 28 掟は男たちの中から大祭司 を選ぶことが出来るが、その祭司たちはみんな一般の人々と同じような人間の弱さを抱えていた。しかし、掟が古くなり、終わりを迎えると、神は自分の息子を祭司とすることを口にして約束したのだ。その息子は苦しみを経て完全にされ、永遠に神へと仕える者となったのだ。
盲人を癒す
(マタイ20:29-34; ルカ18:35-43)
46 イエスと弟子たちは城壁の町エリコに到着した。イエスの後ろには、たくさんの人がついて来ていたので、あっという間に町は人であふれ返ってしまった。イエスたちが城壁の町エリコを出た時、道端にバルテマイという名の盲目の男が座っていた。彼は、いつもその場所で物乞いをしていた。 47 目の見えないバルテマイだが、自分がいつも座っているこの道を、ナザレ村のイエスが通ると周りの人たちから彼は聞いていた。すると突然、バルテマイは大声で叫んだ。「イエスー!ダビデの子よー!どうか、お助けを!」
48 そこにいた多くの人が、突然叫び始める盲目のバルテマイを黙らせようとした。が、黙るどころかさらに大声で叫ぶバルテマイ。「ダ〰ビデの子よ〰〰!どうかお助けを〰〰!」
49 ピタッ・・・イエスは、その場に立ち止まった。「彼にこっちへ来るように伝えてくれ!」
そこで彼らは盲人を呼んで言った。「よかったなーお前!立ちな!イエスが呼んでいるぞ!」 50 盲人はすぐに立ち上がった。彼は上着をバサッとその場に置いてから、イエスのところまで案内された。
51 イエスが男に聞いた。「わたしに何をしてほしいんだ?」
彼は答えた。「先生!もう一度、見えるようになりたい!」
52 イエスが言った。「よく信じた!そのおかげで治ったぞ。行け!」すぐに男は見えるようになった。彼は喜んで町の外までイエスについていった。
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