Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
5 キリストもまた同じである。キリストも 大祭司の名誉を受けるために自分で自分を選んだのでない。神がイエスを選んだのだ。そして神はイエスにこう言った。
「 ♪ わたしはあなたの父となる
今日わたしは宣言する お前はわたしの息子となる♪ 」——【詩篇2:7より引用】
6 そして、他の聖書箇所では神はこう言っている。
「あなたは永遠に、ず~と祭司だ。
メルキゼデク大祭司と同じように」——【詩篇110:4より引用】
7 イエスが地上で生活をしている時、イエスは神に祈った。死から自分を救いあげてくれるその方に助けを求めたのだ。イエスは涙ながらに大声で神に祈り、お願いした。するとイエスから敬意を受け取った神は、イエスの祈りを聞いたのだ。 8 イエスは神の息子ではあったが、それでも苦しみを通ることで神が言っている全てのことに従うということを学んだのだ。 9 こうすることで、イエスは完璧な大祭司となり、彼に従う全ての人に対して永遠に救われる道を与えたのだ。 10 そう!神はイエスをメルキゼデクの様な大祭司としたのだ。——【メルキゼデク:旧約聖書の登場人物。聖書に登場する最初の祭司にして王。後にエルサレムとなる都サレムを治めていた。創世記14:17-20より引用】
自分の死について語るイエス
20 過越祭ということで、エルサレムへ賛美をしに来た人の何人かは、ユダヤ人ではなくギリシャ人であった。 21 彼らギリシャ人は、ガリラヤ地方のベツサイダの村出身のピリポのところへ行くと、こう言った。「イエス様にお会いしたいのですが・・・」 22 そこで、ピリポはアンデレと話をするためにその場から離れた。その後、アンデレとピリポはイエスにそのことを伝えた。
23 イエスは彼らに言った。「いよいよ、人の子が栄光を受けとる時がきた! 24 麦の種は、成長して多くの麦を生み出す前に、まず地面に落ちて死ななければならない。一粒の麦が死ななければ、一粒以上の麦は期待できない。 25 今ある人生を愛する者は失うことになる。しかし、この世界で自分の人生をささげることを望む者は誰でも、それを自分のものにする!彼らは永遠のいのちを得ることになるのだ! 26 誰でも、わたしに仕えたいのならついて来い!あぁ、わたしに仕える者は誰でも、いつでも、どこでも、わたしと共に行動しなければならない!わたしに仕える者には、お父さんが花を持たせてくれる!」
自分の死について語るイエス
27 「だが、いったいわたしはどうしたらいいか・・・『お父さん、行く手に待ちかまえる苦難から救ってくれ』と祈るべきか?違う!この苦難をくぐるためにこそ、わたしは来た! 28 お父さん、何であれ、さらなる栄光があなたに集まるように!」
そのあと、天から声が聞こえた。「既にわたしは、わたしの栄光を現した。わたしはいま一度、その栄光を示そう!」
29 そこに立っている人たちはその声を聞き、その声はまさに雷であったと言った。だが、他の人はこう言った。「天使が彼に語った!」
30 イエスが言った。「その声は、わたしのためではなく、お前たちのためにあった。 31 今こそ、神がこの世を裁く時だ。今、この世の支配者は投げ捨てられる。 32 わたしは地上から引き上げられる。それが起きた時、わたしは全ての人をわたしのもとへ引き寄せよう」 33 イエスは自身の死にざまを示したのだ。
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