Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
8 4人目の天使が鉢を太陽に注いだ。すると太陽は火で人を燃やす力を与えられた。 9 人々はすさまじい火によって燃やされた。この災難をコントロールできる神、その神の名を彼らは呪った。だが、彼らは変わることを拒み、神に栄光をささげることを拒んだ。
10 5人目の天使が鉢を獣の座に注いだ。すると、暗闇が獣の王国をおおった。人々は痛みゆえに自分たちの舌を噛んだ。 11 彼らは自分の傷と痛みから、天の神を呪った。それでも彼らは変わることを拒み、彼らのした悪から離れることを拒んだ。
12 6人目の天使が鉢を大きなユーフラテス川に注いだ。川にあった水は乾ききった。この出来事は東の支配者たちから来る道を整えた。 13 その後、私はカエルの様に見える3つの悪霊を見た。これらは竜の口、獣の口、偽りの預言者の口から出てきたものだっだ。 14 これらの悪霊たちは、悪魔の霊である。彼らには奇跡を起こす力を持っていた。圧倒的な力を持つ神との戦いの日に備え、彼らは全世界の支配者たちを集結させるため、彼らの元へと出かけて行ったのだ。
15 「聞け!わたしは泥棒のように、お前が予期しない時にやって来る。彼らと一緒に目を覚ましたままの者たちに、服を着たままの者たちに、素晴らしい祝福がある。彼らは服を着ずに外に出て、人々に見られて恥をかくようなことがなくて済む」
16 それから、悪霊たちは支配者たちをヘブル語でハルマゲドンと呼ばれる場所に集結させた。
17 7人目の天使が自分の鉢を空に向けて注いだ。すると神殿の王座から大きな声が聞こえてきて、こう言った。「完了した!」 18 その後イナズマが光り、騒音が鳴り、カミナリが落ちて、大きな地震が起きた。今まで人間が地上で味わった中で一番ひどい地震だった。 19 大きな都市は3つに分断され、国々の都市は崩れ落ちた。大きな都市であるバビロンを滅ぼすことも神は忘れてはいなかった。神の恐ろしい怒りで満ちたワインの杯を、神はその都市に与えたのだ。 20 全ての島は消え、山々はなくなった。 21 大きな雹の嵐が空から人々に落ちてきた。その雹の1粒の重さは約40kgあった。この雹の災難により、人々は神を呪った。まさに最悪だった。
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