Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
1つ目のトランペットが鳴る
6 それから7人の天使が7つのトランペットをひとつずつ持ち、トランペットを吹く準備をした。
7 1人目の天使が自分のトランペットを吹いた・・・すると雹と炎と血が混ざったものが地上に降り注がれた。それは3分の1の地上と、全ての緑の草、3分の1の木々を燃やし尽くした。
8 2人目の天使が自分のトランペットを吹いた・・・すると炎に包まれた大きな山のようなものが海に投げこまれた。すると海の3分の1が血になった。 9 海の生き物の3分の1は死に、3分の1の船も破壊された。
10 3人目の天使が自分のトランペットを吹いた・・・すると大きな一つの星がたいまつのように燃えながら空から落ちてきた。それは3分の1の川と水源の上に落ちた。 11 その星の名は「苦み」。すると水の3分の1が苦くなった。この苦い水を飲むことでたくさんの人が死んだ。
12 4人目の天使が自分のトランペットを吹いた・・・すると3分の1の太陽、3分の1の月、3分の1の星が消滅した。それら3分の1の全てが暗くなったのだ。3分の1の昼と夜は光を失った。
13 私が見ていると、空高く飛んでいるワシの音が聞こえた。ワシは大きな声で言った。「恐怖だ!恐怖だ!地上に住んでいる人にとっての恐怖だ!最悪な災いが他の3人の天使が吹くトランペットの音の後にやって来る」
5つ目のトランペットから最初の恐怖が始まる
9 5人目の天使が自分のトランペットを吹いた・・・すると私は、空から星が地上に落ちてくるのを見た。その星には深い穴へと続く鍵が与えられた。その鍵は、底のない穴へと連れていく鍵だ。 2 それから星は底のない穴へと導く扉を開けた。すると底のない穴からは大きな溶鉱炉から立ち上るような煙が上がってきた。穴からの煙によって太陽と空は暗くなった。
3 するとイナゴが煙から出てきて地上に向かって飛んで来た。イナゴにはサソリのように刺す力が与えられていた。 4 イナゴには畑の草にも、どの植物や木にも被害を与えてはいけないと言われていた。イナゴは神の刻印がおでこにない者たちを痛めつけるためだけにいたのだ。 5 イナゴには彼らを殺す力は与えられず、5カ月ほどの痛みをもたらすだけのことができたのだ。その痛みというのは人がサソリに刺されたような痛みだ。 6 その間、人々は死ぬ方法を探すが、死ぬ方法すら見つけることができない。彼らは死にたがっているが、死は彼らから隠れている。
7 イナゴは戦場へ向かうために整えられた馬のように見えた。頭には金の冠のようなものが被せられていて、顔は人間のような顔をしていた。 8 髪は女性のような髪をして、その歯はライオンのような牙を持っている。 9 胸には鉄の鎧のような胸当てが見えた。羽がはばたく音は、まるで多くの馬や二輪馬車が戦場へ向かうような音だった。 10 サソリのような刺す尻尾があり、痛みを5か月間もたらす力は尻尾にあった。 11 イナゴたちには支配者がいて、その支配者は底のない穴の天使であった。彼の名前はヘブル語でアバドン。——【べブル語で死や破壊の意味】ギリシャ語ではアポリュオンだった。——【ギリシャ語で破壊する者という意味】
12 最初の恐怖は過ぎ去った。後2つの恐怖がやってくる。
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