Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
5 モーセが掟についてこう記した。 「もし、人が非の打ちどころなく善良であり、一生涯、誘惑にも負けず、ただの一度も過ちを犯さずにいられるなら、はじめて救われる」——【レビ記18:5より引用】 6 しかし、これは聖書が信仰を通して神に受け入れられることについて言っている。 「こんなことは、言ってはならない!『誰が天国に上がって行けるのだろうか?』」(これは誰が天に昇り、キリストを連れてこの地上に下りてくるのかという意味) 7 「また、こんなことも言ってはいけない!『誰が地の深くまで下るのか』」(これは、誰がキリストを死から連れて上がるのかという意味)
8 「神の最高な知らせは、手の届くところにある。それは口先と心の中だ」——【申命記30:12-14より引用】 これが私たちの広めている最高な知らせだ。信じきることで救われる道だ! 9 もし、自分の口で——「イエスは神に選ばれた王だ」——と宣言し、「神がイエスを死から復活させた」と心から信じるならば、救われるのだ! 10 そう!心の底からイエスを信じることで神が私たちを自由にしてくれる。そしてその確信を公に宣言すれば、神が救ってくれるのだ。
11 聖書ではこう書いてある。 「誰でもイエスを信じる者は、決して失望させられることはない」——【イザヤ書28:16より引用】 12 誰でもと記されているのは、ユダヤ人も外国人も分け隔てがないという意味だ。王は全人類の王なのだ。そして、助けを求める者なら誰でも、溢れるほどの祝福をくれるのだ! 13 「王である神の名を呼び求める者は、だれでも救われる」——【ヨエル書2:32より引用】 と聖書では言っている。
14 しかし、神を信じていないのにどうやって「助けてくれ~!」と王である神を求める事ができるのか?また、神のことを一度も聞いたことがないのにどうやって、神を信じることができるのか?誰も神のことを伝えていなければ、どうやって神について聞けるのだろうか? 15 誰も遣わされていないのに、どうやって伝えに行くことが出来るのだろうか?
そう!聖書ではこう言っている。 「おぉ~なんて素晴らしい光景なのか~!神の最高な知らせを伝えようと駆け回っている人の姿は・・・私はその姿を歓迎する」——【イザヤ書52:7より引用】
水の上を歩く
(マルコ6:45-52; ヨハネ6:16-21)
22 「俺は後から追いかける・・・」イエスはそう弟子たちに言うと、彼らを先に小舟で湖の反対側に向かわせた。そこに残ったイエスは、周りにいた人にも家へ帰るように伝えた。 23 みんなに別れを告げると1人で祈るために丘へと登って行った。時刻は遅く、ここにいるのはイエスのみ・・・ 24 その頃、弟子を乗せた小舟は岸から大分離れた所まできていた。湖の上にいた一行は、向かい風にあおられ大波に悪戦苦闘していた。
25 午前3時から6時ごろのこと・・・小舟の上にいる弟子たちの前にイエスが現れた。ん?ちょっと待て、水の上を歩いているではないか! 26 「お、おい」「ヒ、ヒィ〰〰〰〰!」目ん玉が飛び出るほど驚いたイエスの弟子たちは湖の上に幽霊がいるのかと思った。
27 だがすぐにイエスが彼らに声をかけた。「おいおい、怖がるな!わたしだ」
28 ペテロが言った。「せ、先生!もし本当にそうなら、お、俺に『水の上を歩いてここまで来い』と言ってくれ!」
29 イエスが言った。「来い!ペテロ!」
それを聞くと、船べりから足を一歩を踏み出し、水の上を歩いてイエスのもとへ向かった。 30 しかしその時・・・水面を歩くペテロは押し寄せる波と吹き荒れる風に目を向けてしまった。その途端、不安が頭をよぎり水の中へ沈みはじめたではないか!「先生!たすけてぇ〰〰」
31 イエスがペテロを掴むと、「なぜ疑ったのだ?神にもっと信仰を持て!」
32 2人が小舟に乗り込んだ途端・・・ピタッッッッッ・・・吹き荒れていた嵐がまるでウソだったかのように止んだ。 33 乗っていたイエスの弟子たちは船上でイエスを讃え、口々に言った。「やっぱり、イエス、あなたは神の子だ!」
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