Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
41 貧しい者に親切な人は、神から祝福を受けます。
その人が困難に会うとき、
主は助けの手を差し伸べてくださいます。
2 その人を無事に守って生かし、
人前で面目を施させ、敵を散らしてくださいます。
3 病気のときは、主ご自身が看護に当たり、
痛みをやわらげ、心配事を取り去ってくださるのです。
4 私はこう祈りました。
「ああ主よ、私をあわれんで、病気を治してください。
私は罪を洗いざらい告白したのですから。」
5 ところが敵は、
「さっさと死んで、忘れ去られてしまえばよい」
と言っています。
6 彼らは、いかにも親しげに病床の私を見舞いますが、
心の中では憎悪をたぎらせ、
私が苦しみの床に伏している姿を見て
ほくそ笑むのです。
一歩外に出ると、大笑いし、あざけり、
7 私が死んだら何をしようかと、
ひそひそ耳打ちし合っています。
8 彼らはこう言います。
「どんな病気か知らないが、もうすぐおしまいだ。
二度と起き上がれるものか。」
9 食事を共にした親友さえ、私を裏切りました。
10 主よ、どうか私を見殺しにしないでください。
あわれんでください。どうか健康な体に戻し、
彼らを見返すことができるようにしてください。
11 あなたは、敵が私に勝ち誇ることを
お許しになりませんでした。
私は自分が神の御目に
かなっていることを知りました。
12 私が正直に生きてきたからこそ、
あなたはこれまで守ってくださったのです。
これから先、いつまでも目をかけてくださいます。
13 イスラエルの神である主をあがめよう。
この方は永遠に生きておられます。
アーメン。アーメン。
ヒゼキヤの病といやし
38 この出来事の少し前、ヒゼキヤは死の病に取りつかれました。そこへアモツの子である預言者イザヤが来て、主のことばを伝えました。「あなたはもう長くない。身の回りを整理しておきなさい。治る見込みはない。」 2 ヒゼキヤはこれを聞いて顔を壁に向け、必死に祈りました。 3 「ああ神よ、お忘れになったのですか。あんなに真実を尽くし、いつも言いつけに従おうと努力してきましたのに。」王は肩を震わせ、大声で泣きました。
4 それを見て、主はイザヤに告げました。 5 「さあ行って、ヒゼキヤに言ってやりなさい。『あなたの父祖ダビデの神である主は、確かにあなたの祈りを聞いた。あなたの涙を見て、あと十五年いのちを延ばすことにした。 6 あなたとこの都をアッシリヤ王の手から救い出し、あなたを守る、と主は言われる。 7-8 その保証として、アハズの日時計の目盛りを十度あとに戻す。』」
すると、日時計に落ちる日の影は十度あと戻りしました。
7 進んで神の訓練を受けなさい。神は、父親として当然のことを、子どものあなたがたにしておられるのです。父親から一度も懲らしめを受けたことのない子どもが、どこにいるでしょうか。 8 神は、ほんとうの子どもだからこそ懲らしめるのです。もしそうでなければ、あなたがたは神の家族でないことになります。 9 この世では父親が子どもを罰しても、子どもから尊敬されなくなるようなことはありません。だとしたら、私たちは真に生きることを学ぶために、喜んで神の訓練を受けるべきではないでしょうか。 10 肉親の父親は、ほんの短い間だけ、それも、限られた知識に基づいて私たちを訓練します。ところが神は、私たちの最善を願って、神のきよさを共有させようと訓練をしてくださるのです。 11 罰を受けた当初はだれも気持ちがよいはずはなく、むしろ傷つけられたと感じるものです。しかしあとになれば、それが自分の益となり、すべての面で良かったことがわかります。
12 ですから、しっかり立ち上がりなさい。 13 そして、まっすぐな道を切り開きなさい。そうすれば、たとえ弱くて足が不自由でも、倒れたり、けがをしたりせず、かえって丈夫になるでしょう。
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