Print Page Options
Previous Prev Day Next DayNext

Revised Common Lectionary (Semicontinuous)

Daily Bible readings that follow the church liturgical year, with sequential stories told across multiple weeks.
Duration: 1245 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 81

81 神こそ私たちの力です。
さあ、賛美の歌を歌いましょう。
タンバリンの伴奏で歌いましょう。
うるわしい音色の竪琴と十弦の琴をかなで、
ラッパを吹き鳴らしましょう。
満月と新月の祭りに、さまざまな祭りに集まり、
楽しく祝いましょう。
神は祭りを喜びの時として、
おきてに定めておられます。
祭りは、私たちを奴隷としたエジプトに対する
戦いの記念として、神が定めてくださったのです。
私は、このような、聞いたことのない声を聞きました。
「わたしはおまえの肩の重荷を下ろす。
おまえを重労働から解放する。
おまえが『苦しい』と叫んだ時、
わたしはおまえを助けた。
雷の隠れ家であるシナイ山から、わたしは答えた。
『水がない』と、おまえがメリバで不平を言った時、
わたしはおまえの信仰を試していた。
わたしの厳しい警告を聞きなさい。
おまえが耳を傾けてくれればと、わたしは願っている。
どんなことがあっても、ほかの神を拝んではならない。
家の中に偶像を置いてもいけない。
10 エジプトから連れ出したのは、
おまえの神である、このわたしではないか。
疑うのなら、口を大きく開けてみるがよい。
そして、わたしがその口いっぱいに
恵みを満たすかどうか試しなさい。
ありとあらゆる祝福はおまえのものになるだろう。

11 しかし、わたしの民はいっこうに聞こうとしない。
イスラエルは、わたしに従おうとしない。
12 そこで、わたしは彼らを放っておき、
闇の中を手探りしながら
欲望のままに暮らすようにした。
13 ああ、わたしの民が、
従順になってくれたらよいのに。
イスラエルが、わたしの道を歩んでくれたらよいのに。
14 そうすれば、わたしは直ちに
敵と戦って征服しただろう。」
15 今、主を憎んでいる者も、
やがては頭を下げるようになるのです。
そして、そんなみじめな状態から、
決して抜けられなくなります。
16 しかし、神はあなたに最上の食べ物を下さり、
上質のみつで堪能させてくださるのです。

エレミヤ書 2:4-13

4-5 ああ、イスラエルよ。
おまえの先祖は、
どうしてわたしを置き去りにしたのか。
わたしに何か罪でもあったというのか。
わたしに背き、偶像を拝むなど、全く愚かなことだ。
彼らは、自分たちをエジプトから無事に連れ出し、
だれも足を踏み入れたことのない、
乾ききった死の地である荒野を導き通したのが、
主であるわたしであったことに、
目をふさいでいる。
わたしは彼らを、実り豊かな地に連れて入り、
大いに祝福した。
ところが、彼らはそこを罪と腐敗の地に変え、
わたしが与えた相続地を汚した。
祭司でさえ、主を軽んじ、
裁判官もわたしを無視した。
指導者たちはわたしに盾つき、
預言者はバアルを拝み、
意味のないことで時間をつぶした。
だがわたしは、
まだおまえたちのことをあきらめていない。
わたしに立ち返るようにと、根気強く、
何度でも説得する。
のちのちの子孫にも、同じようにする。
10-11 あなたがたの周囲に、
それがどんなものであれ、
昔からいた神々を新しい神々と取り替えた国が
あったかどうか、調べてみよ。
西にあるキプロスに使いを出し、
東にあるケダルの荒野に人を遣わし、
今までにこんなことを聞いたことがあるかどうか、
調べさせてみよ。
ところがわたしの民は、栄光に輝く神を捨て、
代わりに何の役にも立たない偶像を取り入れた。

12 天はこれを知って衝撃を受け、恐怖に身をすくめる。

13 わたしの民は悪事に悪事を重ねた。

いのちの水の泉であるわたしを捨て、
水をためることもできない、壊れた水ためを作った。

ヨハネの福音書 7:14-31

14 祭りも半ばになったころ、イエスは宮へ行き、公然と教え始められました。 15 それを聞いたユダヤ人の指導者たちは驚いて、「この男は一度も学校で学んだことがないのに、どうしてこんなに深い知識を持っているのだろう」と言い合いました。 16 そこでイエスは言われました。「わたしの教えは、自分で考え出したことではありません。わたしをお遣わしになった神の教えなのです。 17 ほんとうに神の望まれるとおりのことをしようと思う人なら、わたしの教えが神から出たものか、あるいはわたしから出たものか、はっきりわかるはずです。 18 自分の意見だけをまくし立てる人は、実はわが身がほめられたい一心なのです。しかし自分をお遣わしになった方の栄誉を求める人は、正直者です。 19 あなたがたは、自分ではモーセの律法を守らないのに、どうして律法を破ったと、わたしを非難するのですか。どうして命までつけねらうのですか。」 20 群衆が答えました。「おい、気でも変になったんじゃないか。だれがあんたを殺そうとしているんだ。」 21-23 「あなたがたは、わたしが安息日に病気の人を治したら、労働をしたと驚いています。だが、あなたがたはどうでしょうか。モーセの律法どおりに割礼(男子が生まれて八日目に、その性器の包皮を切り取るユダヤ教の儀式)を施すためには〔実際は、割礼の習慣はモーセの律法より古くからあったのですが〕、安息日でも平気で労働するではありませんか。割礼の日がちょうど安息日にあたっても、割礼を施しているではありませんか。それなら、安息日に病人を元気にしてやって、どこが悪いのでしょう。何を根拠にわたしを非難するのですか。 24 よく考えてみなさい。わたしの言うことはまちがっているでしょうか。」

25 エルサレムの人々の間では、互いにこんなことが言い交わされていました。「この人は、彼らが殺そうとねらっている人じゃないか。 26 ところが、今ここで、おおっぴらに話をしてるっていうのに、だれも何も言わないのだ。指導者たちも、結局は正真正銘のキリスト(救い主)だと認めているのかね。 27 だけど、この人がキリストのわけはないよ。どこの生まれか、身元が知れているんだから。キリストは、どこからともなく突然現れるはずだからね。」 28 イエスは宮で、大声をあげて教えられました。「皆さん。確かに、わたしの生まれも育ちもはっきりしています。しかしわたしは、あなたがたの全く知らない方の代理なのです。その方は真実です。 29 わたしはその方を知っています。その方といっしょにいたのですから。その方がわたしをお遣わしになったのです。」 30 ユダヤ人の指導者たちは、何とかしてイエスを逮捕しようと思いました。しかし、実際に手を出す者は一人もいません。まだその時ではなかったからです。 31 宮にいた人々の多くはイエスを信じ、「これだけの奇跡をなさるからには、やっぱりキリストではないだろうか」と言い合いました。

ヨハネの福音書 7:37-39

37 祭りの最後の一番大切な日に、イエスは大声で群衆に語りかけました。「だれでも、渇いているなら、わたしのところへ来て飲みなさい。 38 わたしを信じれば、心の奥底からいのちの水の川が流れ出ると、聖書に語られているとおりです。」 39 〔イエスは聖霊のことを言われたのです。聖霊は、イエスを信じる人すべてに与えられることになっていましたが、この時はまだ与えられていませんでした。イエスが天にある栄光の座に戻っておられなかったからです。〕

Japanese Living Bible (JLB)

Copyright© 1978, 2011, 2016 by Biblica, Inc.® Used by permission. All rights reserved worldwide.