Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
101 主よ。あなたがどんなに恵み深く
公正なお方であるかを、ほめ歌います。
2 私は潔白な道を歩もうと心がけていますが、
神の助けなしには何もできません。
特に、御心にそった歩みをしたいと
せつに願う家庭の中でこそ、
助けていただきたいのです。
3 卑しいものを退け、あらゆる不正を憎んで、
それにかかわることがないように助けください。
4 いっさいの自己中心を捨て、
すべての悪から遠ざかります。
5 陰で隣人を中傷するような人間には容赦をしません。
また、人々のうぬぼれや思い上がりも
黙って見てはいられません。
6 神を敬う人こそ真の英雄と考えて、
私の家へ招きます。
身も心も潔白な人だけが、
わが家の召使となれるのです。
7 うそを言ったり裏切ったりする人を
泊めることなどいたしません。
8 悪人を追い出して神の都を守ることが、
私の日々の務めなのです。
契約の箱の安置
8 ソロモン王は、イスラエルの部族や氏族の長をみなエルサレムに集めました。契約の箱を、ダビデの町シオンにある幕屋から、神殿に運び入れるためでした。 2 この祝典が挙行されたのは十月の仮庵の祭りの時で、 3-4 祭りの間に、祭司たちは契約の箱と、それまで幕屋に置いてあった神聖な器具をすべて神殿に運び入れました。 5 王とイスラエル国民は契約の箱の前に集まり、数えきれないほどの羊や牛をいけにえとしてささげました。
6 それから祭司たちは、契約の箱を神殿の奥の至聖所に運び、ケルビムの翼の下に安置しました。 7 ケルビムの像は、翼が箱の上に来るように設計されていたので、その翼は箱とかつぎ棒を覆いました。 8 かつぎ棒は長く、先がケルビムの横から突き出ているので、前方の聖所からも見えましたが、外庭からは見えませんでした。現在もそのままです。 9 箱の中には、二枚の石板しか入っていませんでした。その石板は、主がエジプトを出たイスラエルの民とホレブ山(シナイ山)で契約を結ばれた時、モーセが納めたものです。
10 祭司たちが至聖所から出て来ると、雲が神殿に満ちました。 11 主の栄光が神殿に満ちあふれたので、祭司たちは外に出なければなりませんでした。
12-13 その時、ソロモン王はこう祈りました。「主は、暗闇の中に住むとお語りになりました。そこで主よ。私はあなたの永遠のお住まいとして、地上に美しい家を建てました。」
14 それから、振り向いて民を祝福しました。 15 「イスラエルの神、主をほめたたえよう。主は、今日このように、父ダビデに約束なさったことを成し遂げてくださった。 16 主は父にこうお語りになった。『わたしは民をエジプトから連れ出した時からこれまで、神殿を建てる場所を選ぶことはしなかったが、わたしの民の指導者となる一人の者を選んだ。』 17 それが、父ダビデだ。父は、イスラエルの神、主のために神殿を建てたかった。 18 しかし主はそれをお許しにならず、『あなたの志はうれしい。 19 だが、わたしの神殿を建てるのはあなたの息子だ』と言われた。 20 主は今、お約束を果たしてくださった。私はイスラエルの王として父の跡を継ぎ、こうして、主のために神殿を建て上げることができた。 21 そして、主がエジプトを出た私たちの先祖と結ばれた契約を納めた箱を、神殿の中に置く場所を用意した。」
14 ところが、弟子たちが出発前に食べ物を用意するのをうっかり忘れたので、舟の中にある食べ物といえば、一かたまりのパンだけでした。
15 舟の中で、イエスは弟子たちに、厳粛な表情で、「ヘロデ王とパリサイ人たちのパン種(彼らの誤った教えと偽善)に気をつけなさい」と言われました。 16 弟子たちは、「先生は、なぜあんなことをおっしゃったんだろう」と首をかしげ、結局、パンを持って来なかったからだろうということに話が落ち着きました。
17 弟子たちがそのことで互いに議論し合っているのを聞いて、イエスは言われました。「いや、そんなことではありません。まだわからないのですか。なんとものわかりの悪い人たちなのでしょう。 18 目も耳も持っているのに、見えも聞こえもしなかったのですか。何も覚えていないのですか。 19 五つのパンを五千人に食べさせた時、余ったパン切れは幾かごになりましたか。」「十二かごです。」 20 「では、七つのパンで四千人に食べさせた時は?」「七かごです。」
21 「それなのに、まだあなたがたは、パンがないのをわたしが苦にしていると思うのですか。」
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