Revised Common Lectionary (Semicontinuous)
1 なんと幸いでしょう。
悪者のたくらみに耳を貸したり、
罪人といっしょになって
神のことをさげすんだりしない人は。
2 その人は、
主がお望みになることを何でも喜んで行い、
いつも、主の教えを思い巡らしては、
もっと主のみそばを歩もうと考えます。
3 その人は、川のほとりに植えられた、
季節が来ると甘い実をつける木のようです。
その葉は決して枯れず、
その人のすることは、みな栄えます。
4 しかし罪人には、逆の運命が待っています。
彼らは風に吹き飛ばされるもみがらのようで、
5 神のさばきにたえず、
神に従う人とともに立つことはできません。
6 主はご自分に従う人の行く道を、
守ってくださいますが、
神に背く者の行き着く先は滅びです。
悪い女に気をつけなさい
5 わが子よ。私の言うことばを聞きなさい。
私に与えられている知恵を教えよう。
2 大切なことを
うっかり聞きもらさないようにしなさい。
3 悪い女は甘いことばと調子のいいお世辞が得意です。
4 それにのせられると、
あとで苦しまなければなりません。
鋭い剣で突き刺されたように、
良心がずきずき痛むのです。
5 苦しみもがけばもがくほど、
ずるずると地獄の底へ引きずり込まれます。
6 彼女は自分でも正しく生きる道を知りません。
不確かな道を、行き先も知らずに
よろよろ歩いているだけです。
7 子どもたちよ。私の言うことを聞きなさい。
しっかり心に刻み込むのです。
8 悪い女を遠ざけなさい。
彼女の家に近寄ってもいけません。
9 女の誘惑に負けて自分を台なしにし、
あなたの人生を
残忍で薄情な者に
与えることにならないためです。
10 せっかく築いた財産を、
見ず知らずの者に横取りされないためです。
11 体をむしばむ病に冒され、恥をかかないためです。
12 あとで悔やんでも、どうにもなりません。
「ああ、言われたとおりにしていたらよかった。
一時の欲望に負けなければ、
こんなことにならなかっただろうに。
13 ああ、どうして忠告も聞かず、
あんな愚かな行為をしたのだろう。
14 もう、だれにも会わせる顔がない。」
15 だから、自分自身の井戸から水を飲みなさい。
妻を裏切ってはいけません。
16 通りすがりの女に
子どもを
産ませてもいいのですか。
17 妻でもない女との間に、
子どもがあってもいいのですか。
18 あなたの源を祝福されたものとし、
若い時からの妻と喜び楽しみなさい。
19 優しく抱きしめてくれる妻に満足し、
愛されている幸せをかみしめなさい。
20 どうして悪い女にうつつを抜かし、
妻以外の女を抱くのですか。
21 神は何もかもご存じです。
あなたのなすことすべてに
目と心を配っているのですから。
22 悪者は、自分自身の罪で
自分の足をすくっているのです。
罪はその人を捕らえ、
逃れることができないようにする縄です。
23 その人が死ぬのは真理に背いたからです。
自分から愚かなことをした罰なのです。
34 塩が塩けをなくしたら、何の役に立ちますか。 35 塩の価値のない塩など、肥やしにもなりません。捨てるほかないのです。聞く耳のある人は、よく聞きなさい。」
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