Revised Common Lectionary (Complementary)
61 ああ神よ、この声を聞き、この祈りに答えてください。
2 どこからでも、たとえ地の果てからでも、
私は大声で、「助けてください」と叫びます。
落胆して心がくずおれるとき、
堅固な大岩に避難させてください。
3 あなたは私の隠れ家、敵を寄せつけない高い塔です。
4 私はいつまでもあなたの天幕で暮らします。
あなたの御翼の陰に身を潜めていれば、
何も心配はありません。
5 ああ神よ。
いつも神をほめたたえて過ごすという私の誓いを、
あなたはお聞きになりました。
それで私は、神を信じて従う者のために
用意された祝福を頂いたのです。
6 神は私のいのちを延ばし、
何世代もの人々の人生を凝縮したような、
充実した年月を送らせてくださるでしょう。
7 しかも、いつまでも主のそばで暮らせるのです。
どうかあなたの慈愛と真実で、
私をしっかり支えてください。
8 そうすれば、私はいつも神をほめたたえるという
誓いを果たすことができるのです。
ユダの王アザルヤ
15 1-2 ユダの新しい王アザルヤ(別名ウジヤ)は、イスラエルの王ヤロブアム二世の第二十七年に即位しました。父はアマツヤ王、母はエルサレム出身のエコルヤで、十六歳で即位し、エルサレムでの在位期間は五十二年に及びました。
3 アザルヤは父アマツヤのように、主の目にかなう正しいことを行いました。 4 ただ、先王にならって高台の礼拝所は取り除かず、民はなおも、そこでいけにえをささげたり、香をたいたりしていました。 5 このため主が王を打ったので、王はツァラアトに冒され、死ぬまで隔離された家に住まなければなりませんでした。その間、王の子ヨタムが摂政を務めました。 6 アザルヤのその他の業績は、『ユダ諸王の年代記』に記録されています。 7 彼は死んで、先祖とともにダビデの町に葬られ、息子ヨタムが王となりました。
伝道の心がまえ
5 イエスは、次のような指示を与え、弟子たちを派遣されました。「外国人やサマリヤ人のところに行ってはいけません。 6 イスラエル人のところにだけ行きなさい。この人たちは神の囲いから迷い出た羊です。 7 彼らのところに行って、『神の国は近づいた』と伝えなさい。 8 病人を治し、死人を生き返らせ、ツァラアトの人を治し、悪霊を追い出しなさい。ただで受けたのだから、ただで与えなさい。
9 お金は、たとえわずかでも持って行ってはいけません。 10 旅行袋や着替え、くつ、それに杖も持って行ってはいけません。そういうものは、あなたがたが助けてあげる人たちから世話してもらいなさい。それが当然のことです。 11 どんな町や村に入っても、神を敬う人を見つけ、次の町へ行くまで、その家に泊まりなさい。 12 泊めてもらう時は、その家の祝福を祈りなさい。 13 もし神を敬う家庭なら、その家は必ず祝福されるし、そうでなければ、祝福されないでしょう。 14 あなたがたを受け入れない町や家があったら、そこを立ち去る時、足のちりを払い落としなさい。 15 よく言っておきますが、さばきの日には、あの邪悪なソドムとゴモラの町(悪行のため、神に滅ぼされた町)のほうが、その町よりまだ罰が軽いのです。
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