Revised Common Lectionary (Complementary)
101 主よ。あなたがどんなに恵み深く
公正なお方であるかを、ほめ歌います。
2 私は潔白な道を歩もうと心がけていますが、
神の助けなしには何もできません。
特に、御心にそった歩みをしたいと
せつに願う家庭の中でこそ、
助けていただきたいのです。
3 卑しいものを退け、あらゆる不正を憎んで、
それにかかわることがないように助けください。
4 いっさいの自己中心を捨て、
すべての悪から遠ざかります。
5 陰で隣人を中傷するような人間には容赦をしません。
また、人々のうぬぼれや思い上がりも
黙って見てはいられません。
6 神を敬う人こそ真の英雄と考えて、
私の家へ招きます。
身も心も潔白な人だけが、
わが家の召使となれるのです。
7 うそを言ったり裏切ったりする人を
泊めることなどいたしません。
8 悪人を追い出して神の都を守ることが、
私の日々の務めなのです。
サマリヤへの移住者
24 アッシリヤの王は、バビロン、クテ、アワ、ハマテ、セファルワイムの住民を連れて来て、サマリヤの町々に住まわせました。こうして、サマリヤをはじめイスラエルの町々は、アッシリヤ人のものとなったのです。 25 これらのアッシリヤ人たちは、そこに住み始めたころ、主を恐れなかったので、主はライオンを送り込み、ライオンは彼らの何人かを噛み殺しました。 26 彼らはアッシリヤの王に使者を立て、こう報告しました。「私たちイスラエルに植民した者は、この地の神の教えを知りません。その神がライオンを送り込んで、私たちを滅ぼそうとしました。その神を礼拝しなかったからなのです。」
27-28 そこで王は、サマリヤから捕らえ移した祭司をイスラエルに帰らせ、新しい住民に、神のおきてを教えることにしました。それで、祭司の一人がベテルに帰り、バビロンからの移住者に主を礼拝する方法を教えました。 29 それでも移住者たちは、同時にめいめいの神々をも拝んでいました。彼らの偶像を自分たちが住む町の近くにある、高台の礼拝所に安置しました。 30 バビロンから来た人々はスコテ・ベノテ神、クテから来た人々はネレガル神、ハマテから来た人々はアシマ神を拝み、 31 アワ人はニブハズ神とタルタク神の像を拝み、セファルワイムから来た人々は、アデラメレク神とアナメレク神の祭壇にわが子を火で焼いてささげました。 32 彼らは、一方でイスラエルの主を礼拝し、他方では同僚の中から祭司を任命して、高台の祭壇でいけにえをささげました。 33 このように、出身地の習わしを守り続けていたのです。
34 この傾向は今も残っています。彼らは、心から主を恐れることもなく、のちにイスラエルと改名したヤコブの子孫に与えられた、主の教えを守ることもなく、ただ、昔からの故国の習わしに従っていました。 35-36 主がヤコブの子孫と結んだ契約によれば、イスラエルの民は異教の神々を礼拝したり、これにいけにえをささげたりすべきではなかったのです。彼らは、驚くべき力と奇跡によってエジプトからイスラエルの民を連れ出した主だけを礼拝すべきでした。 37 ヤコブの子孫は主のおきてをすべて守り、どんなことがあってもほかの神々を礼拝してはならなかったのです。 38 それは、主がこう命じられたからです。「わたしがあなたがたと結んだ契約を忘れて、ほかの神々を礼拝してはならない。 39 わたしだけを礼拝しなさい。わたしはあなたがたを、すべての敵から救い出そう。」
40 しかしイスラエルは、このことばに耳をふさぎ、ほかの神々を礼拝しました。 41 一方、バビロンからの移住者は、主を礼拝したものの、同時に彼らの偶像も拝みました。今でも、彼らの子孫は同じことをしています。
14 私は、近いうちに、そちらを訪問したいと思いながらこの手紙を書いています。 15 もしその訪問がしばらく実現しなくても、神が生き生きと働かれる教会のために、どのような行動をすべきかを、あなたに知ってもらいたいのです。教会は真理を明らかにし、また真理を守り支えるところだからです。 16 敬虔を保つことは、決してなまやさしいものではありませんが、その秘訣はキリストのうちにあるのです。
「キリストは人として地上に来られ、
その霊は汚れなく、
きよらかであることが証明され、
天使たちに仕えられ、
諸国民の間に宣べ伝えられ、
至る所で信じられ、
再び栄光のうちに天に引き上げられたのです。」
自分の信仰を訓練する
4 しかし、聖霊がはっきりと予告されたように、終末の時代には悪霊の教えを広める教師が現れ、教会の中からも、キリストから離れてその熱心な弟子になる者が出ます。 2 そのような教師は平気でうそをつき、しかもそれを何度もくり返すので、良心が完全にまひしています。 3 彼らは結婚を禁じたり、肉を食べることを禁じたりします。しかし食物は、神が私たちに喜び楽しむようにと備えてくださったものです。 4 神がお造りになったものはみな良い物で、感謝して受ければ、何一つ捨てる必要はありません。 5 神のことばと感謝の祈りによって、きよめられるからです。
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