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Revised Common Lectionary (Complementary)

Daily Bible readings that follow the church liturgical year, with thematically matched Old and New Testament readings.
Duration: 1245 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
創世記 32:22-31

22-24 しかし、やはり心配でなかなか眠れません。まだ夜中だというのに起き出し、二人の妻と二人のそばめ、十一人の子どもたちを連れてヨルダン川を越えました。全員が無事にヤボクの渡しを渡り終えるのを見届けると、ヤコブは一人で、もう一度テントに戻りました。もう全く一人きりです。と、そこへ一人の人が現れ、二人は明け方まで格闘を続けました。 25 なかなか勝負がつきません。その人はヤコブに勝てないとわかると、ヤコブの腰を打って関節をはずしてしまいました。

26 「もう行かせてくれ。じきに夜が明ける。」その人が頼みました。

しかしヤコブは、はあはあと息を切らせながら答えました。

「私を祝福してくださるまでは絶対に放しません。」

27 「あなたの名前は何というのか。」

「ヤコブです。」

28 「いや、もうヤコブではない。神と戦い、人と戦って強さを示したのだから、イスラエルと変えるがいい。」

29 「よろしければ、お名前を聞かせてください。」

「いや、それはできない。」そう答えると、その人はその場でヤコブを祝福しました。

30 ヤコブはそこをペヌエル〔「神の顔」の意〕と名づけました。彼が、「神様と直接お会いしたのに、死なずにすんだ」と言ったからです。

31 さあ、出発です。日も昇りました。しかし、腰の関節がはずれていたので、足を引きずらなければなりませんでした。

詩篇 121

121 私は山の神々に助けを仰ぐべきなのでしょうか。
いいえ、真の助けは、
山々を造られた主から来るのです。
主は、天をもお造りになりました。
3-4 このお方は、私が決してつまずいたり、
足をすべらせたり、倒れたりしないように
守ってくださいます。
また、眠り込んだりもなさいません。
いつも大きく目を見開いて、
見守っていてくださいます。
主は自ら、あなたのために配慮してくださるのです。
危険からも守ってくださいます。
昼も夜も注意深く、
あらゆる害悪を寄せつけず、
あなたいのちを守られます。
主はあなたが出て行くのも帰って来るのも見守り、
いつもあなたを守ってくださいます。

テモテへの手紙Ⅱ 3:14-4:5

14 あなたは、真理を教えた私たちを信頼していなさい。 15 また、小さいころから、自分がどのように聖書を教えられてきたか覚えているでしょう。この聖書こそ、キリスト・イエスを信じることによって救われるための知恵を与えてくれるのです。 16 神の霊感によって書かれた聖書は、何が真理であり、何が悪であるかをよく教えてくれます。また、私たちの生活をまっすぐにし、正しいことを行う力を与えてくれます。 17 こうして神は、私たちをあらゆる点で整え、どんな良い働きをも行う力を、十分に与えてくださるのです。

どんな時にも聖書を教える

それで私は、神とキリスト・イエスとの御前で、厳粛な思いで忠告します。〔キリストは、いつの日か神の国を完成させるために現れて、生きている者と死んだ者とをさばかれるお方です。〕 どんな時にも、神のことばを熱心に伝えなさい。機会があろうとなかろうと、つごうが良かろうと悪かろうと、しっかりやりなさい。過ちを犯している人には忠告して、正しい道に引き戻しなさい。そして善を行うよう励まし、神のことばを教え続けなさい。 なぜなら、人々が真理のことばを耳ざわりだと敬遠し、自分につごうの良い話をする教師を求めて歩き回る時代が来るからです。 彼らは聖書の教えに耳を傾けようとせず、まちがった教えにしっぽを振ってついて行くのです。 ですから、危機感をもって目を覚まし、警戒していなさい。主のために受ける苦しみを、恐れてはいけません。なすべきことを十分になして、他の人たちをキリストへ導きなさい。

ルカの福音書 18:1-8

祈り続けなさい

18 ある日、イエスは弟子たちに、いつでも祈り、また答えられるまで祈り続けることを教えようと、一つのたとえを話されました。 「ある町に、少しも神を恐れず、人を人とも思わない裁判官がいました。 同じ町に住む一人の未亡人が、たびたびこの裁判官のところへ押しかけ、『訴えられて困っています。どうか私を守ってください』と願い出ました。 4-5 裁判官はしばらくの間、相手にしませんでしたが、あまりのしつこさに我慢できなくなり、心の中でこう考えました。『私は神だろうが人間だろうがこわくないが、あの女ときたらうるさくてかなわない。しかたがない。裁判をしてやることにしよう。そうすれば、もうわずらわしい思いをしなくてすむだろう。』」 主は続けて言われました。「このように、悪徳裁判官でさえ音を上げてしまうのなら、 まして神は、昼も夜もひたすら訴え続ける信者たちを、必ず正しく取り扱ってくださるはずです。そうは思いませんか。 神はすぐにも答えてくださるのです。ただ問題は、メシヤのわたしが帰って来る時、いったいどれだけの人が信仰を持って祈り続けているかです。」

Japanese Living Bible (JLB)

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