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Old/New Testament

Each day includes a passage from both the Old Testament and New Testament.
Duration: 365 days
Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)
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へブル 11:1-19

神の忠実さにある私たちの信仰

11 「信仰」(神とイエスの「忠実さ」によって生まれた関係と神の約束に対しての私たちの信頼)とは、私たち人間が望んでいることを現実にするものであり、神が約束している未だ目にしていないもの全てを保証するものである。 神はこの様な信仰を持って生き抜いた先人たちのことをとても嬉しく思っている。

信仰は私たちに、神の命令1つでこの世を造り上げたという知識を与えてくれる。要するに、私たちが今見ているものは見えないものによって造られたということだ。

「アベルの信仰」

兄弟であるカインとアベルは、各自別々の捧げものを神の前に持って来た。しかし、アベルはより優れた捧げものを神に持って来たのだ。なぜなら、アベルは神に信仰を置いていたからだ。こうして神はアベルの信仰を見てアベルを良い男だと言った。後にアベルは殺されるが、死んだ後も彼の信仰ゆえに彼のことは今でも語り続けられている。——【創世記4:1-8より引用】

「エノクの信仰」

エノクは死を迎えることなく突然この世から引き抜かれた。彼がこの世からいなくなる前に聖書ではこの様に言われている。「エノクは神に喜ばれている男だった」と・・・その後、彼がどこに行ったのか知る者はいない。なぜなら神がエノクを引き上げ、エノクは神のそばにいるからである。なぜこんなことが彼の身に起きたのかといえば、それは全て、彼が自分の信仰を神に置いたからだ。——【創世記5:21-24より引用】

信仰がなければどんな人であろうとも神を喜ばすことは出来ない。誰でも神の元に来る者は、私たちが話しているこの神が真実で、生きている神であると信じている必要がある。 そして、その様な人、すなわち神の導きを求め、神への祈りを決して止めない人々に神は報酬を与えるのだ。

「ノアの信仰」

ノアは、まだ見たことのないこれから来る出来事を神から告げられ、警告を受けた。しかし、ノアには信仰があり神を尊敬していたので、動じることなく自分の家族を救うために巨大な舟を造り上げた。信仰によってノアはこの世が間違っていることを示し、信仰によって神に正しいと認められた者たちの仲間入りとなったのだ。——【創世記9:8-17より引用】

「アブラハムの信仰」

アブラハムはどうだろう?神はアブラハムに約束を与え、今住んでいる場所を離れて別の土地に向かえと言った。アブラハムはその土地がどこにあるのかも知らなかったが、神のことばに従い出発した。なぜならアブラハムには信仰があったからだ。 彼は神が約束し、与えてくれたその国に外国人として住み始めた。これが出来たのもアブラハムには信仰があったからだ。こうして同じ約束を受け継いだイサクやヤコブと一緒にテントを張って暮らしたのだ。 10 アブラハムは堅い基礎のあるみやこを待ち望んだ。神によって計画されて建てられるみやこを待ち続けたのだ。——【都とは、神の国民が集まる街のこと】

11 アブラハムと彼の妻サラは年をとり、サラは子供を産むことが出来ない体になっていた。それでもアブラハムは神に信仰を置き、神の約束が果たされることを信じたのだ。すると神は2人を子供が出来る体にしてくれた。 12 アブラハムは高齢で、もうそろそろ死を迎えてもおかしくない頃だった。それにもかかわらずこの1人の男、アブラハムから空に輝く星の数ほどの子孫を作り出すだけのキッカケを神が与えてくれたのだ。多くの人々がアブラハムから枝分かれして誕生し、それはまるで海岸の砂粒のような光景だ。

13 彼ら全員は死ぬまで忠実であり、生き抜いた。しかし彼らは、神が約束したものを得られなかった。それでもその約束を見ることができて、将来それが果たされることを知って喜んだのだ。彼らは自分たちがこの世ではただの外国人であり、よそ者であることをきちんと受け入れていたのだ。 14 この様なことを受け入れることが出来る人々というのは、いずれ彼らの国が訪れることを切に待つのだ。 15 もし以前住んでいた故郷のことばかりを考えていたら、彼らはすぐにでも故郷に帰ることが出来たはずだ。 16 しかし彼らはもっと良い天の国が訪れるということを待ち望んでいたのだ。神は彼らのことを誇りに思っていた。そして、彼らが「この方こそ自分たちの神である」と神を呼んでいたことに対しても、神は何の恥も持たなかった。そして、神は彼らのためにそのみやこを与える準備をしていったのだ。

17-18 神はアブラハムの信仰を試したこともあった。アブラハムの息子であるイサクを生贄いけにえとして神に捧げろと言ったのだ。信仰ゆえにアブラハムは神のことばに従った。その時、既に神はアブラハムに約束を与え、イサクからアブラハムの子孫が広がり、繁栄することになると告げていたのだ。しかしそれにも関わらず、アブラハムはたった一人の自分の息子を神に捧げようと準備に取り掛かった。アブラハムがこの様な行動がとれたのも信仰を持っていたからである。——【創世記21:12より引用】

19 アブラハムは信じていたのだ。神が死者たちを再びよみがえらせることを。事実、神はアブラハムが息子イサクを殺そうとしていることをやめさせると、それがあたかも死からよみがえった様になったのだ。——【創世記22:1-19より引用】

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