Old/New Testament
奴隷への特別な指導
6 奴隷である全ての者は、自分の主人にあらゆる面で尊敬の念を表すべきである。そうすることで、どこからも神の名を、また神の教えを非難する者が現れないはずだ。 2 主人が神を信じる人である場合、主人も奴隷も神の兄弟であることには間違いない。だからと言って主人を軽んじても良いのだろうか?そんなことはない!それどころか主人のために、より尽くすべきなのだ。なぜなら神を信じる者を助け、愛し合うべきだからだ。
これこそが全ての人によく教え、指導すべきことだ。
お金に関すること
3 中には異なる教えを受け入れて王であるイエス・キリストからくる真理にうなずかない者もいる。神を敬い喜ばす教えを拒否し、私たちを引き上げる真理を受け入れないのだ。 4 彼らは自分が知っている知識に誇りを持っているが、まったく何も理解していない。彼らはディベート好きで、口論し合うことが大好きだ。まるで何かの病気にかかっているかのようだ。こうして彼らは嫉妬心、言い争い、侮辱、悪意のある疑いを運んでくる。 5 悪意が入り、乱れた彼らの頭は混乱し、いつも口論を引き起こす。真理の理解を失った彼らは神を敬うふりをするのが豊かになる方法だと思っているのだ。
6 神を敬う生き方は、実際に人々を豊かにする。なぜなら、そういう人は今持っているものに満足して生きるからだ。 7 私たちがオギャーとこの世に生を与えられた時、私たちは何も持たずに産まれてきた。そして死ぬときも同じだ。何も持って行くことはできないのだ。 8 だから食べる物と着る物さえあれば満足なのだ。 9 大金持ちを夢見る人はもうけ話に目がなく、誘惑の罠に引っかかってしまう。愚かなことに自分や周りを傷つけるものを欲しがり、人生をズタボロにするのだ。 10 お金を愛する者は、あらゆる悪の始まりだ。私たちの中にはお金に導かれ、信じる者から引き離されていった人たちもいる。そんな人は、自分の身を刺し通す激しい痛みと悲しみへの第一歩を踏んでいるということなのだ。
重要事項
11 だが、お前は神に属する者だ。だからこれら全てのものから逃れ、正しいこと、良いことに熱心に励むのだ。神を敬い信仰で生き、人を愛して根気強く、人にやさしく大きな心を持つのだ。 12 そして信仰のために戦い続けること。その価値ある戦いに勝つために全力で取り組むのだ。そう!永遠のいのちを手放さず、持ち続けるのだ。お前がイエスに対しての信仰を告白した時、その時にお前は神によって選ばれ、神のものとされた。このことは素晴らしい真実であり、お前が全ての人に包み隠さず話していることだ。 13 ポンテオ・ピラト総督の前で大胆に証したイエス・キリストと、全ての者にいのちを与えてくれた神の前で、私はお前にこう命じる。 14 自分に任されたその行いを失敗せず、怠けずに行いなさい。そうすれば王であるイエス・キリストが再びこの世に現れる時に誰からも非難されずに済むだろう。 15 その時がいつなのかは神が定めている。最も偉く、唯一の統治者。王の王であり、全ての上に立つものである。 16 唯一の神は朽ちることもなく、決して死ぬこともない。彼は光の中に生きていて、その光はまぶしすぎて誰一人として近づくことができないほどだ。誰も彼を見たことがなく、見ることはできない。全ての名誉と力が彼の一部だ。永遠に。アーメン。
17 この世で生きる上で大切なポイントを金持ちたちに命じなさい。傲慢になるな。お金に希望を持つのではなく、神に希望を持ちなさい。お金は信頼できないが、神は私たちを寛大にケアしてくれる。神は私たちを楽しませる全てのものをくれるのだ。 18 また、お金持ちの人には良いことをするようにと教えなさい。良いことでお金を稼ぐように教えるのだ。そして与えることや、一緒に共有することを楽しめるように教育するのだ。 19 そうすれば、自分のために永遠の宝を天にたくわえることになる。これこそ未来に備える、ただ1つの絶対的な安全な投資なのだ。彼らはこれからやって来る時代で真の人生を手にすることができるのだ。
20 テモテよ!神から託された任務を全うしなさい!お前は神からたくさんのものを任されている。だからそれをきちんと守り抜くのだ。神のことばではなく、くだらない話をしている者、お前に知識を用いて口論を仕掛ける者からは離れるのだ。その知識とやらは、まったく知識ではない! 21 深い知識を持っているというやつらの考えは、私たちが信じるものとは完全に違う。
神の恵みがお前にあるように私は祈っている。
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