Old/New Testament
光に注目しよう
(ルカ8:16-18)
21 イエスは彼らに言った。「ランプを取って、そのランプを器やベッドの下に隠したりしないよな?ランプはランプ台にのせるはずだ! 22 隠されているものは全て明らかにされる。全ての秘密は明らかにされるのだ。 23 私のことばが聞こえる人は、聞いてくれ! 24 その耳に聞こえていることについて深く考えてほしい。注意を払えば払うほど、理解力が増すようになる。そして、お前たちにはもっと与えられる。 25 ある一定のことであっても理解していればより多くを受け取るようになる。しかし、その理解が少なければ、持っているわずかな量さえもその分を失ってしまうのだ」
種についての物語を使う
26 それからイエスが言った。「神の王国は畑に種を植える男のようだ。 27 なぜ、どのようにして成長したかなどさっぱりな農夫をよそに、種は昼も夜も成長する。農夫が寝ていようが、起きていようが関係ない。 28 大地は、人の助けがなくても穀物を実らせる。最初に種は苗になって、穂がなり、穂の中には多くの実がなる。 29 穀物が実をつけた時、人はその実を刈り取る。これぞ収穫の時だ!」
神の王国はどんな国?
(マタイ13:31-32, 34-35; ルカ13:18-19)
30 それからイエスが言った。「神の王国を表すのに何が使えるかな?何と比べらることが出来るだろうか? 31 神の王国は、からし種のようだ。この地で植える種の中でどの種よりも小さい。 32 だが、お前たちがその種を植える時、自分の庭にあるどの植木よりも大きく育つ!鳥たちが木陰に巣を作れるほどの十分な大きさの枝がなるのだ!」
33 イエスはこのような多くの例え話を使って人々に教えたが、ほとんどの人がこれらの例え話を理解できなかった。 34 イエスはいつも物語を使って人に教えたが、弟子たちだけになると、彼らに全ての物語の解説をしたのだ。
イエスが嵐を止める
(マタイ8:23-27; ルカ8:22-25)
35 その夜、イエスは弟子たちに「湖を渡ろう」と言った。 36 そこで彼ら弟子たちは、群衆を後にしてすでに舟の中に戻っていたイエスと合流した。イエスの乗っていた舟の周りには数隻の舟が一緒に浮かんでいた。 37 すると湖に強風が吹いてきた・・・波が舟の横側から勢いよく入ってくると、舟は水でいっぱいになってしまった。 38 一方、イエスは舟の後ろにいて、枕に頭をのせて寝ていた。弟子たちはイエスを起こして言った。「イ、イエズッ!俺たちのこと気にしてねぇのかよ?このままじゃ、溺れちゃうって!」
39 イエスは立ち上がって、風と水に命じた。「静かにしろ!静まれ!」すると、風が止んで、湖が静まった!
40 イエスは弟子たちに言った。「お前たちは何を怖がっているんだ?まだ信仰を持てないというのか?」
41 彼らは足をガクガクと震わせながら、お互いに話してこう言った。「こ、こ、この方って・・・いったいどんな人なんだ?風や水までもが、彼に従ってるぞ!」
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