Old/New Testament
2人の主人に仕えることはできない
(ルカ12:33-34; 11:34-36; 16:13)
19 この世で自分のために宝を貯えるな。そこには蛾がたかり、サビがそれらを腐らせてしまい滅ぼしてしまう。お前の家に泥棒が侵入し、盗むことだってできる。 20 その代わりに、自分の宝を天に貯えろ!そこなら、蛾やサビによって滅ぼされることも、泥棒に侵入されて盗まれることもない! 21 お前の宝があるところにお前の心があるからだ。
22 お前が人々をどう見るかが、本当のお前を映し出す。もしお前が欲を持つことなく人を見るなら、お前は光に包まれる。 23 だが、もしお前が欲を持ち、その人を見るなら、お前は暗闇に包まれる。お前の中が全て暗闇に染まってしまえば、お前は暗闇でも最悪な暗闇を持っているということになる!
24 同時に2人の主人に仕えることはできない。必ずどちらか一方を憎み、どちらか一方を愛す!また、どちらか一方に忠実になり、どちらか一方を気にもしない。神とお金の両方に仕えることはできないのだ。——【マモンとはお金で人を操る悪魔】
神の王国を1番に
(ルカ12:22-34)
25 だから食べ物や飲み物、格好のことでいちいち心配するな!人生は飲み食いする以上の価値があり、お前には着るもの以上の価値がある。 26 鳥を見てみろ!種も蒔かず、刈り入れもせず、収穫を収める倉もないにも関わらず、ゆうゆうと暮らしていられるのは神が養っているからだ。神にとっては、鳥たちよりお前たちのほうが遥かに大切だ。 27 それに心配したところで寿命は1秒たりとも伸びやしない。
28 なんで自分の着る服を心配する?野の花がどう成長するかを見てみろ!彼らは自分のために仕事も服も作ったりはしない。 29 偉大で大金持ちであったソロモン王でさえも、これらの花ほど美しく着飾ってはいなかった。 30 そう!1日生きて次の日には火に投げ込まれる野原の草でさえも、神は美しさを与えている。もし神がそんなにも草に気をとめているのであれば、神がお前の面倒を見てくれることに確信ができるはずだ。お前は神をもっと信じる必要がある!
31 『何を食べようか?』『何を飲もうか?』『何を着ようか?』と言って心配しなくていい。 32 それは、神を知らない人々が常に考えていることだ。心配するな!お前の天のお父さんは知っている。お前がこれらのことを必要としていることぐらい。 33 お前が1番気に留めるべきことは、いつでも神の王国であるべきだ。そして、神が正しく良いことだと考えるものに目を向けるべきだ。そうすれば、神はこれら全ての必要な物をお前に与えてくれる。 34 だから、明日のことを心配するな。明日のことは明日が気にかけてくれる。心配事はその日だけでも十分に存在するはずだ。
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